朝日の射し込む窓辺のベッド。アリサ・バニングスは心地良いまどろみに浸っていた。
 平日であれば常に付きまとう学校や習い事という時間的拘束の無い日。学校はともかくとして、習い事が全く無い日というのは珍しいのだが、珍しいだけで一月に一度くらいはある、そんな日。
 偶然にもそんなアリサが丸一日を自由に使える日、普段であれば出来はしない寝坊もたまにはしたいというものだ。
 けどそれはあくまでもアリサの意思で、周囲を取り囲む人物には全く関係が無いし、口に出している訳でもないので影響も与えていない。
「アリサ!起きろよ!」
 という諸々の理由から、アリサと同じ家で暮らす従弟の少年、ローグウェル・バニングスの大声で彼女の意識は目覚めに向かう。
「ん、ん〜」
 唸るような、けどとても可愛らしい声を出して抗議するアリサだが、一刻も早くその顔が見たいローグにとってはなんの抵抗にもならない。むしろ普段はお眼に掛れないアリサの寝顔。意識せずとも期待は高まるというものだ。
「ん〜、じゃないっての。今日は翠屋に行くんだろ?起きろよ」
 アリサやローグが翠屋に行くという約束をなのはとしたのは、つい先日の事。約束の時間は、当然ながら開店時間を過ぎた後だ。
 だが、現在時刻は朝の7時。こんな朝早くに営業している訳も無い。まだ寝ていても問題無い時間だ。
「ほーら、布団剥ぐぞ」
 大好きな少女に構って貰いたい、弄って遊び倒したいローグには時間も何も関係無い。今日も今日とて常日頃から心掛ける朝の挨拶を敢行すべくアリサの身を包む掛け布団を剥ぎ取る。
 ばさっ、という音が似合う豪快な剥ぎ取りっぷりに、掛け布団は成す術も無く空中を舞い、床に落ちる。舞い上がる誇りも無い清潔な部屋の中、ローグはアリサの顔へと視線を向ける。
 と、そこに見えたのは顔では無く、妙に大きくはだけたアリサのパジャマの胸元。ボタンが外れてガバーっと前が開いているので、胸元だけで無くヘソやら腋やらの普段は服に隠れて見えない部分がされけ出された姿。朝のまどろみの中、心地良さそうにとろけた少女の表情がとても可愛くて、それでいて格好は少年にとっては刺激的だった。
 数瞬の間ローグが硬直していると、アリサが不機嫌そうに顔をしかめた。掛け布団を剥ぎ取られ、冷たい朝の空気が流れて来たからだろう。
 再びその身を温かい掛け布団で包もうと手を伸ばして周囲をまさぐるが、手に触れるのはベッドのシーツのみ。やがて手の届く範囲に目的のものが無いと知ったアリサは、心地良い時間が欲しくて眼を開ける。
 すると、その眼に最初に映ったのは、自分を見つめて顔を赤く染めるローグだった。凝視しているとうよりは、驚きで硬直しているという感じが似合う状態。
 寝起きで呆けた頭の中、ローグの視線の先に何があるのかと眼で追えば、そこにあるのは、あられもないと表現しても誇張じゃ無い自分の姿があった。
「み…………見るなーーーー!!!」
「ぐぶはっ!」
 アリサの拳は、体重60キロを超えるクラスメイトの体当たりよりも重かったそうだ。






 カランカランカラン。軽快な音を響かせてベルが鳴る。
 翠屋の扉が開かれた時に鳴る様に設置された、来客を知らせる為のベルの音だ。
「だから、機嫌直せよ」
「五月蠅いわね。怒って無いって言ってるでしょ!」
 朝起こす時にあったトラブルの所為で多少機嫌が悪い様子のアリサ。本人は否定しているが、表情と言葉使いを考えれば一目瞭然と言ったところだ。表情は興奮した様相を取り除けておらず、語気は荒く、息も荒い。これで怒っていない機嫌悪くないなんて言って信じる輩は居ないだろう。
 そんな二人の見慣れた光景を捉えて、翠屋の店主は笑みを浮かべる。
「いらっしゃい。アリサちゃん、ローグ君」
「あ、おはようございます。おじ様」
「おはよーございます」
 ”いらっしゃい”という言葉に返すのに”おはよう”は少々不自然だが、その場に居る者にとっては至極自然だった。朝早くから翠屋にやって来るのももうこれで5度目にはなるだろう。それだけ通えば、まぁ当人達にとっての自然な形というものが出来上がるには十分だ。
 今日も今日とてそんな決まり切った挨拶を交わしていると、二人の来客を知らされた約束の相手が自室から出て来た。
 階段を降りるトントントンという音の後、見なれた顔が二つ。
「アリサちゃん、ローくん、おはよう」
「アリサ、ローグ。おはよう」
 高町なのはとフェイト・テスタロッサ。翠屋の住人であるなのはと、ほとんど住んでいると言っていいフェイトは出迎えの挨拶と朝の挨拶を兼ねた言葉を。アリサとローグはそれに自然な、これまで通りの形で応える。
「おはよ、二人共」
「すずかはまだ来てないの?」
「うん。けどもうすぐ来ると思うよ。何時もこのくらいの時間だから」
 そんな風にアリサとなのはが会話していると、来客を告げるベルが鳴った。
 その音に反応して店内に居た全員がそちらを見れば、少しばかり困惑した表情のすずかが立っていた。
「あの、なんでみんなこっち見るの?」
 なのは、フェイト、アリサ、ローグ、士郎の五人から同時に視線を向けられたすずかはなんだか委縮している様子だ。友達の家であり馴染みともいえる喫茶店に入ったら知り合い勢からの同時視線攻撃。そりゃ困惑も委縮もする。
「ただの偶然だよ。それより、なんか顔赤いな」
「あ、うん。外が寒かったから」
 手が冷たいのか、息を吹きかけて暖めようとするすずか。その仕草を見て、ローグがすずかの手を取った。
「あー、確かにこれは冷たいな」
 言いながら、ローグは自分が翠屋に来るまでの道中使っていた手袋をすずかの手に着ける。
「あ、ありがと」
「明日は手袋くらい用意しろよ。今日より寒くなるらしいし」
 現在、暦の上では秋。十月も半ばに差し掛かったこの時期、例年であればまだ手袋を使わねば手が冷たくて仕方無い様な寒さにはならない。だがこの年は、どうしてか寒くなるのが早くて、皆が軽装の防寒着をこの時期から着用していた。
「なのは、フェイト、行くわよ」
「いいの?」
「フェイトちゃん、あれはローくんが悪いんだよ」
 アリサの提案、フェイトの戸惑い、なのはの達観。
 ローグがなのはであれフェイトであれすずかであれ、アリサ以外の女の子に優しくした場合、アリサの機嫌が悪くなるのが常だ。今回は朝の騒動で機嫌の値が既にマイナスであったため、置いて行くなどという分かりやすい不機嫌模様を早々に表している。
 なのはやフェイトにはアリサが一番だと言ってる癖に、他の女の子にまで簡単に接近したりする辺りがローグは迂闊だ。最も、子供だからそういう嫉妬うんぬんに対して疎いだけなのかもしれないが。
 少なくとも、ローグが他の女の子に触れたりしてるとアリサは不機嫌になるという事を、彼は理由を分からずとも知って置くべきだ。でないとなだめ役のなのはやフェイトが大変なので。
「アリサちゃん、待ってよ」
 置いて行かれている事に気付いたすずかがアリサを止めるが、アリサは聞きもしないでずんずんとなのはの部屋へ向かう。慌てて追いかけるすずかだが、そんな折にも士郎への挨拶を忘れずにしていく辺りが良く出来た子だ。



 そんなこんなで、一同はなのはの部屋へと移動となった。
 なのはは机の上から一枚の紙を取り、愛用のボールペンを持つ。デフォルメされた熊の顔があしらわれた可愛らしいものだ。
「さて、今回のテーマだけど」
 なのはが、様々な走り書きのされた紙をテーブルの上に置き、話を始める。
 一同はテーブルを囲む形で座り、一様にその話に耳を傾ける。
「今回はどんな踊りを踊るかを決めようと思うの。やっぱり幼稚園の子供達でも簡単に出来るものがいいし」
 なのは達が集まって話しているのは、来週末に行われる課外授業の事についてだ。
 なのは達は授業の一環として、学校の近隣にある幼稚園へと赴き、そこでイベントを開催する事になっている。
 イベントとは言っても、小学生が企画した簡単なゲームみたいなものを幼稚園の子供達とやるといった極簡単なものである。とはいえ、幼稚園で行う企画は自分達で考えなければならない。自分達より小さな子に分かり易く、かつ楽しめるものを考える、というのが課外授業の目的らしい。
 課外授業は4、5人程度が集まって一つのグループを作り、そのグループ単位で行われる。普段から行動を共にしているなのは達が同じグループに所属するのは当然の流れとも言えた。
 そんな訳で翠屋のなのはの部屋を拠点にして集まる事既に4回。どんな事をどういった順番でやり、誰がどんな役割を担うのか等をこれまで決めて来た。今日はその大詰め。企画の最後にみんなで歌って踊って騒いじゃおうという案があり、その詳細を決める為のものだ。
「って、アリサちゃん。私の話……聞いてる?」
「聞いてるわよ」
「俺の方を凝視しながら言われても説得力が無いんだが」
 正確には、アリサが見ているのはローグの隣に座るすずかの手。すずかの手に着けられたローグの手袋だ。
「すずか、それ外さないの?」
「あ、うん。まだちょっと手が冷たいから」
「暖房強くしようか?」
「そこまでしなくていいよ。もう少しすれば暖まると思うから」
 アリサがなのはの話を聞かない理由。何の事は無い、ローグの手袋を何時までもはめているすずかが気になるのだ。
 アリサの語気は未だ荒く、というか荒さを増していて、機嫌は絶賛自由落下中。それを悟ったなのは、フェイト、すずか。なんとかしたいすずかだが、冷えた手はまだ暖まっていないので、このまま外してもまたローグが着けようとするだろう。そんな事になれば逆効果も甚だしい。
 こんなどうにもしようがない状況、知られない様に溜め息をついて、仕方なく話し合いを進めるのだった。






「フェイトちゃん、お風呂どうする?」
「私は後でいいから、なのは先に入って来て」
「うん。分かった」
 微妙な空気のまま、なんとか課外授業についての話し合いを終えたなのは達。その後全員でいろいろな事をして遊んで、気付けば午後六時を過ぎていたのでアリサ、ローグ、すずかの三人は帰ってしまった。
 迎えの車に来て貰うなりすればいいものを、三人は歩きで帰るらしい。どうして、と理由を尋ねれば、「授業の相談で集まるならこれも授業の内でしょ。だからなるべく自分で行き来したいの」だそうだ。
 アリサもローグもすずかも、学校には自宅の車では無くて歩きで通っている。アリサの父親曰く、歩く事は基本、だからだそうだ。歩きで通えないくらい遠いのであれば仕方無いが、それが可能な距離ならば極力歩くべきだという事らしい。アリサの父親の言いたい事は、なんとなく分かる。本当になんとなく程度だけど。
 なのはを風呂へと送り出したフェイトは、桃子も元へ行って洗い物を手伝う事にした。手伝わなくていいという桃子の遠慮を振り切って、フェイトは皿を手に取る。
「ごめんね、フェイトちゃん」
「気にしないで下さい。置いて貰ってるお礼にもなりませんけど、出来る事は手伝いたいんです」
 フェイトは、かつてジュエルシードとフェイトの母であるプレシアが原因で起こった事件、通称P・T事件での罪により時空管理局で裁判にかけられた。諸々の理由があり、クロノの活躍もあり、こうして現在は高町家で翠屋のウエイトレスとして、お手伝い兼小学生という日々を送っている。
 士郎や桃子にはリンディが事情の説明をした。
 曰く「仕事がどうしても忙しいので日中だけウチの娘を預かって下さい」で、土下座だ。
 フェイトがリンディの娘とか、そういった戸籍関係に関しては全て管理局の方で手配が成された。士朗達も、なのはの友達だし平日は学校だから土日くらいは問題ないだろうという事で了承を得ている。
 まぁ、フェイトが高町家に居る時間は朝ご飯から晩ご飯までなので、日中を超えてはいるんだが。
 そしてこれに合わせて、リンディやクロノといったハラオウン家の面々は海鳴市に引っ越している。なんでも現在調査中の次元世界が地球から近い事もあり、交通の便がいいんだとか。
 何はともあれ、フェイトはいろんな人達の助けがあってここにいる。フェイトはそれに感謝し、日々を送るのだった。






「アリサー、風呂上がったぞ」
 ローグの声に応える声は無い。
 アリサの自室からは光が漏れているので、中に居るのは確定なのだが、まだ機嫌が悪いらしい。
 どうしたものか。そう考えていると、バニングス家の執事である鮫島から電話が入ったとの旨が伝えられた。
 自分に電話なんて珍しい、と出て見れば、なんと相手はなのはだった。
「珍しいな、電話なんて」
「そうかもね。普段はあんまりかけないし」
「それで、何か用か?」
「用が無いと電話をかけちゃいけないの?」
「こんな時間に用も無しにかけてくる程非常識じゃないだろ、お前は」
 時計を見れば、午後10時。まだ遅い時間ではないと言えばそうではあるのだろうが、小学生が用も無しに電話をして来る時間帯には思えない。暇だから何かおしゃべりしよう、という事であれば、フェイトが居るだろうし。
「あー、うん。それはそうだね。ところでローくん、時間大丈夫かな?」
「もう風呂も入ったし、後は寝るだけだから。一時間もかかるとかじゃ無ければ平気だ」
「なら大丈夫。すぐ終わるよ」
 何故だろう。受話器を通して聞こえるなのはの声は、微妙に固い雰囲気を含んでいた。
「あのね、アリサちゃんの機嫌って直った?」
 自分がアリサの機嫌を損ねるなんて何時もの事だろうに、どうしてそんな事を?そう思ったローグだが、疑問をぶつける前にもう少し聞くべきだとも同時に思った。ひとまず、正直に答える。
「いや、まだだ。その内直るんだろうけどな、今日中は無理そうだ」
「そっか。実は私の話ってね、アリサちゃんもちょこっとだけ関係してるんだ」
 なのはのその言葉を聞いた瞬間に、ローグの頭が切り替わる。のほほんとした風呂上り後の友達との会話では無く、アリサを守る為の魔導師ローグウェルとしての頭に。
「それはどういう事だ?」
「あ、そんな怖い声出さなくてもいいよ。本当にほんのちょこっとだから」
 何故だか勿体ぶるなのはの次なる言葉を、ローグは静かに促す。
「ローくんはさ、戦うのって怖くない?」
 本心に応える為に考える。その間数秒を要して、口にする。
「いや、怖くない」
 なんだかとても冷えた声。まるで体温を切り捨てた動物みたいな、温かみのまるで無い声。
「本当に怖くないの?」
「怖くないっていうのは、正しくないかも知れない。多分、よく分からない。怖いって事が」
 冷えた声の中、僅かにある温かみある音。ローグの本心からの言葉は、なのはのとある決意を固めるには十分なものだった。受話器を握っていない方の手を、ぐっと握り締めて、なのはは口にする。
「なら、私は戦わない魔導師になる。誰が襲って来ても戦わない、フェイトちゃんやアリサちゃんやすずかちゃんやローくんが、もし危険な目に会っても、戦わない魔導師になる」
 ローグはその言葉を聞いて何を思ったのか、黙り込んでしまった。
「あ、あのねローくん。私が言ったのは……」
 慌てて説明しようとするなのはの言葉を、しかしローグは遮った。
「分かってる。俺みたいなのがまた出ると、面倒だもんな」
「ふぇ」
「そういう事だろ。戦ったりすれば、誰か傷付いて、だから俺みたいなのが出て来るんだ。戦う事が怖く無い上に、誰かを見捨てたりしようとするなんて、おかしな奴がさ」
 麻痺した少年の心に、戦う事への恐怖は生まれない。在るのは、大事な人を失う恐怖。大事な人を守る為に、変な身体になって、心まで変になった。
「違うよ。そんなに難しく考えないで」
「難しく考えないって、どうすればいいんだ?」
 ローグの困惑した声色に、なのははクスリと笑い、続けた。
「叩かれたら痛い、叩いても痛い。そんなの嫌でしょ?だから戦わないの。もしみんながピンチになったら、全力で連れて逃げる。ね、分かり易い」
「すっげー分かり易いな」
 そんなやり取りの後、なのはが桃子に呼ばれた事で電話は切られた。受話器越しにローグの耳に入ったちょっと怒った声からすると、夜遅くなのに長電話でもしてたから叱られるんだろう。
 そう思い、受話器を置いて自室へ戻るローグ。途中でアリサの部屋の前を通った時には、明かりは既に消えていた。
 結局、電話ではなのはが何を言いたかったのか良く分からなかった。
 けどきっと、なのはは嫌になったんだ。誰かを傷付けて誰かを守るなんて、嫌なんだ。
 魔法には非殺傷設定っていうのがあるってこの前聞いた。字面からして、相手を殺さずに倒す手段だろう。けどなのはには多分それすら嫌で、撃つ事そのものが嫌なんだ。
 理由なんて心当たりがあり過ぎる。自分の事、ジュエルシードの事、そして何よりフェイトの事。
 戦ったって、良い事は無い。戦いと話し合い、どちらを選んでも同じ結果が得られるなら、誰だって話し合いを選ぶだろう。なのはは、それに近い事をしようとしている。
 戦いと話し合い、違う手段で得られる結果を常に同じにしようとしているんだ。そうすれば、誰だって話し合いを選ぶ。
 漫画にゲームにドラマにアニメに、戦いをせずに争いを収めようとする人はそういった場所に溢れるだけ居る。けどそれを本当に実行出来た人は多分居ない。だって人は考え方が違うから、誰かは戦いの道を選ぶ。例え戦いと話し合いの結果が同じでも。
 そんなある種の不可能を、なのははやろうとしている。
 それを素直に凄いと思ったから、ローグは考えた。自分は、戦いを選ぼうと。






 鬱蒼とする夜闇の中、異端の魔導師イリスは佇んでいた。傍らには少年と少女。ダークブラウンの髪色をした無邪気そうな少年と、ライトブラウンの髪色をした底抜けに明るい雰囲気を纏った少女。
「さて、私達が表舞台に立つ番かな?」
 彼女達は、ローグにとっての厄介な出来事。






 平凡なマンションの一室。そこに住まう少女、八神はやての前に跪く四人の姿。雰囲気の違う、大人びた女性が二人。屈強な肉体を持つ男性が一人。強気そうな表情の少女が一人。
「守護騎士ヴォルケンリッター、此処に」
 彼女達は、なのはにとっての辛い出来事。









あとがき
 長めなプロローグを終えて始まりました。リリカルなのはTHE・FIRSTの続編であるリリカルなのはCross A'sです。
 THE・FIRSTが無印をベースに好き勝手改造した一応本篇再構成のものだったのに対し、こっちはタイトル通りA'sがベースです。
 ただでさえ多いのにキャラが増えて混雑したり、やっぱりやり過ぎたり、戦闘描写が分かりにくかったりしてしまうと思いますが暇潰し程度に考えて、もし良かったらお付き合い下さい。FIRST程長くはならない予定なんで。
 それでは〜。





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