「ん?。どうした?」
「アルト……何で縮んでるの?……」
「ん?。縮んでる?」

見ると手足は子供のように小さく服もブカブカ。髪は色が抜け白く。
いつもなら自分より背が小さいナイジャが大きく見える。

「あれだけ血と一緒に魔力も流れたのよ。幼児化してもおかしくない」
「幼児化?」
「そう。アルト達はね、魔力が枯渇すると身体維持のため体が幼児化するの、
魔力が戻れば元に戻るわ。シーツ借りるわね」

そう言うとシーツをアルトに巻きつけ即席の服とした。

「アルト、気分は?」
「大丈夫だ」
「なら行くわよ」

ナイジャはアルトを抱え部屋を出た。

「何してるのフェイト。行くわよ」
「うっ、うん」

我に返ったファイトは急いで後を追った。


第6話
大英雄


「みんな連れてきたよ」

通されたのはブリッジ、みんなも集まっていた。

「そうか。アルト気分はどうだ?」

艦長席に座ったクロノが振り返るといきなり固まった。
無理もない目の前には3歳児を抱き抱えたナイジャの姿なのだから。
同じようになのは達も固まっている。

「君には子供がいたのか?」
「何いってるの。この子はアルトよ。こんな姿のは魔力が枯渇しているからよ」
「魔力が戻れば体も元に戻る」
「わ〜っ、かわいい!」

少女達は愛くるしいアルトを抱きしめたり頭をナデナデしたり、とにかく愛玩しまくっていた。

「わ〜っ、いいなぁ。私もナデナデしたい」
「エイミィ、今は仕事中だぞ」
「へいへい。あと少しで本局だよ。ほらっ早速見えてきた」

緑の霧のような時空の狭間。その中にポツンとそれはあった。

「あれが本局?」
「ああ。時空管理局の本拠地さ」

アースラが近づくたび、その全貌やその巨大さも明確になってくる。

「へぇ、結構でかいな」
「へっ、どうだ驚いたろ」
「ですぅ」

ヴィータとリィンフォースがまるで自分のもののように自慢する。

「確かにでかいけど、インビンシブルやラーミアに比べればまだまだだな」
「んだと!?」
「やめんかヴィータ」

食って掛かりそうなヴィータをシグナムがたしなめた。
アースラはドック入りし、あちこちから牽引アームや補給ノズル、整備員などが駆け寄ってくる。
搭乗員も次々に艦を降りている。

「フェイト、エイミィ。俺はちょっと管理課の方によって行くから」
「すまんわ、ウチらもレティ提督に呼ばれてるから」
「また後で落ち合いましょう」
「うん、わかった。先に行ってるね」

クロノやはやて、ヴォルケンリッターが抜けフェイト達は通路を進んでいった。

「へぇ、業務関連施設だけかと思ったら商業施設などもあるのね」

みんなに連れられて歩きながら周りを見ると医療施設はもちろんカフェテリアなどの
商業施設などもあった。

「局員の福利厚生も完璧よ」
「インビンシブルもちょっとでいいから作ってほしいな」
「ねぇ、さっきっから言っているけどインビンシブルって何?」
「俺達の軍の旗艦空母だ」
「へぇ。神様にも軍隊ってあるんだ」
「まぁ、俺達の一族は普通、神話などで語られる神秘性なんていうものは欠片もないね」
「ぶっちゃけ言っちゃえばただの軍事大国ですし。このクラスの艦だって
福利厚生はしっかりしてるのにインビンシブルはただでかいだけね」

ナイジャがやれやれとため息をついた。

「まぁ、直接関わってないから関係ないけど」
「あなたはね」
「さっき言ってたけどこの本局より大きいって?」
「ちょうど地球と同じ大きさって聞いたことある」
「ほへぇ〜」
「本局がかわいく見えるね」
「そっ、そうだね。あっ、着いたよ」

立ち止ったのはひとつの部屋。
ドアが開き中に入ると

「リンディ提督。今回のロストロギア事件の重要参考人の二人を連れてきました」

フェイトが言いその先には緑色の髪の綺麗な女性がデスクで書類に目を通していた。

「ご苦労様、フェイト執務官」

書類から目を離しフェイトを見てやさしい声でねぎらいの言葉を発した。

「クロノとはやてさん達は?」
「はい、クロノ提督は管理課のほうに、八神特別捜査官とヴォルケンリッターは
レティ提督のところに寄ってから来るそうです」
「そうですか。ではそれまでのんびり待ってましょう。皆さんどうぞかけて下さい」

みんなは近くにあるソファに座った。

『…………』

待っている間、ありえないものを見た。
リンディと呼ばれた女性は緑茶に角砂糖4つ、ミルクをたっぷり入れて飲んでいる。
味覚を冒涜しまくっている飲み方に少し引いてしまった。

「お待たせしました」

しばらくしてクロノ達が来た。

「私も同席してよろしいかしら?」

クロノ達のほかにもう一人の人物、リンディと同じ制服を着た眼鏡の女性。

「レティ。何で?」
「ただの野次馬、SSS+クラスの子を拝みたくてね。いいでしょ?」
「まぁ、いいけど」

みんなはそれぞれソファに座った。

「さて。私はこのロストロギア事件を統括指揮を担当することになりました。リンディ=ハラオウンです。
改めて名前聞かせてもらえるかしら?」
「ガイア戦神一族、遊牧12民族所属。アルトリウス=ゼファーだ」
「同じく遊牧12民族大長、クレロス=アーリィ・シアブレイカーの従者で
今はアルトのお目付け役のビリーセスト・キャリバー=ナイジャです」
「それでは早速ですがどのように事件に遭遇したか詳しく聞かせてもらえないかしら?」

聴取用なのか、中空に次々と仮想ディスプレイが現れた。

「いやぁ、どんな経緯と言われましても…」
「次元空間から通常空間に出ようとしたらいきなり黒い影に襲われた」
「影なので手ごたえがなくて戦っては逃げ戦っては逃げ、それを三日ほど繰り返した後、
とうとうキレたアルトがラグナ・ブレードで次元空間を切り裂いてこの世界に出たというわけです」
「なるほど。後はクロノ提督の報告書に続くと」
「どんな奴でもラグナ・ブレードを食らって無事でいるはずがない。当分は回復のために手を出してこないと思う」

リンディは端末を操作して、一つの仮想ディスプレイに映像を映し出した。
そこにはアルトが影と戦っている映像だった。

「あらっ。体の大きさが違うわね」
「これは魔力不足のせいだ」
「レティ、話の腰を折らないで。それでこの影に心当たりは?」
「全然ない」

アルトは腕を組みキッパリと言う。

「ひとつ聞きますがあなた達はこの影を捕まえるか消滅させるつもりですか?」

だが、ナイジャは何か心当たりがあるようだ。

「当然だ。もしこの影がロストロギアの引き起こした事象ならそれを調査し、回収保管しなくてはいけない。
それが時空管理局の仕事だからな」
「そうですか……」

ナイジャは何かを考え始めた。

「何か気になうことでも?」
「ええ、先ほどアルトが影の心当たりはないと申しましたが、実はあれを視た時、大体の能力はわかりました」
「どういうことだ?」
「あの影のコアは、ある程度の魔力を感じると、その魔力の持ち主の思考・記憶上で最も恐れるもの、
最強のものの形を成し、その者に襲い掛かるというものです」
「根拠は?」
「その場にいた皆さんはあの影が消滅する前にアルトに何かしらを投擲したのを覚えていますか」
「これですか?」

即座にその場面の静止画が映し出された。

「何、魔法陣から何か細長いものが飛び出しているように見えるけど」
「私の解析が正しければこれは投影で作り出された剣達です」
「投影?」
「簡単に言ってしまえば魔力を用いた複製術です。こんな風に」

ナイジャはスプーンを持つともう片方の掌に同じスプーンを生成した。

「すげぇ」
「確か報告書にもそのような事が書かれていたわね。固有結界だったかしら?、無限の剣を内包した世界を創るって言う」
「はい。私達が知る中で固有結界使いは私のマスターを含めて5人、
もしさっき言った最強の人物を模写するのならあの影はそのうちの5人の誰かの能力を持っているということになります」
「君自身はその候補に含まれないのか?」
「どういうこと、クロノ?」
「君も使えるじゃないか、固有結界というものを」
「私はキーブレード。母様に代わり固有結界を管理運営するために創られた者です。
だから母様の魔力を使い間借りすることはできても使い手になることはできないのです。
それにアルトは私が最強とはまったく思っていません」
「今は俺よりちょこっとだけ強いだけだ」
「何か言ったかなぁ、半人前?」
「うるさいぞ2歳児」
「ふふふ、今はどちらが優勢だか全然解っていないようですね」
「イタタタタ!!」

ナイジャは両側からアルトのこめかみをグリグリ攻め始めた。
周りのみんなもどうしたらよいものかと呆れている。

「こらっ、二人とも、話がずれてきているぞ」

声をかけたのはクロノだった。

「ごめんなさい、話の途中だったわね。それでね、そのロストロギアの回収だったかしら?、
それを実際するのは今ここにいるメンバーでいいのかしら?」
「そういうことになるでしょうね、話からするとS級指定ロストロギアになりそうだし、それなりの魔道師が担当するでしょうね」
「それに私達も参加させてもらうわよ」
『えっ?』
「はっきり言って今いるメンバーではだめ。実はね、あの影の最後の攻撃を見て大体の目星は付いているの。
もしそれが本当だったら犬死、いや犬死でもならず全滅させられるわ」

冷淡に、確実に死ぬことが前提の口ぶりで言う。

「ここにいるなのはやフェイトはこれまでに2度、S級ロストロギア事件を担当し、はやてはS級ロストロギアの所持者だ。君達よりは手馴れているのだが」
「そういう経験はね。でも戦いの経験はアルトのほうが豊富よ」
「お言葉だが、メンバーには我らヴォルケンリッターやクロノ提督もいる」
「そうや、クロノくんめちゃ強いんよ」
「アルトのエルボーであっけなく気絶した奴がか?」
『…………』
「笑わせるな、奴はアルトより強いのよ。5分で負けたあなた達が勝てるわけないでしょ」

皆の沈黙は肯定であった。

「奴の狙いはアルトよ。本来なら私達が奴を引き付けてこの次元から出て行けばいいのだけど、
アルトがこの状態では……。あなた達の正義や仕事の従事もよくわかる。止める気もない、
だが私達が原因で死なれちゃ寝起き悪いでしょ。だからせめてその危険から護るって言うの。お分かりかしら?」
「・・・・・・・・・」

しばしの沈黙。

「それで心当たりの人物って?」

ナイジャは一息つき

「私の考えが正しければ・・・・・・ベルダンディー=ソード・シアブレイカー。錬剣の女王と呼ばれ、神族の中でも大英雄とまで言われた女神。
固有結界の祖で、眼で視たものは動植物以外だったら剣だろうが魔力だろうが複製して自分のものにしてしまう超反則技の持ち主。
まさしく“無限”を手に入れた女神」
「そうかぁ、それなら最後のアーセナル・オブ・ソードも合点がいく。はぁ。よりによって婆ちゃんに狙われるなんて……」

その小さい手で頭を抱える。

「はっきり言うわ、勝てるの?」
「……わからない。もし本当にベルダンディー様の力を使えるとしたら消滅、良くて相打ちを覚悟で望まないと………」
「俺もいることを忘れてもらっちゃ困るぜ」
「その姿じゃ戦えないでしょう」
「ひとつ手があるぜ」

アルトは艶やかなナイジャの髪を触り

「俺にこの髪くれ」
「え〜〜〜っ、いやですよ」
「別にいいだろ、姉貴から供給を受ければすぐに伸びるんだから」
「そういう問題じゃありません、これは乙女の大事な髪です。そうやすやすと切ってたまるもんですか」
「何が乙女だよ」
「何か言いました?」
「いっ、いやなんでもない。なぁ頼むよ戦力は多いほうがいいだろ?」
「……………」

ナイジャはジト目でアルトを見、やがて髪を束ね投影で出した短剣で髪を切り差し出した。

「ありがとう」
「後で母様に言いつけてやる……」

ナイジャからもらった赤髪を掌で結晶化し胸に埋めた。

「うーん、この量だったら明日には元に戻ってるかな」
「人の備蓄用を使っといてよく言うわ」
「で、まだ話を続けるのか?」
「うーん、そうですねぇ。今回の事件を担当する捜査官はアルトさん達を加えて大体このメンバーだと思うから。
次はちょっと息抜きしてお茶を飲みながらにしましょう。あなた達の事ももっと詳しく聞きたいしね」

堅苦しい事情聴取から一変してお茶会が始まった。
皆は紅茶を飲み、リンディは相変わらずの激甘緑茶だ。

「俺達のことをもっと詳しく聞きたいって言われてもなぁ、何を話していいものやら」
「そうですねぇ。あなた達の種族についてよろしいかしら」
「確かさっきの紹介で遊牧何とかって言ってたわね」
「遊牧12民族か。……ってことはまずは俺達の歴史のことからだな」
「歴史?」
「そう。まぁこれからの話は信じようが信じまいが勝手だが。俺達が天帝と呼ぶ女性がいたんだ。
その女性は今から約150億年前に俺達の世界を創造した」
「ということはこの世界もか?」
「いや。数ある並行世界はその世界が生み出したものだ。簡単に言うならば天帝が世界という子供を生みその世界が成長してまだ子供を生む、
その繰り返しで数多の平行次元世界が出来上がっていったんだ」
「なるほど」
「天帝は5つの種族を創り、まだ幼い世界の理を司り、平和に過ごしていた。ところが、10億年ぐらい経った後に戦争が起きたんだ」
「戦争?」
「そっ、天帝の兄が司るもう一つの神族が欲望のため闇に堕ち世界の理を奪うために我一族に襲い掛かってきたんだ」
「激しい全面戦争で何とか勝つことはできたけど天帝とフィフス・カイザーを失い沢山の仲間も殺された。
後にフィフスの一人、ソード・ブレイカーの腹心の3姉妹の次女、俺の祖母に当たるベルダンディーが衰退した一族防衛のため
生き残った14部族、22万7000騎の内の12部族、22万6000騎を集めて造り上げたのが遊牧12民族」
「他の生き残った1000人は子を成し、天帝が最後に残した子を中心に王国を作った。
私達はその王国の中で遊牧し戦神一族、第2の勢力として認められているの」
「ひとつ聞きたいのだけど、それは百何十億年も前のことでしょ?、どうしても私には君がそんなに老けているとは思えないのだけど」
「当たり前だ、俺はまだ16だぞ」
「私はこんな容姿だけど2歳半」
「今までのは文献や実際体験した人に聞いただけだ」
「戦神一族ということは当然ツワモノ揃いなのだろうな」
「チッ、相変わらずリーダーはバトルマニアだぜ」
「当たり前だ。皆、お前達が足元にも及ばない強さだ」
「その中でもフィフス・カイザーとその眷属は私達にとっても化け物並の強さよ」
「先ほどから言っているフィフス・カイザーとは?」

渇いた喉を潤すため、紅茶を一杯飲み。

「天帝アーク・フィード様より最初に生み出された男女10人5組の戦神達」
「それぞれソード・ブレイカー。ランス・ブレイカー。アックス・ブレイカー。ショット・ブレイカー。パワー・ブレイカーという5つの称号を持ち、
その名の武器を極めた各部族の長。戦神の中の戦神。だけどさっきも言ったように一度最初の大戦で滅びているの」
「それじゃ今はその子孫が?」
「まぁそうだけど。天帝が転生させたみたいね、2代目と3代目は後の大戦でその身を犠牲にし、今は4代目に相当する人がいるの」
「相当?」
「まぁ、フィフス同士互いに結婚とかしちゃってるからねぇ」
「俺達の一族は初代ソード・ブレイカーの腹心。故に俺達一族はソード・ブレイカーの血を引く一族に従属しているってわけ」
「君達は不満じゃないのか?。お祖母さんが勝手に従属しちゃったんだろ?」

クロノの質問にアルトは手をヒラヒラと振り言った。

「いや。正直言うと不満はない。サイ=アーリィ・ブレイカー様は。あっアーリィ・ブレイカーって言うのは俺達の言葉で複数って意味ね、
ソードとランスの混血だから。それでその方も含め一族の人達は友達や家族のように接してくれているから」
「まぁ、元をただせば親戚同士だから」
「親戚?」
「家系図を書いたら?」
「そうですね。紙とペンはありますか?」
「はいはい」

リンディは書類の束から一枚の紙を取りペンと一緒に渡した。

「提督。書類の束から取らないでください」

クロノが注意した。

「いいのよ、どうせ破棄するものだから」

ナイジャはスラスラと書き上げた。

「大体こんな感じになります」

みんなは覗き込んだ。

「初代と2代目を同一人物とするとそれぞれの子供が兄弟になるんだ」
「なるほど。あれっ?、初代さんだけ夫婦表記がないのだけれど」
「初代ソード・ブレイカーの女神はその余りある魔力を使い腹心を創造したんだ」
「魔力だけで人を創る!?」
「ああ、どうやったのかはわからないが。俺達はどんな生まれ方をしようがその間には家族関係が成り立つんだ」
「そっ、だから私を生み出したアルトの姉は私にとってマスターでもあり母様でもあるの」
「あれ?、これ間違いじゃないですか?」

シャマルが指差した場所を見る。

「アルトくんのお姉さんとお兄さんが夫婦表記になってますよ」
「あっ、ほんとだ」
「いや間違いじゃないんだなぁ。信じられないことかもしれないけど俺達の一族には近親相姦が認められてるんだ」
『きっ、近親相姦!!』
「あまっ、姉弟で……」

皆は驚きシャマルは口元を押さえ嬉しそうにしている。

「まぁ、理由はちゃんとあるんだけれど。その他にも一夫多妻とか、変わったところで前国王が王妃が10歳のときに子供を生ませたって言うのもあるな」
『…………』

みんなは絶句した。

「まっ、まぁ。歴史が長い種族ですものそういう風習があって当然よね」
「それじゃぁね〜次は―――」
「ふぁぁ〜っ。悪い、眠たくなってきた。休ませてもらってもいいかな」

アルトが小さな欠伸を漏らし言った。

「あら、ごめんなさい。それでは後で正式な作戦辞令と今後の行動について伝えますので皆さんそれまで休息してください」

皆が部屋から出ようとすると

「あっ。フェイト、悪いけどアルトを連れて行ってもらえないかしら」
「えっ?」
「リンディ提督と今後の打ち合わせしなくちゃならないし。ねっ、お願い」
「わかりました」

フェイトはもう夢の中のアルトを抱き上げ部屋を出た。







あとがき

Krelos:はい、これでロストロギアの特性と敵の正体が分かりました。
元ネタは第1級神非限定のアノ人です。それに自要素をチョコチョコと。
ナイジャ:ここで神族豆知識〜!。
Krelos:いぇ〜い!。
ナイジャ:前々からアルトの瞳の色が赤から銀に変わる時があるよね。
Krelos:模擬戦や暴走の時などだね。
ナイジャ:あれは理性より本能が勝っている時に変わるものなの。
一般の神族は金色、フィフス・カイザーは部族色の混じった銀色、天帝は白と
白に近づくほど能力が高いです。
Krelos:あれ、純粋な銀は?。
ナイジャ:何処にも当てはまらないから銀眼を持つ人は異端者と呼ばれます。
が決して差別されているわけではありません。
Krelos:能力的な位置は?。
ナイジャ:才能の開花などが関係しますがフィフスと同等かそれ以上。
Krelos:お前も銀眼だよな?。
ナイジャ:まぁ、一族の子ですから。さて今日はここまで。
Krelos:話はまだまだ続きま〜す。






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