はやて(以下は)「はやてと!」 ルヴィリス(以下ル)「ルヴィリスの!」 は&ル『ナゼナニ!? 十字架の騎士〜♪』 クローセス(以下ク)「・・・・・・・・・」 は「このコーナーは、読者の皆様からの十字架の騎士に関する疑問に答えたりするコーナーや!」 ル「あんな事やこんな事、皆の質問にクロスを弄りなが・・・・・・じゃなくて、面白おかしく答えてくわよ♪」 ク「ちょっと、今一瞬許容しがたい単語が―――」 ル「ちなみに、十字架の騎士未読の人の場合は、重大なネタバレが含まれる事が結構あるので注意してね♪」 は「でもルヴィリスさん、初めての回やから質問なんて来とらんよ?」 ル「そうなのよね〜・・・・・・どうしよっか、クロス。弄られるだけで終わる?」 ク「何で僕が弄られるのが決定してるのさ!? って言うか、二人のコーナーならなんで僕はここにいるの!?」 は&ル『ツッコミ役がいないから』 ク「・・・・・・そうですか」 は「無論、この人選もそんな感じの理由や。他意は無いで?」 ル「そうよ。あたしたちの方がクラインより華があるなーとか、クロスを弄りやすいなーとかそういう理由じゃないわよ?」 ク「思いっきりそういう理由じゃないかっ!?」 は「細かい事は気にしたらあかんよ?」 ル「そうそう。禿げるわよ?」 ク「禿げないからっ! で、何!? 早く最初のお題決めてよ!」 は「せっかちやなぁ・・・・・・そんじゃ、どないしよか?」 ル「そうよねぇ・・・・・・はやて、何か知りたい事とかある?」 は「う〜ん・・・・・・そやなぁ・・・・・・んじゃあ、クロス君たちの世界の事―――クリスフォードの事を教えてくれへん?」 ル「だって、クロス」 ク「何でそこで僕に振るのさ・・・・・・ねえ、帰っていい?」 ル「ダメ」 は「何言っとるんよ、クロス君。まだまだ序の口―――もとい、始まったばかりやで?」 ク「序の口!? 何が序の口なの!?」 は「そりゃもちろん・・・・・・くっ、ダメや、不憫すぎて私の口からは言えへん・・・・・・」 ク「何がッ!?」 ル「つまり、あ〜んな事やそ〜んな事、果ては口では言えないようなすご〜い事になっちゃうのよ」 ク「だから何がッ!?」 ル「クロスが」 ク「主語じゃないよ!? 述語の方聞いてるんだよっ!?」 は「とゆーか、いい加減話が進まんからちゃっちゃと始めよか」 ク「スルー!? スルーされた!?」 ル「いやぁ、本調子ねぇクロス。十字架はずっとシリアスストーリーだったからこんな事にはならなかったわねぇ・・・・・・さてと、クリスフォードの説明に行きましょうか。時期的には、微妙に近代に近付きつつある中世って感じかしら?」 は「何や、その微妙な時期? 具体的に何か例とかあらへんの?」 ル「そうね、蒸気や電気をエネルギーとする機関は考案され始めてるわ。まあ、あたしたちの『魔導』って言う力は、こっちの世界の魔法みたいに科学的応用は出来ないんだけどね」 ク「僕たちの世界じゃ、『魔法』って言う言葉は別の意味を指すんだ。その中で、こちらの世界で一般的に魔法と呼ばれるモノと同じ立ち居地にあるのが『魔導』って言う名前なのさ」 は「何か、唐突に元に戻ったなぁ」 ク「いいんだよそう言うのはツッコまなくて!?」 ル「話を続けるわよ〜。世界は結構広いわ。いくつかの大陸があり、その中で、世界の中心辺りには四つの小大陸が十字を作るように並んでる」 は「十字?」 ル「PS2のコントローラーの十字キーみたいな感じよ」 ク「ルヴィリス・・・・・・僕らが留守の間ずっとやってたの・・・・・・? って言うか、この間あのゲーム機はどうやって買ってきたのさ? ルヴィリスはお金持って・・・・・・はっ!? まさか僕の給料ぐはっ!?」(殴り倒される) ル「話を戻すわね〜♪ その四つの大陸のうち、右側―――つまり東側にある大陸が、クロス達が住んでた場所。クレアセンド、って呼ばれてるわ」 は「そこに騎士団があるん?」 ル「そうよ。歴史はさほど古くはないけど・・・・・・騎士団は出来て精々二百年って所かしら」 は「二百年で古くないって言える辺りは古代魔導族やなぁ」 ル「どうして作られたのか、とか言う点では色々逸話が流れてるわ・・・・・・そろそろネタバレが始まるから注意してね〜。一説には、クラグスレインが当時の王に持ちかけたとか言う噂もあるし」 は「とんでもない人やなぁ」 ル「つくづくそう思うわね。でまぁ、そんな訳で、色々と伝統が受け継がれてきたわけよ。全世界から出来る限りの眼術の家系を集めてきたのもそうね。今現在は三十種ほどかしら」 は「そんなもんしかあらへんの?」 ル「元々希少だからね。人間と交わった古代魔導族って言うのは」 ク「(復活)今の所、出てきてる眼術持ちは僕と兄さん・・・・・・まあ、アリスも持ってるんだけど出たのは僕たちだけかな」 ル「眼の色を変えて戦闘能力を上げてるんじゃなく、力の一部を引き出した結果身体が変質するのよ。まあ、その話は質問が来た時にしましょうか」 は「ふ〜ん・・・・・・じゃあ、騎士団ってどんなとこなんや?」 ル「さっきも言った通り、クレアセンドが保有する戦闘組織。でも、実態としては傭兵みたいなもんよ。正式な手続きや依頼を通せば、他国でも騎士団の戦力を借りる事はできるわ」 ク「もちろん、自分達の国や組織に不利になるような所には手を貸さないけど・・・・・・そこの辺りの判断は、陛下がクラインさんに一任してるよ」 は「評価されとるんやなぁ」 ル「悔しいけど能力は本物だからね、あの男は」 ク「あはは・・・・・・で、騎士団にも管理局みたいにランクがあるんだ。 C:低級騎士 B:中級騎士 A〜AAA:上級騎士 S:特級騎士or四天王 っていう感じに」 は「なんか、低級っていう言い方はちょっとアレやないか?」 ル「ああ、それね。クラインが決めたのよ。『低級って呼ばれ方、嫌だろ? だったらとっとと修行して上に上がれ。あ、名乗るなよ? 舐められるから』ってな感じに」 は「・・・・・・有効なん、やろなぁ。何と言うか・・・・・・えっと、そんで、上級騎士が三段階に分かれとるのは何でや?」 ク「Sランクが、二つの役職含め二十四人しか認定されないから。だからその下の部分はもうちょっと細かくしないと依頼とかの仕事が受けにくくなるんだ」 ル「ちなみに、Sランクが外からの依頼で動く事は滅多に無いわね。少数精鋭、エージェントみたいなもんかしら。Sランクの連中は、大体あたしぐらいには強いわよ」 は「そりゃ・・・・・・凄いなぁ」 ル「ちなみに、Sランクは二十歳以上じゃないと認定されないわ。遠ざかったわねぇ、クロス」 ク「・・・・・・・・・」 は「このままずっと成長しなかったりしてなぁ」 ク「いや、それ洒落になってないから、僕の場合」 は「年齢が下がるおと―――」 ク「違う! キャラ違う!」 ル「まあ、それはそれとして」 ク「置いとかれた!?」 は「ていっ(サクッ)」 ク「ぎゃあああああああっ!?」(額にシュベルトクロイツが刺さる) ル「さーて、いちいち五月蝿いのは置いといて」 ク「ツッコミ用って連れて来たのはルヴィリスでしょうがッ!?」 ル「とうっ」 ク「ぐふっ!?」(首筋に手刀) ル「素人がやると本当に死にかねないから良い子の皆は真似しないでね〜♪ さて、どこまで話したっけ?」 は「Sランクがどうとか言ってたような気がする」 ル「あー、そうそう、そんな感じだったわね。今まで出演した事のある中で、Sランクの騎士は三人。アレンとレイヴァンとクラインね」 は「クロス君のお兄さんと、いつもあとがきで出てくる人と・・・・・・この間の短編に出てきた人やな」 ル「まーぶっちゃけ、騎士団で一番強いのはこの三人ね。役職とか関係無しに」 は「そーなん? せっかく役職が別れとるのに?」 ル「既に描かれてるから言うけど、この三人は第一階梯の力を引き継いで―――まあ、一人はちょっと違うけど。ともかく、その力を一部どころか、ほぼ完全な形で使いこなしてる。レイが戦ったのを見れば分かるように、第一階梯の力っていうのは並外れて高いわ」 は「なるほど・・・・・・どんな能力があるん?」 ル「詳細は明かせないわねぇ・・・・・・でもまぁ、名前ぐらいはいいかしら。 ブレイズィアス:《白焔》 レイムルド:《原書》 クラグスレイン:《否定》 オルディファリス:《混沌》 『魔導王』:《断絶》 まあ、名前なら今までにも出てきた事はあるわね。実際に力を発揮したのは《原書》ぐらいだけど・・・・・・ところで、話が脱線してない?」 は「あ、そー言えば。でも、騎士団の事って他にも何か話すところあるん?」 ル「色々あるけど・・・・・・っていうか、ありすぎて聞かれないと全部は思い出せないわね。まあ、何か気になる事があったら質問送ってくださ〜い」 は「適当やなぁ」 ル「いーのいーの、こういうのはアバウトで」 は「そーゆーもんなん?」 ル「そーゆーもんよ」 は「ふぅむ・・・・・・じゃあ、今回はこのぐらいにしとく?」 ル「そうね。まぁ、色々疑問も残ったかもしれないけど、そこは質問を受けたらって事で」 は「はいな。そんじゃ、このラジオでは皆様からの質問をお待ちしております〜」 ル「十字架の騎士に関する疑問、質問、注文、などなど。クロスをどう弄って欲しいかも添えてどんどん応募してね♪」 ク「(復活)って、ちょっと待てぃっ!? 何で読者の人たちからまでそんな扱いを受けなきゃ―――」 は「とーう」(シュヴァルツェ・ヴィルクング) ク「ごぶふっ!?」 は「こんな感じで、魔法も指定してええですよ〜」 ル「それじゃあ皆さん」 は&ル『ばいに〜♪』 |