岩山と砂漠の広がる次元世界に、その一角を被う結界が存在していた。

そして結界の内外で、激しい戦闘が繰り広げられていた。


『二つの影 二つの運命』


結界の内側で、二つの影が飛び交う、幾度も衝突する中で、幾つも在る岩山を削り取っていく。
飛び交う雷と、吹き荒れる風、衝突している影は二人の少年だった。

風の方の少年は、舌打ちをしながら攻め立てるが、雷の方の少年はそれを受け止め、斬り返して来た。
それに風は、幾度もの驚愕を受けて距離を取った。
そして困惑の入り交じった眼差しで、風の少年…斬は、以前戦った雷の少年へと視線を向ける。

「……どうなってんだ……?」
そう言い、白銀の太刀を握り直した。



結界の外側、少し離れた位置で二人の魔導師らしき影が争っていた。
こちらは結界内の二人と違い、激しい衝突は無いが、それでも熾烈を極めた戦いになっていた。
片方は手首の辺りより鎖を放ち、もう片方は袖口から縄のような物を放っていた。
そうして鎖と縄は攻めぎ合っていき、互いを弾き合う。

片方は、鎖を携えし少年ユーノ・スクライア
もう片方は、目深に外套とフードを被った謎の魔導師

「…小手調べはここまでかな…」

すると今まで一対一だった鎖と縄だったが、魔導師は縄を三本に増やした。
なんとか受けたが、一本逃してしまい、ユーノに向かって来た。
それを紙一重で避けると、背後に在った岩山が意図も簡単砕け散った。
その威力にユーノは唖然とした。
もしも直撃したら、無事では済まない。
ユーノも鎖を増やして応戦して行く。



突如として起こったこの事態、始まりは昨日に遡る。

その日のユーノはクロノに呼び出され、とある遺跡探索の任務を言い渡されていた。
そして念の為に、斬と一部の武装隊達が護衛として着いていく事になった。

次の日、遺跡最寄りの転送ポートから遺跡に行く途中、もう直ぐ遺跡と言う所に差し掛かった所で、突如落雷が発生した。
斬とユーノは咄嗟に防御が間に合ったが、武装隊は全滅してしまった。
仕方無いのでユーノが転移魔法で、武装隊員達をポート近くの基地に送り、辺りを見回していた。
すると斬とユーノを隔てる形で結界が展開され、現在の状況に至る。



斬は結界内で行っている戦いに、疑問を覚えていた。

(……妙だ……っ!)

そう思いながら一刀を放った。
それは難なく防がれた。

「……っ!」

そして、先程とほぼ同じ一刀だか、やや遅めの一撃を放った。

「…――ッ!」

だが途中で、剣閃を切り替えた。

「!」

しかし、それでも受けた。

「!?」

斬はそれに顔を歪めた。

斬の予想が正しければ、相手が本当にあの少年なら、今の攻撃を受けきれる筈が無い。
さっきのはフェイントを交えた攻撃だった。
以前戦った時の少年は、実質的に戦闘経験が殆ど無かった。
それが僅か一月足らずで、ここまでの接近戦闘を出来るようになる等、普通は有り得ない筈だ。

(……一体……)

斬は疑惑を巡らせる。

「牙神、どう思う?」
《ああ、私も妙だと思う》

手にした刀が返答を返した。
斬は念の為に牙神を使っていた。
だがそれなら尚の事、妙としか言えない。
融合までしてはいないが、牙神を使っている分、飛鳥を使うより魔力効率もかなり良い筈だ。
更に斬自身、一月前と比べても実力は上がっている。

「……別人か?」
《だが、どう見ても奴本人に見える》
「……だけど、この感じは変だ……」

斬は何かを感じ取っていた。
それが何かは解らないが、少年から感じる威圧感から、別人だと感じていた。

(……何だろう……)

以前にも立ち合った何かを、思い出させる。

……だが……

(……まさかな……っ!)

頭に浮かんだ予想を打ち消しながら、斬撃を撃ち出した。
しかし、簡単に相殺された。
斬は疑問を深目ながらも戦いを続ける。



結界の外では、悲惨な状況が巻き起こっていた。

「わぁぁああっ!?」
《ひゃぁぁあっ!?》

ユーノは逃げ回っていた。
それはそうだ、こちらはやっと岩が砕ける程度なのに、向こうは簡単に岩山を粉砕している。
辛うじて、鎖で弾いて反らしたりしているが、とてもじゃないが止めきれない。
その為に走ったり飛んだりしていた。
相手は本気を出し始めたのか、最初の拮抗した後は全く無い上、攻撃する手を六つにした辺りから、全く動かなくなっていた。

「…こ…小手調べって…本当にさっきまで遊んでたんだ…っ!?」
《…でも…まだ…よ、余裕を感じますよ…っ!?》

気付けば真隣に在った岩山が、一瞬で切り崩されて、瓦礫が六つの脅威と共に降ってきた。

「…ぇ…っ?」

瞬く間に、その場が砂塵に包まれた。


「………」

魔導師は見え隠れしている瞳で、ユーノを見詰めていた。

「……悪くないな……」

その瞳は、とても楽しそうだった。


「…う…ぁ…っ…!」
《だ、大丈夫ですか!?》
「…うん…ありがとう…」

ユーノは何とか無事だった。
鎖をネット状に広げ、瓦礫を防いだからだ。

「……?」

砂煙が晴れていくと、光る何かが見えた。

「…あれは……っ!?」

さっき降ってきた脅威だ。
よく見れば自分を囲むように六つ共、地面に突き刺さっている。

そしてそれが……

「…へ…?」

急に螺旋状に地面を抉り出し……

「…う…っ…あぁぁぁっっ!!?」

……足場を粉々に粉砕した。


「……しぶといな……」


「…た…助か…た…っ!」
《…危機一髪でした…》

ユーノは飛び上がり、直ぐ傍の足場に着地し、また走り出した。

《マスター、向こうが上に居るんですから、飛んだ方が良いんじゃないですか?》
「そうしたいけど、空中だと多数からの全方囲一斉攻撃なんてされかねないよ」

こうなると、当分走り回るしかない。

《でもそれだと攻撃が…》
「そうなんだけど……一つだけ手が…」


「………」

魔導師は依然として、岩山からユーノの姿を見下ろしている。
「…来たか…」

ユーノは飛行魔法を使いながら、岩山の壁面を駆け上がってきた。
これなら少なくとも、足元からの攻撃は無いと考えたのだろう。

「…甘い…っ!」

しかし魔導師は、易々と岩山を貫通しながら、多方向からユーノを狙って来た。

「!」

そして、ユーノを全方位から囲んだ。

「……?」

しかしその時、ユーノは……

「―――ッ!」

……笑っていた。

「フォースインッ!」
《『チェーンホイール』ッ!!》

ユーノの身体を、鎖が高速回転しながら包み込んでいく。
そして向かって来た攻撃を全て弾きながら、魔導師に突っ込んだ。

「………」
「うぉぉっ!」

そして鎖を槍に錬成し、魔導師に突き出した。

「…ふ…っ!」

すると、穂先に掌を翳してから側面に裏拳を当て、簡単に流した。

「…な…!?」
「…この程度………五年早い…っ!」

……何か間が有った……

「……っ!」

しかしユーノはまだ笑っていた。
右手から出ている槍は防がれた。

……そう……右手は……

「いけっ!」
「!」

左手のリストチェーンから、鎖が伸びて魔導師を捕らえた。

「!?」
「よしっ!」
《やりました!》
「迂闊……いや、流石と言うべきだな、ユーノ・スクライア…」

魔導師はため息を吐きながらそう言った。

「イリスの鎖に捕まったら魔法は使えないよ」
《抵抗は無駄です!》

そう、イリスの鎖は魔力結合を阻害する。

「……知ってるよ、魔力が消えるんだろ?」

しかしそれでも、魔導師に慌てた様子は無かった。



「うっぎっあぁぁぁっっ!!?」

結界内に絶叫が響き渡る。
少年が駆けた後の足場が、荒々しい物に呑まれて瞬く間に粉砕していく。

「…なかなかしぶといな…」
《ああ、だがあれは…》

斬と牙神は確信していた。

「…何だ…」
「!」
「…これ……!?」

気付けば斬は、圧倒的な速度で背後に居た。
そして、吹き荒れる風と魔力を纏ったそれを降り下ろした。

――『飛王刃』――ッ!

巨大な魔力刃を放った。
少年は辛うじてその魔力刃避けたが……

「…な…っ!?」

魔力刃が走った後を見て絶句した。
そこに在った岩山の半分以上が消し飛び、砂漠にも亀裂が走っていた。

「!?」

そして、斬の方を振り返って更に驚愕した。

「………」

周囲一帯を包み込むような凄まじい風
そしてそれが取り巻くように佇む斬の姿が有った。

「…おいおい…」

その斬の姿は先程と違い、銀髪に真紅の瞳だが、それだけで無く羽織っているコートも変わっていた。

「…なあ…」
「?!」
「…何時までそうしている…?」
「………」

コートは白と黒が反転し、白地に黒のラインが走った仕様に成っていた。

「…悪いが…」

斬が刀を少年に突き付ける。
すると刃が風に包まれていき、白銀の魔力光を纏った。

「…直ぐにケリを着けたが…『そのまま』だと本当に直ぐだぞ?」
「!」

少年は顔を歪ませた。
それは驚愕で有って――ッ!

「……流石だよ…!」

――歓喜だった――ッ!!

「流石は『彼女』の半身だね?」
「!!?」

今度は斬の顔が驚愕に歪んだ。

「……何で……ま…さか…っ!?」

その顔を見て、少年は笑みを浮かべながら身体が霞んでいく。

「待てっ!」
「別に逃げないよ…」

……そして霞んだ先から……

「?!」
「…ただ『こんな姿』じゃあ戦い辛いから…」

……少年の身体が……

「…一旦…『戻る』だけさ…」

……変質していった……

「!?」

……そして斬はその様子を……

……呆然と眺めていた……

「…ぁ…っ!」
《マスターっ!?》
「…悪いが…」
『!?』

……その場に響いたのは……

「…私には…」

……魔導師の非情な通告と……

「…意味が無かったな…っ!」

……鎖が砕け散った音だった……

「…な…っ!?」
《…う…嘘っ!?》

そしてユーノは、腹部に何かが叩き込まれていた。
それは、水晶のような……

「…ぐ…っ?」

その塊は、細かく散って無くなっていった。

「……特に…」
「……っ!?」
「……そんな錆びた鎖ではな……!」

しかし、ユーノにそれを考えている暇は無かった。

「―――ッ!」

……一瞬何が起こったのか、ユーノには解らなかった。
ただ解った事は――

(……痛い……っ!)

全身に鈍い衝撃が走った事だけだった。

「……何だ……」
「!?」

背後から魔導師の声が響いた。
しかし振り返っても誰も居らず……

「……見込み違いか…?」

更に後方から声が聞こえた。

「……ぇ…ぁ…っ!」

……とても鈍い音が聞こえた……

……それは……

……何かを貫いたような……

「………っ!」
《……パパ……?》

ユーノはゆっくりと視線を下ろした。
すると、自分の胸から細長い何かが突き出していた。
先程の塊と同じ、水晶のような何かが……

《…あ…ああ…っ!》

そしてユーノは、その場に崩れ落ちた。

《ユーノパパ!?》
「…ぐ…っ!」

僅かに呻き声を漏らしながら、胸を押さえている。
その胸からは、止めどなく血が流れ出していた。

「……無様だな……」
「がぁっ!?」

しかし魔導師は、そんな事を呟きながら、ユーノを足蹴にして来た。

「まあ、所詮はこの程度か…」

そう言い、ユーノの背を踏みつけ、地面に押さえ付ける。

「……どうした、立たないのか?」
「…こ…の…っ!」

ユーノは足を払い除けて立ち上がろうとした。
しかし、どれだけ力を入れても、魔導師の足は持ち上がらなかった。

「おい、何をしている?」
「…な…っ!」
「ちゃんと力を入れろ、それとも入れてもそれだけか?」
「…ぐ…!」
「……っ!」

僅かにだが足は持ち上がった。
しかし、魔導師が少し力を強めると、途端に地面に押し付けられた。

「ぐぁ…っ!」
《やめて下さい!パパはもう…》
「…つまらないな、急所は外してやったのに、もう駄目なのか……!」
「…が…っぁ…っ!」

ユーノの身体から、何かが軋む音が響き渡った。

「……もう良い、止めだ!」
《パパっ!?》
「……っ……!」

ユーノはもう呻き声も出せない、このまま踏み潰されてしまうか……

「…そうだ…」
「……?」

不意に、魔導師が喋り出した。

「お前を始末したら、他の奴らを相手にするのも良いかもな?」
「…っ…」
「例えば、あの白い砲手とか…」

ユーノは目を見開いた。

「…白…い…?」

……白い砲手とは……

「…なの…は…っ!」
「そうそいつだ、そいつの相手をしたら面白いかもな?」
「!」

なのははまだ療養中で魔法の使用は禁止されている。
だが、自分のように親しい者に何か有ったら……

「…っ…!」

きっと、居ても立っても居られない。
例え自分がどうなっても……!

「…そ…っ…」
「?」
《パパ?》
「…そ…んな…事…っ…!」

……ユーノは、持てる力を振り絞り……

「……させない!」

……足を払い除けて、立ち上がった。

「!?」
「うわぁぁぁっ!」

そしてそのまま殴り掛かった。

(速い!?)

ユーノは、今までとは段違いの速さで、拳を突き出した。

「…っ…!?」

魔導師は受け流しはしたが、その拳は岩を粉々にした。

「…これは…っ!」

それを見て、魔導師は笑みを浮かべながら殴り返した。
しかしユーノは、その拳を受け止めた。

「………」
「やっぱりか…っ!」

そう言いながら蹴りを繰り出した。

「……ぐ…っ…!」

ユーノはまともに喰らったが、そのまま魔導師の腕を引っ張り込んで殴る。

「ちっ!」

魔導師は空いている手で防いだが、威力を殺し切れずに打ち上げられた。

「…くっ…!」

ユーノを見ると、手を掲げていた。
そしてその先に、何かを錬成している。

「………」

思わず呆然とそれを眺めていたが、それは……

「…な…っ!?」

見るも巨大な――槍――ッ!

「はぁぁぁあっ!」

そしてユーノは、その槍を魔導師に叩き込んだ。

「!」

砂柱が立ち上り、周辺に衝撃が響き渡った。



一方の結界内は、幾度の衝突の後、今現在は静まり返っていた。

「………」
「………」

しかし向かい合う二人は、とても険悪な雰囲気だった。
少なくとも、斬はそうだった。

「……お前……」
「………」
「……何なんだ?」

斬は、恐る恐ると言った感じに、相対する少年に問い掛けた。

「僕?」

しかしそれは、この場に居れば……さっきまでの少年を見ていれば、誰もが思う疑問だ。

「……僕は……」

しかし、その少年は楽しそうに……

「……君だよ……?」

……そんな言葉を返した。

「……これは……」

……その少年の出で立ちは……

「……絶対の……」

……白髪に白い着物と白い瞳に……

「……真実だ……!」

……斬に近い面影を持つ……

……斬と対照的な出で立ちの少年……

「……訳が解らん……」

斬はそう言いながら、牙神を構え直す。

「…まあ…――」

すると、少年の身体が崩れて行き……

「――…そうやろな…?」

……変わった。


《なっ!?》
「…またか…!」

……その姿は……

「いくでっ!」
「…ちっ!」

しかし、斬は舌打ちをしながら距離を取った。

「…何を…っ!」
「やってられるか!」

そう言いながらも結界に向かう。

「無駄や!生半可な攻撃で結界は…」
「!」



結界外で、ユーノは呆然としていた。

「…え…と…?」

視線を反らして岩を見ると、粉々になっている。
これをやったのは自分だ。

「………」

そして視線を戻して前を見ると、クレーターのようなものが出来ている。
これも自分がやった。

「…イリス…」
《…はい…》
「…これって…?」
《私の能力を使ってはいましたが、やったのはユーノパパですね…》
「………」

ユーノは額を押さえた。
無我夢中とは言え、何で自分がこんな事を出来たのか解らなかった。

「……そうだ、結界…!」

結界内には斬が居る。
多分平気だが、早く助けた方が良いと思い、ユーノは結界に向かう。

「…おい待て…」

しかし背後から待ったが掛かった。

「…へ…?」

……振り返ると……

「…まさかあんな物で、私を殺れると思ったか…?」

所々結晶のような物が付いている外套を羽織った魔導師が、クレーターから出て来ていた。
そしてクレーターからは、白い煙のような物が立ち込めていた。

「………?」

先程の攻撃の影響で、フードから顔が幾分か伺う事が出来た。

「……女の子……?」

魔導師はユーノとそう歳の変わらない少女だった。
ユーノは注意深く彼女を見た。
吐いている息が白く見えるが、それよりも気になる事が有った。

「……え……?」
《……ユーノパパ?》

ユーノは少女の顔に見覚えが有った。
何かとても印象的な……

「……どうした、私の顔に何か…?」

少女はフードから覗く金色の瞳を軽く細めた。

「……今のは中々見事だったぞ?」
「?」
「…やはり…」

そして魔導師は、何の気なしに言った。

「……本当に大切なものは無くなってから解る……だがそれでは遅いからな……」
『!?』

ユーノとイリスは目を見開いた。
その言葉は……

――その時――

『!?』

何かが砕けるような甲高い音が響いた。
音の方向を見ると、結界から細長い何かが伸び、そこから結界が崩れていくのが見て取れた。

そして結界内から出て来た二つの影……

「…斬!」

一人は斬だった。
もう一人は……

「…ぇ…ええぇっ!?」
《なな、何で居るんですか!?》

その人物に、ユーノとイリスは目を見開いた。

「………」

しかし、ユーノの傍に降り立った斬は、それ以上の衝撃を受けていた。

「……お前は……」

斬は少女を見つめている。
最初はただ見ていただけだったが、次第目が見開かれていき、驚愕の表情に変わった。

「…ま……さかっ…!」

その少女は、胸元に手を入れて何かを取り出した。

「!?」

取り出されたそれを見て、斬の疑惑は確信に変わった。

「……葉月……?」
「……久しぶりだな…斬…っ!」

そしてお互いに、名前を呼び合った。


――永きに渡る宿命は――


――この場に置いて――


――再び交わった――ッ!!



あとがき


はい、物語の佳境に入ろうとしている十八話でした。
雷の少年が違う少年になってますが、最初から違う人でした。
まあ、予想は付くでしょう。

そして謎の魔導師、名前が判明!
そして斬は!?
そんでもってユーノ、あくまで親しいだけか?
後、胸刺されてただろお前っ!?

次回!!

震撼するアースラの面々!
斬と葉月の関係は!?
はやての立場は!?
そして明かされる斬の……!!

………はやてって健気ですな―――





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