ミッドチルダを騒がせていた吸血鬼殺人が去って数日後……



 7月23日 第1038管理外世界
「我は、此処に宣言する。今日此処に“ガトランチス”を時空管理局に代わる次元世界の管理組織に移行する」
 フェルナンドが宣言する。
 管理局を良く思っていない世界の住人達は、歓声をあげた。
 此の模様は、支配した世界に放送されているのだ。
「此れから我らは、二つの作戦を行う!! 一つは、残りの世界を我が手に治めること。もう一つは、管理局が持つアルハザードの遺産をいただく事だ」
 其れは、アリサとすずかが持っているデバイスの事なのだ。
「皆の者、私も旗艦で出撃する。全員配置に就け!!」
 警報が鳴り響き、戦士達が乗艦へ向かう。


「全艦発進!! 攻撃目標は、時空管理局本局だ」
 第1038管理外世界から時空管理局を落とす為、ガトランチスの艦隊が出撃して行った。







 魔法少女リリカルなのは -RESERVoir CHRoNiCLE-
 ―第二部『時空管理局の反撃』― プロローグ





 7月23日 AM10:30 時空管理局本局
「クロノくん。艦隊のほうは整備できましたか?」
「あぁ。明日には出撃できる」
「そうですか。今日の午後に作戦参加者に召集を掛けてください」
「おい。イキナリ召集か? そう言うことは、前もって言え!!」 
「私は、伝えたはずですよ。作戦説明時に……」
「後、数時間後じゃないか」 
 クロノは、エリオルを怒鳴る。
「クロノくん、何を怒っているんや!?」
 其処へ指揮官研修を切り上げてはやてがやって来た。
 守護騎士を引き連れて……
「指揮官研修は、順調みたいですね。八神さん」
「なんや、エリオル提督もおったんか」
「はやて、作戦の総指揮官に向かって何を言うんだ!!」
「いいのですよ。クロノくん」
「エリオル提督もいいって、言っているやん」
「はぁっ!!」
 クロノは、ため息をつく。

「なぁ、シグナム達は何処にいるんや?」
「其れなら、私が作った“時の箱庭”にいますよ。恐らく課題をしながら模擬戦をしているはずですよ」
「何処にあるん!? うちも早く行って夏休みの課題片付けんと」



 時の箱庭内
「エリオル提督が之を持っていて助かったね」
 なのはが、言う。
「うん」
「なのは!! あたしに感謝しなさい!!」
「何!? アリサちゃん」
「此処の事を教えてあげたのあたしなんだからね」
 アリサが、なのはに言う。
 其処へ遅れてたはやてがやって来た。
「夏休みの課題やっているんか? 早くせんと時間が無くなってまう」
「はやて、心配しなくても良いよ。此処は、外での1時間が1年だから……」
「そうなん? じゃぁ、遊びたいほうだいじゃん」
「遊ぶのは、課題を全部やり終えてからだよ」
「すずかちゃん、固いこと言わんといてや」
 そう言ってはやては、すずかの背後に回ってすずかの胸を服の上から揉み始めた。
「ひゃっ。は、はやてちゃん!!」
「固いこと言う子にはこうや!!」
 はやては、すずかの服の上から服の中へ手をいれ胸を揉み続けた。
「や、やめてぇ」
 だが、はやては、すずかの胸を揉むのを止めない。
 それどころか、服を脱がし、ブラも取っ払って生の胸を揉みはじめた。
 此の場に、同年代の男子が居たら、其の男子は鼻血を盛大に噴射していただろう。
「今度は、フェイトちゃんの番や!!」
 そうして、フェイトもはやてに胸を揉まれた。
 その後、なのはとアリサもはやてに胸を揉まれたのだった。
 だが、はやての揉み逃げは無かった。何故なら、アリサに揉みかえされたからだ。


 其の日の夜……
 風呂場でもはやては、大暴れしていた。
「先ずは、なのはちゃんや!! うちが、その胸を大きくしてやる」
 そう言って、なのはの胸を揉み始めたはやて。
「はやてちゃぁん、止めて」
 なのはが、止めてと言えど胸を揉む事を止めない。
「今から、5分間はなのはちゃんの胸のマッサージや」
「助けてよう。フェイトちゃん、アリサちゃん!!」
「フェイトちゃん、アリサちゃん、すずかちゃん。助けたらあかんよ」
「ふえ!? や、止めて!!」
「なのはちゃん、止めてと言っている割に体は正直やで」
「主、はやて!!」
「シグナムにヴィータにシャマルか……」
「またやっているのですか?」
「なのはちゃんがすんだら、フェイトちゃん。其の後にアリサちゃんとすずかちゃんの胸を揉んだらシグナムたちの番や」
「はやてちゃん。これ以上揉まないでぇ」
「之で最後や」
 するとはやては、之まで以上になのはの胸を激しく揉んだ。
「なのはちゃんは、終わりや。次ぎ、フェイトちゃん」
 開放されたなのはは、湯船の中に倒れ付した。
 その後、フェイト、アリサ、すずかも湯船の上にプカプカ浮いていた。

 なのは達は、湯あたりしてダウンした。





 あとがき

 第二部の開始です。
 第二部早々にとんでもないシーンを書いてしまいました。
 はやてのセクハラシーンです。
 之は、まだまだ序の口なんです。
 之よりもっと凄い事をはやてがやります。
 其の犠牲者は、誰かは秘密……

 次回は、時の箱庭内の模様をメインにお送りする予定です。


 ご意見感想お待ちしています。





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