「六課野球大会」 最終回

9回表 GGGの攻撃
ベンチの前で今日円陣が組まれる。その中からなぜかクロノが先駆けて声を上げる。
「3点ビハインドだ!泣いても笑ってもこの回で最後!逆転するぞ!」
「「「「「「「「オオォーーーー!!」」」」」」」」
「よし、ならば作戦を指示する。ユーノ、まずは長○を呼んで来い!バットにちょっと細工を」「お前はいい加減そこから離れろ!」
「馬鹿は無視していきましょう!なおこの回からマウンドには疲れの見え始めていたフェイト選手に代わり八神はやて選手が登っています!果たしてGGG打線を抑えれるのか!対するバッターはスバル選手!果たして今度は何で来るのか!?」
「もはや打つかどうかはどうでもいいんですね」

ルミナスナイツ守備変更
3番セカンド ヴェロッサ
4番ピッチャー 八神はやて
6番サード フェイト

「うっしゃー、いくで〜!」
はやてが第1球をスバルに対して投げ込む。
「甘いですよ。八神部隊長!」
スバルの目が輝く。球場内全員の注目が集まる。
だが、スバルの選択は
「なんとセーフティーバントです!しかもこれはファーストライン上ギリギリコース!フェアか、ファールか!」
ファーストすずかが前に出てくる。しかし、今からボールを取っても1塁は間に合わないと判断、ボールの行方を見守る選択を取る。が、
「なんと、ライン上に止まりました!フェア!スバル選手、川○並の超人的なバントで出塁です!」
「10歳でコロンビア大学の博士号を取得した(自称)この私の頭脳をなめないでよねー。ちゃんと計算したんです!」
「まさかそっちで来るとは!さすがスバル選手!!!」
「ほめる所が違う気がするんですけど」

続く2番ギンガ まさかのデッドボール。そしてなぜか呪われる。仕方ないので
「なのは選手負傷退場のギンガ選手に代走を起用するようです。」
「代走アリサちゃん!」
「なんとなくそんな気がしたわよ」
というわけで1塁ランナーはギンガに変わりアリサ。

「炎の羽で飛ばないように」
「安心して。やる気はないし、フレイ○ヘイズでもないから」

ノーアウト1、2塁
3番ヴィータ
気合を入れようとして、「あたしが絶対打つんだにょ!」と噛んでしまう。しかし、なぜかパワーが湧いたのか、レフト線タイムリーツーベースヒット。5−7。
4番クロノ 「ホーミングモードのバットだから絶対ホームラン!」三振
5番シグナム カウント1−3から難しい球を
「アル(あっちの)、ラムダ・ド○イバ起動!」
「(どこからともなく)ラジャー」
「まさかそう来るか!?」
謎のパワーでライト前ポテンヒット。しかしギリギリだったためランナーはスタートできなかった。ワンナウト満塁となる。

続く6番ティアナ 呪い負けでピッチャーフライ。
7番ユーノ はやて、押し出し四球を与える。6−7。
というわけで
「バッターは8番なのは選手!さっきのリベンジに向けて燃えているぞ!なのは選手どうやら腕に何かを装備しているようです。あれは・・・」
「プ○チャンです!」
なぜかこの球場のメンバーの一部(スバルなど)が反応した。

「さあなぜか私も反応しちゃったけど、場面は2アウト満塁!はやて選手が抑えて試合終了か!それとも逆転の一打をなのは選手、というよりプ○チャンが放つのか!」
「いくでー!」
はやてが渾身の1球を投げ込む。が、
カキン!
「打ったー!打球はぐんぐん伸びる!入った!逆転満塁ホームラン!10−7!一気に逆転!!!」
「やったねプ○チャン!」
「さすがというかなんというか・・・」
もはや呆れ顔のアリサであった。
「ってアリサお姉ちゃんはベンチに行かなくていいの?今はGGGの一員でしょ?」
「あの空間に入りたくないの。あとでちゃんと守備はするし、もし打順がまわってきても三振するから大丈夫よ」

この後はやてはさらに9番シャーリーにもホームランを打たれてしまい、11−7。
さらに
「シャープシューターゆ○ちゃんの力!」と、スバルにセンター前ヒットを打たれる。
「作者も必死ですねリィンさん!」
「スバルに回す度に後悔してるみたいですの」
2番アリサは予告どおり三振。
チェンジ。

9回裏ルミナスナイツの攻撃
「さあ3点リードが4点ビハインドになってしまいました!さあ再び逆転劇を見せることができるのか!?ベンチ前ではこちらも円陣を組んでいます。フェイト選手が何か言ってます」
「みんながんばろう!ルミナスナイツ、出陣!」
「とうとう言っちゃったか・・・」

「GGGは守備変更のようです。マウンドには志願登板のクロノ選手の姿があります!」

GGG守備変更
2番ライト アリサ
4番ピッチャー クロノ
8番セカンド 高町なのは

「バッターは8番すずか選手です!前の打席ではホームランを打っています!」
「僕の切り札をみせてやろう!」
「クロノ選手第1球を投げた!」
「必殺ミステリアスボール(命名、僕)!」
カキン!
「あ〜っと、これは何も変化しないただの棒球だった!すずか選手2打席連続ホームラン!11−8です!」
「ネタに走るまでもなかったね。せっかくロ○ドネタを用意してたのに。残念」
すずかがダイヤモンドを一周する間クロノはチームメイトにボコボコにされていた。
そしてなのはが主審に選手交代を告げに走っていく。
「グリフス君、ピッチャー交代!スバル!」
「名前までそんな扱いですか、僕は!?」
その叫びは例によって無視された。
「再び守備変更です。ピッチャーはスバル選手。果たしてスバルにネタは残されているのか!?」

GGG守備変更
1番ピッチャー スバル
4番セカンド クロノ
8番ショート 高町なのは

というわけで、
「いっくぞ〜!」
バッターは9番ヴァイス。スバルがキャッチャーに向けて第1球を投げ込む。
「ブロウ○ン・マグナム!」
「ついにやったか!!!」
しかし、
「あ」
ドスッ!と鈍い音がヴァイスの脇腹付近から響いた。
「なんとブロウ○ン・マグナムが直撃!ヴァイス選手大丈夫か!?」
「な、なんとか・・・。俺が怪我したら三○はどうなるんだ!?」
「あまり大丈夫じゃなさそうな気がしますね」
「さあノーアウト1塁でバッターはエリオ選手!さあスバル選手次はどうする!?」
「今度は違うよ!」
と言いつつも
「ブロウ○ン・ファントム!」
「一緒だ!」
エリオも負けじと
「必殺、アニメ全52話一気鑑賞!」
ストライーク、バッターアウトー
「ごめんなさい・・・」
「エリオ選手、三振!てかあんな役に立たないある意味すごい必殺技をよく使う気になったな、お前は!」
続くキャロも三振してしまい、追い詰められたルミナスナイツ。
ベンチではフェイトが
「心○士さえいれば・・・」とか言い出す始末。
「さあ最後のバッターになってしまうのか!バッターは途中出場のヴェロッサ選手!スバル選手、第1球を投げた!」
しかし、ボールは逸れ、またしても
「なんとこの回2つ目のデッドボール!ヴェロッサ選手は大丈夫か!?」
「大丈夫です。僕のユニフォームにはヴァリアブルフェイズシフトが装備されてますから。ちなみにこのユニフォームの名前はストライクノ」「はい、それ以上は禁止!」
「そっちで来るとは思わなかったですね」

2アウト1、2塁から4番八神はやては普通にセンター前ヒットで満塁にする。
そして
「バッターは5番アルフ選手!さあスバル選手踏ん張れるか!?」
「ブロウ○ン・ファントム!」
スバルが渾身の1球を投げ込む。しかし、
「ネ○ま!」
周りから「あ〜」と言う声が出るがアルフはそ知らぬ顔で
「打った!これは大きい!ライトの頭上を越えた!ランナーがどんどん帰ってくる!一人、二人、三人、一気に同点だ!
あっとアルフ選手、中継がもたついてる間にホームをねらう!」
アルフは快足を飛ばし、ホームをねらう。
だが、さすがにそれは無茶だったらしい。
「アウトー」とグリフィス?の声が響く。
「って何で名前に?マークがついてるんですか!?」
「(無視)さあ同点で9回を終えました!一応試合終了なんですが・・・」
グリフィスは高らかに宣言する。
「ゲームセット!」
だが、
「どないする?できれば決着つけたいんやけど」
「って、あれ?」
「そうだね、このまま終わるのも何かやりきれない気持ちになっちゃうし・・・」
「あの・・・もしもし?」
「じゃあ延長戦する?」
「いや、あの、僕ゲームセットって言ったんですけど」
「(全員で)賛成ー!決着つけよう!」
「ちょっと、無視しないで下さいよ」
「じゃあエイミィさんそういうことでよろしく」「了解!盛り上がってきたねー!」
「僕、空気と同じ扱いですか?」
「みんなガンバロー!」
「あ、もういいですよ、空気と同じで・・・」

なんと11−11のまま延長戦へ続く


あとがき
当初の予定では今回で終了でした。しかし、その場の勢いで書いていたものだからネタやってる間にずれてきて予定通り行きませんでした。書いてるうちにもいろいろやりたくなってきちゃったんですよね。
というわけで延長戦突入です。書けるかな?まだネタあるかな?ちなみにグリフィスに対する扱いは実は元となった人物がいたりします。





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