――向かって来る―― ――黄色い雷撃―― ――そして―― ――視界一面に拡がった光―― ――その光は―― ――強い山吹色が交った―― ――とても色鮮やかな緋色だった―― 「――へ――?」 《――誰――ですか?》 ――その閃光の真っ只中に―― 『神の名を持つ二人』 ――少し前―― 「こっちなのかシャマル!?」 「間違いないわ!」 その頃、結界に向かって飛んでいる影が数人居た。 「くっそっ!何で結界なんかあんだよ!?」 「私が知るか!それよりもその中に、主はやてがいらっしゃるかもしれないのだぞ!?」 「わーってるよ!!」 激を飛ばし合いながら、ヴォルケンリッターの騎士達が、シャマルの先導で飛んでいた。 この時間になってもはやてが帰って来ない為、シャマルに探索して貰ったら、近くに封鎖結界が張られている事が解った。 もしかしたら、はやてがその中に居ると思い、急いで向かっていた。 「見えたわ!」 目の前に結界が在った。 「あれだな!」 ヴィータが突っ込んで行く。 しかし、その前に魔導師達が立ちはだかった。 「な!?」 「何者だ貴様ら!?」 しかし、そいつらは無言で、デバイスを向けて来た。 「……関係ねえ……」 ヴィータが、グラーフアイゼンを握り直す。 「邪魔するってんなら!全員ぶっ潰す!!」 「……シャマル!援護を頼むぞ!」 「任せて!」 そして、シグナムもレヴァンティンを振りかざし、ヴィータに続いて、魔導師達を迎え撃った。 ――現在―― 少年は、雷が衝突する瞬間を眺めていた。 「……障壁張ってたし……融合騎は無事に回収出来そうだ……主はどうだか……」 そう言い、槍を肩に抱えていた。 「……?」 少年が、不意に視線を向けた時、一瞬だが何かが見えた。 「……っ!?」 次の瞬間に炎が巻き起こり、雷撃を弾きながら、はやてを包み込でいった。 「……嘘だろ!?あの強力なのを、一瞬で!?」 少年が驚愕している間に、炎が雷撃を防ぎ切っていた。 「……っ!」 炎の中、はやては閉じ込められて、身構えていた。 リインとのユニゾンも解けている。 「……はやてちゃん…?」 「?」 「熱く無いですよ?」 「…ほんまや…」 炎は、はやて達を包んでいるが、害意は見られなかった。 自分を雷から護ってくれた。 この炎はいったい? 「…シグナム…」 炎で真っ先に浮かぶのは、自身の家族のシグナムだが、目の前に佇んで居たのは…… 「…や…ないな…」 「…へ…?」 白いぼろ切れを纏って、緋色味を帯びた刀を手にした。 「…君は…」 黒髪の少年、 「……誰……?」 しかし、少年は何も言い返さない。 そして、ゆっくりと炎が引いていく。 「……シャークボルトの雷撃を防ぐ程の力……まさか!?」 目の前の炎が晴れて行く。 「……いや違うな…」 頭を掻きながら、槍を構えた。 「……お前誰?」 少年は、槍を突き付けながら言う。 「お前こそ誰だ?」 一方、此方の少年…神威も太刀を突き付けながら聞いた。 「お前が誰だよ?」 「お前も誰だよ?」 「お前が言えよ?」 「お前こそ言えよ?」 「お前から言えよ?」 「お前からだろう?」 ……そんな延々としたやり取りが、暫く続いた。 「……あの〜?」 「ん?まだ居たのか?」 「まだ居たって……」 すると神威は、しょうがないと言った風に、刀を振った。 「……へっ!?」 すると、はやてが炎に包まれた。 「きゃぁぁぁっ!?」 「はやてちゃ〜んっ!?」 二人は悲鳴を上げる。 「……落ち着け」 「落ち着いたら焼死して……あれ?」 「はやてちゃん!早く消さないと!」 「…いや…な?」 「…はい?」 「…温いだけやで…これ…」 「…へ…?」 リインも、恐る恐る手を触れる。 しかし火傷等はしなかった。 「…本当です…」 「これって……!」 「……痛みも取れて、多少はましになる……」 「!?」 「…そしたら離れてろ…」 『………』 神威は、刀で肩を軽く叩きながら、向こうの少年を見据えた。 「……そんなん!私も…」 「……さっき殺されかけてたのは誰だ?」 「………」 反論が出来ない。 この少年が間に割り込んで、雷撃を防いでくれなかったら、それまでだった。 「……うう…っ…」 「……別に無理強いはしないから、そこに居てもいいけどさ?」 「ほんま?」 「ああ、手は出すなよ?」 「う…うん…」 と言うか、そんな余裕は無かった。 「……にしても、物好きだな?」 『?』 ぽつりと聞こえた言葉に、はやてとリインは首を傾げる。 「……こんなとこに居たいなんて……」 「へ?」 はやてがその言葉を、理解する事は無かった。 「ちょっと待て!!」 「え!?」 何処からともなく、牙神が現れた。 「此処は駄目だ此処は!!」 「え!?え!?」 「誰ですか!?」 「誰でもいい!逃げるぞ!!」 そう言い、はやてとリインを抱えて、かなりの速さで、神威から離れて行く。 「あ…あなたは…てか、速っ!?」 「ふぇえっ!?」 「……よし!此処まで来れば…」 そう言い、結界端辺りのビルに降り立った。 「…あの…あなたは?」 「…それより身構えて置け…」 「へ?」 「何でですか?」 「それは……ん?」 「?」 牙神は、何かに気付いたように、リインを見つめる。 「…小人族…?」 「?」 「何故こんな世界に……しかも飛んでいる!?」 「え?あの…」 「…何故だ…」 そんな事を言いながら、リインを弄り始める。 「……あの〜?」 「ん?」 「…お話を…」 「ああ、すまない…」 はやてに振り向きながら、リインを投げ捨てた。 「……そ、それで、あなたは何者ですか?」 「ん?ああ、私は……」 「………」 「……そう言えば、私は何者だ?」 「はい?」 「な、名前も解らないですか?」 「牙神だが?」 「いやいや!解っとるやん!?」 「いやぁ、自分の正体をよく覚えていないんだ…」 牙神は愉快そうに笑って言った。 『………』 ……ずれてる…… ……この人…… ……見た目と裏腹にかなりずれてる…… ……そう思ったはやて達だった…… 「じゃ、じゃあ、こんなに離れた理由は?」 「ん?お前達に合わせて離れたんだが?」 「へ?」 「合わせた?」 「ああ、私はもう少し近くても平気だがな?」 対処も出来るし、と言って腕を組む。 「近くに居たらどうなるですか?」 「ん?良い質問だな、小人」 「小人じゃないです!」 「…………本当……か……!!?」 牙神はリインに、何か地味な驚きと、衝撃を受けていた。 「…説明…」 「ああ、すまない」 (……この人、見た目と言動シグナムに似とるけど、中身すずかちゃん見たいやな……) はやては、最初に格好良いお姉さんだと思ったのを、静かに撤回した。 「……まあ、危険だったからな……お前らが!」 (それって私ら限定なん!?) 「何が危険なんですか?」 「…あいつ…神威も最初に、離れろ見たいな事を言っていただろ?」 「う、うん…」 (あれ?居ったっけ?) 「……途中で気にしなくしたが、あれは『危ないから離れていろ』と、言う意味だったんだ」 「?」 「また言うなら……『巻き込まれるから離れろ』って事だな?」 『巻き込まれる?』 首を傾げるはやてとリインに、牙神はさも当然に言った。 「ん?神威はあの雷を防いだんだぞ? つまり、最低でもあの少年と同じくらいの力量と言う事だ」 「?」 「つまり、あれだけの威力が二つぶつかり合うだ……どれだけの衝撃が生じるか……」 『………』 二人は固まった。 確かにそうだった。 あのままでは、その衝撃に巻き込まれて、一溜まりもなかった。 「……ありがとうございました……」 「ああ…」 しかし牙神は、それでも警戒を解いていない。 二人の少年が、中空で向かいって居る。 「………」 「………」 この二人の共通点は、異常に悪い目付きだけだろうか? しかし、その瞳の奥底は、全く違った。 雷を従える少年は、澄みきった瞳をしていた。 そして、神威の瞳は… 「………」 淀んでいた。 淀み切り、その瞳は希望と言う言葉が欠けているように見えた。 「……っ!」 「!?」 神威より感じる異常な威圧感、少年はそれに気圧される。 「…くそっ…!」 少年は身構える。 しかし、神威は特に動じた様子は無い、流石と言うべきだろうか? (……く…っそ…っ!……何だよこいつは!?……何で邪魔すんだよ!?…てか、何これ?…僕と同じくらいの子供なのに……何か全然違う……) すると、自分の中から呻き声のような物が聴こえた。 (……シャークボルト!?お前何びびってんだよ!?) どうやら、シャークボルトも神威の危険性を感知したようだ。 「…なあ…」 「!?」 「…退いてくれないか…?」 「は?」 「…出来れば子供は斬りたく無いんだよ…」 「はぁ!?」 「…だから退いてくれると楽なんだが?」 「………」 神威は、嘗めて居た。 この少年を嘗め切っていた。 てか、完全に見下していた。 「…ふ…」 「?」 「…ふざけんじゃねぇ!!」 「は?」 槍が雷を纏う。 「だぁぁぁあ!!」 「…しょうがない…」 襲い掛かってくる少年を見て、神威も刀に炎を纏った。 「―――ッ!」 そして迎え撃つ。 『おおぉぉぉぉっ!!』 雷光と火炎がぶつかり合い、瞬く間に弾け、その衝撃が空間を包み込む。 「…ちっ!」 「……っ!」 弾き合って離れ、飛び交って撃ち合って行った。 「雷光!」 「りゃっ!」 更にミドルレンジで、砲撃級の撃ち合いになった。 「ぎぎぎ……っ!」 「…………っ!」 そのまま相殺、その爆煙に紛れて神威が接近し、組み合う… 「りゃ…」 「……」 「…あっ!」 「…ほ…」 「…え…?」 しかし、刀と槍の柄が噛み合った瞬間、神威は重心をずらして前転した。 「…な…ごっ!?」 そのまま、脳天に踵落としを見舞った。 「…ご……がぐっ!…この!」 御返しにと雷撃を放つ。 「ん?」 簡単に弾いて、その辺で爆発が起きた。 はやてとリインは、唖然としていた。 「……な、何ですかあれ!?」 「神威だが?」 「そう言う意味とちゃう!」 「凄いスピードですよ!?」 この遠距離から見ていても、かなりの速さで動き回っていた。 その移動範囲は、近距離では追いきれないだろう。 「二人共、互角の速さですね」 「いや、互角ではない…」 「え!?」 そう、相手は雷だった。 雷に速さで勝つなんて…… 「よく見ろ」 『?』 「だああっ!」 「っ!」 「ごっ!?」 顔面に拳が叩き込まれた。 「…ご…のっ!」 「ん?」 降り下ろされた槍を避けた。 「…っ…れ?」 少年追ったが、神威は居ない。 「!?」 少しして、背後に居る神威に気付く。 神威は、刀身の調子を見ていた。 「…な…に…?」 少年は驚愕に瞳を見開く。 「………」 「………」 「な?互角ではないだろ?」 牙神は得意気に言うが、はやてとリインは応えられない。 「神威の方が速い!」 「……な、何やあれ!?」 「神威だが?」 「そうやない!」 「あのスピードは何ですか!?」 「ん?」 「一瞬目で追いきれなかったよ!?」 「あれでか?」 『へ?』 「神威にはまだ余裕が在るぞ?」 『え!?』 「…いや…全速だと私でも難しいし…」 『………』 レベルが違うと、そう確信した二人だった。 「…くっ…そがぁっ!!」 少年は吼えながら、速度を最大限に活用し、雷の尾を引きながら特攻…せずに、大回りして背後で槍を振りかぶった。 「?」 (……よしっ!) 勝利を確信した時だった。 いきなりの事で、相手の動きは固まっている筈だ。 もう硬直が解けているとしても、今から動いたら無理だ。 例え自分でも間に合わない筈だ。 「――も――」 神威は振り返る間も無く、 「――ら――」 雷槍を喰らった。 ――全て思惑通りなら―― 「――っ――!?」 ――彼が意識した時―― ――神威はそこに居らず―― ――既に刀を構え―― ――少年の背後に回って居た―― 「――あ――っ!」 その刀は、強力な炎を撒き散らし、少年に降り下ろされた。 「……ぐ…っ!?……ぁぁぁぁっ!!」 少年は弾き飛ばされ、ビルに突っ込んだ。 「………」 神威は、それを冷やかに見つめていた。 ――少し前―― 「うおぉぉぉっ!!」 「はぁぁぁっ!!」 シグナムとヴィータが、魔導師達と戦っている間に、シャマルとザフィーラが結界を破ろうとしていた。 「シャマル!まだか!?」 「駄目!結界が強過ぎるし複雑で破れないわ!」 「私も無理だ!」 結界の強度と構成、この両面でシャマルはお手上げだった。 何人の結界魔導師が強力して張ったのか、設置型にしてはやけに固いし、構成から潰そうにも、構成が複雑過ぎる為に、どうすれば壊せるか検討も付かない。 「ああもう!!あたしがぶっ潰して……!」 しかし、ヴィータに魔導師が襲い掛かって来て、そんな強力な魔法を使う隙が無かった。 「……くそっ!」 「ちっ!」 この魔導師達、弱く無いがシグナムやヴィータの敵では無い。 しかし、無視も出来ないので、結界を破壊に賛同する暇が無かった。 「……時間稼ぎか……」 「…はやて…っ!」 「おそらく、中でもはやてちゃんに何か……っ!」 早く助けに行きたい、だが、この魔導師達が、上手く逃げたり避けたりする為、なかなか数が減らない。 「くそっ!退きやがれ!」 ヴィータが暴れまわる。 しかし、それは意味を為さない。 このままでははやてが……っ! 「…え…っ!?」 「どうした!?」 「あっちの方から魔力反応が……近付いて来てる!!」 「何!?」 新手かと、シグナムが魔導師達を見るが、魔導師達も顔を見合せている。 一体何が……? 「来たわ!凄い魔力よ!」 何かが飛んで来た。 あまりのスピードに、魔力光しか認識出来ない。 「何だあれは!?」 「速いぞ!?」 その白銀の閃光は、魔導師達を蹴散らしながら、結界に接触、一瞬の拮抗の後に、結界を貫通して内部に侵入した。 「……今のは!?」 僅かに見えたのは、魔力光と同じ色の、白銀の髪だった。 「…誰…?」 結界に空いた穴は、瞬く間に塞がって行く。 一方の魔導師達は、急に統率が乱れ始めた。 何だか『奴だ!』とか、聴こえるが、何か有ったようだ。 「…今なら…!」 「…行けそうだ…!」 シグナムとヴィータは、魔導師達に踊り掛かった。 ――現在―― はやてとリインの目が、点になっていた。 「…今のって…?」 「…へ…?」 「ああ、あれは…」 『あれは?』 牙神がさも当然に…… 「瞬く間に背後に回り込んだんだろ?」 「そうやない!何時の間に回り込んだんや!?」 「見えなかったです!」 「わ、私も殆ど見えなかったし……」 はやてとリインは、一瞬固まった。 「…殆ど…?」 「…ちょっとは見えたですか…?」 「ん?まあな…」 「…どんなん…?」 「ああ……私が見たのは、奴が槍を振りかぶった瞬間に、神威の身体が一瞬ぶれて、奴の真横を何かが通り過ぎたのだけだ……背後に神威が現れるか否かまでは、神威の姿を奴の眼前に確認出来た……」 「何やそれ!?」 「じゃあ瞬間移動したですか?」 「そうじゃない、それなら軌跡が見えたりしない筈だ」 牙神は、少し考える素振りを見せて… 「…残像…かもな…?」 「残像ですか?」 「残像って…!そんなん何で!?」 「まあ、予想に過ぎないがな……」 「…あっ!此方に来ます!」 リインに言われてそちらを向けば、神威がゆっくり飛んで来るのが見えた。 「………」 しかし、後ろのビルから雷鳴が轟いた。 「!?」 「……ふっ……ざけんじゃねぇ!!!」 少年は、また飛び上がって来た。 「僕が負ける訳無いだろ!?何処の馬の骨かも解んない奴!!」 血走った目で槍を振り上げる。 「こんな奴に!何でレプリカとは言え!!やられないといけないんだよ!?」 「……レプリカ!?」 しかし、急に黙り込み。 槍を眼前で、水平に構えた。 「……もういいや……」 そして、口元を吊り上げた。 「……これでお前なんて……!」 しかし、少年は最後まで言葉を紡ぐ事は出来なかった。 「……殺っ……?」 よく見たら、大きな大きな、炎の刃が、少年の眼前に……? 「……え…?」 そして、神威は太刀を振り抜いた体制だった。 「ぎゃあぁぁぁああっっ!!?」 少年に直撃、そのまま落下していく。 それに神威は、 「…うるさい…」 そう言い、ため息を吐きながら、三人の方に飛んで行く。 「…何しとんの…?」 「ん?…ああ、うるさかった」 「…何か言いよったけど…?」「うざかったし面倒臭かったから…」 「………」 はやては、頭痛がした。 この二人は助けてくれた。 助けてくれたが…… (何でこんな、見た目と裏腹なん!?) そう、牙神は見た目と言動は、冷静沈着そうな、シグナム見たいなお姉さんだが、中身がすずか並にぼんやりだったり、何かが噛み合わなかったりする。 一方神威は、見た目と言動はクールで格好良いが、中身はそうとう自由奔放と言った面が有るようだ。 しかも、決め台詞の所で、問答無用に攻撃するくらいに、空気を読まない場所も有るらしい。 (何や!?もっと正義感溢れる人達とかが来てくれるんとちゃうんか!?) はやては、何故か涙が浮かびそうになっていた。 「良いのか?」 「ああ、あれ以上は流石に一人じゃな、第一面倒臭いだけだし……」 リインは、かなり二人を好意的に思っているらしい。 ふわふわと近付いて行く。 「ありがとうございました!」 「なっ?小人!?何でこんな所に!?」 (またこのノリや…) しかも、此処で神威は、無表情を崩していた。 「リインは小人じゃ有りません!」 「……何……本当か……!?」 何故か驚愕の顔になっている。 「………」 神威はリインを捕まえた。 リインが抗議して来るが、気にせず見ている。 横から牙神が手を伸ばして、弄り始めた。 「………」 はやては、何だかやるせない気持ちになって、両手を着いて項垂れる。 その為、はやては見れなかった。 神威が、手に持っていた太刀を、待機状態にせず、炎に分解したのを、その炎を体内取り込んだのを、神威は一体―――!? あとがき はっはっはっ! 最後は、オチの中に微妙に不審点が有りました。 ぶっちゃけちゃうと、神威と牙神って、かなりボケてます。 凄い抜けてて天然ボケです。 馬鹿です! 強いけど基本的に馬鹿な性格なんです。 こんな二人ですみません まあ、真面目にしてたら格好良いのです。 更に神威は、基本的に面倒臭い事はしない主義です。 牙神は、神威に大部依存してます。 てか、少し前まで鯉食ってたのに、何故此処に……? しかも何故これ程の実力を!? それは次回!! ―――――かな? |