「六課野球大会」 終盤戦

7回表GGGの攻撃

「この回の先頭バッターは8番なのは選手!さあ注目の対決です!」
「さっきは何でやられたかやっとわかったの。だから今回は負けないよフェイトちゃ
ん!」
「望むところだよ!なのは!」
「フェイト選手第1球投げた!ストライク!外角低めギリギリに決まった!続いて第
2球!インローにスライダー、なのは選手スイング!いや、止めた。ボールで・・・
いや主審の判定はスイング、ストライクです!」
「グリフィス君、あなたに明日は来ないと思ってね」
フェイトはここから勝負球を連続で投げ込む。しかしなのはも粘りを見せ2球ボー
ル、3球ファールとなる。
「ところで解説のアリサさん、なのはさんさっきと全然違いますね。何があったので
しょうか?」
「私にもわからないです」
「さっきまではネタやりすぎて集中できなかった。でも今は違う。今は何も考えず集
中してるの」
「なんとここでなのは選手、読者の期待を裏切って普通に勝負しています!さあこん
なこと言ってる間にフェイト選手カウント2-2から8球目を投げました!」
「(まずい、コースが甘い!)」
「もらった!」
チャンスとばかりになのはの目が輝く。
「必殺、光○○○舞!」
「「「「「「「「結局やってるじゃないか!」」」」」」」」
球場内の全員の心の声が一致した。
しかし、なのはの打った打球はぐんぐん伸び、
「入った!ホームランです!なのは選手ついにフェイト選手を打ち崩しました!3−
1になります!」
「やったよユーノ君!」
「それは他でやってね」

「ここからは少しダイジェストで行きます」

9番シャーリー どこからともなく装備したダーク○ーツの効果で内野安打
1番スバル ライトオーバータイムリーツーベース。2塁上で「わらわが何年生きて
きたと思っておる」とか語りだす。
「やはり期待を裏切るんですのね。スバルは」
「とりあえず4−1です!」
2番ギンガ 当然ピッチャーフライ「当然って何ですか!?」
3番ヴィータ ヴァイスのフィルダースチョイスで1、3塁に
4番クロノ 三振 「当たり前じゃないか」→再びフルボッコ
5番シグナム 「極上!」と叫び打つも2度ネタのためか普通にセンターフライ
スリーアウトチェンジ

7回裏ルミナスナイツの攻撃
「この回は5番アルフ選手からです!」
「打たせてもらうよ、なのは!フェイトに勝たせてやるんだ!」
「甘いよアルフ。私の必殺魔球を見せてあげるよ」
「おーっと、ここでなのは選手、魔球を宣言した!」
「いやな予感がするですの」
「そうね・・・」
「ママがんばれ!」
そして宣言通りなのはが必殺の球を投げ込む!
「プライ○ローズの○!!」
「的中したわね」
「しかし、アルフ選手謎の魔球に手も足も出ない!空振り三振!」
この後6番フェイト、7番シャマルも魔球の前に三振に倒れる。
チェンジ

8回表GGGの攻撃
6番ティアナ 「今度は新型カグ○チだから2度ネタじゃないわよ!」でも判定は2
度ネタ。ショートゴロ
7番ユーノ 作者がメル○ラの内容を忘れてしまったためネタ使えず。セカンドフラ

8番なのは 「光○○○舞!」2度ネタでもなぜかこの人はツーベースヒット
9番シャーリー かぼちゃとはさみを用意しておいたがデッドボール
1番スバル なのはとシャーリーがダブルスチールを仕掛けたが、ヴァイスの好送球
により、なのはが3塁で刺される

スバル途中終了でチェンジ
「良かった〜。次何やるかまだ考えてなかったんだよね」
「まだ何かやる気だったの?」

8回裏ルミナスナイツの攻撃
「この回は8番すずか選手からです!」
「なのはちゃんそろそろ限界に近づいてるよね?球威が落ちてきてるよ」
「さすがすずか。洞察力もかなりのものね」
「さあ、なのは選手この強敵を抑えられるのか!?第1球投げた!」
「もらった!」
カキン!
「いったーー!これは文句なし!ホームラン!4−2!追撃弾です!」

マウンド上で
「さすがにもうプライ○ローズの○は限界だね」
「大丈夫。あれがなくてもラブパワーがまだある!」
だからまだまだいけると意気込むなのは。しかし
「おや?今の発言でルミナスナイツの士気が一気に上昇した模様です!次は9番あ・
・・失礼、間違えました。次はヴァイス選手です!」
「絶好球!」
ヴァイスは2球目をセンター前ヒット
次は1番エリオ
「皆さんに習ってネタを用意してきました!」
「エリオ君見習うところが違うって」
「このバットの名前はストラーダ、こいつのドリルは天を突き破るドリル!」
「バットにドリルなんてない!んで、わかりにくいネタに走るな!」
というわけ(?)でエリオはフルカウントからフォアボールを選ぶ。
「あれだけ言っといてそれですか!」
しかし続く2番キャロは送りバントを失敗しピッチャーフライ。次は3番ザフィー
ラ。だがここで、はやてが動く。

「代打いきます!」
「なんとはやて選手、ここで代打を明言!でも代わりのメンバーなんていつの間に用
意したんだ!あんたは!さあ代打は誰だ!?」
「代打リィンフォースU!」

「(全員で)・・・・・・・えぇっ!?」

「わ、私ですか!?はやてちゃん?」
「私のデバイスやからいいねん!」
「なんとここで代打リィンです!いったい何を考えているのか!てか認めていいの
か!?答えろグリフィス!」
「いいですよー」
「なんと投げやりな解答!どうでもいいのか!さあリィン選手子供サイズまで大きく
なってバッターボックスへ向かいます!おや?はやて選手リィン選手に何かささやい
てます。・・・おおっとリィン選手なんと元のミニサイズに戻りました!どうするつ
もりだ!あんな体でなのは選手の球打ったら死んじゃうぞ!」
「エイミィさん、もう子供に会えないと思っててね」

リィンがバッターボックスへ向かう。
そしてここに来てはやての作戦に気づいた人が出だす。
「あ〜っ、なんだこの狭いストライクゾーンは!こんなんヴァイス選手のあっちの相
方でもきついぞ!」
リィンはやたら小型なためストライクゾーンが狭い。さらになのはは元々あまりコン
トロールは良くない上にスタミナも減ってきていた。よって
「リィン選手ストレートのフォアボール!はしゃぎながら1塁へ向かいます。」
「代走ヴェロッサ!」
「はいはい」
「ってお前いつ来たんだ!」
「やだなぁ。ずっと球拾いとスコアボード係やってたじゃないですか」
「気づくかぁ!?」

GGGメンバーから向こうだけずるいという非難の目線が飛ぶがはやてを始め全員が知
らん振り。それどころか「むしろこっちは散々相手バッテリーのアレを見せられてる
んじゃい!」という逆非難の目を飛ばしていたりする。
「まあ安心してええで。もう使わへんから」
と言う言葉と共に4番はやてが打席へ向かう。
「さあワンナウト満塁です!なのは選手踏ん張れるか!」
だが、今のなのはにはもう抑えきる力は残ってなかった。
カキーン!
「いったー!これは文句なし!満塁ホームランです!ルミナスナイツ一気に逆転!4
−6です!」
続くアルフは何とかファーストファウルフライに打ち取るも
「私の勝ちだね、なのは!」
カキーン!
フェイトにホームランを打たれてしまう。
続くシャマルはサードティアナのファインプレーで仕留めたものの

「さあ一気に4−7となったぞ!最終回GGGは追いつくことはできるのか!?バッ
ターは期待の1番スバル選手だ!」
「さて、何やろっかな♪」
「スバル、張り切るところが違う気がする」

ちなみに
GGGベンチでは打たれて落ち込むなのはとそれを励ましているユーノにより2人だけ
またアレな展開になっていたりした。

続く

あとがき
いよいよ次回は最終回となります。果たしてスバルは何をやってくるのか!?
長編は現在執筆中です。ある程度まとまってから出そうと思います。





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