前回、シャマルと昌の手によってボコボコにされてしまった作者!!

彼は一体どうなってしまったのでしょうか………

昌「いや、普通にナレーションしてるだろう?」

甘いな、実はそうでもなかったり。(まだシルエットかかってます。)

昌「………さて、この場合は119番か、だが不審者でも通用しそうだから110番か?」

あの〜、私あなたの生みの親なんですけどねぇ!?

昌「関係ないだろうが、不審者を見たら110番。これは常識だ、しかも身内ならなおさらな。」

というかなんですでに不審者って確定されているんですかねぇ!?おかしくいない!?

シャマル「それはあなたが一番よくわかっているんじゃないですか?」

シャマルさん、にこやかに登場しての第一声がそれなんですか!?しかし否定が出来ない!!

昌(そりゃ中学生のときまで木登りしてるくらいだからな………しかも制服のままで。) ←実話

しかも流されて結局まだ僕がどうなったか説明できとりゃせんし!!

昌「(ちっ)言いたいならとっとと言えば良いだけだろう。」

舌打ちされた!?しかもめちゃくちゃ冷たいよ!!

シャ「そういう宿命なんですよ(にこっ)。」

変えられないの!?

昌「とっとと言えよ。」

どこからともなく刀を取り出し、突きつける。

分かりました、ですからどうかその凶器をお片付けください。(土下座)

それで実は私、この前首の骨折られたじゃないですか。

昌「………そうだっだか?」

シャ「さあ?」

あんたら自分のした仕打ちくらい覚えておいてよ!?くっでも今はとりあえず自分のことを優先するか。で、話を戻すと私は首の骨を折られた上、ぶち抜かれた訳ですよ。

シャ「ぶち抜きのことはさっき言ってなかったじゃないですか。」

だからやった本人が忘れるなー!!!

(ヒュッ)作者に向かったまたもやどこからともなく現れたナイフ投げられる。

昌「いいから本題言えよ、本題を。」

OK、OK。分かったから武器投げるのもやめようよ!?また死ぬから、僕!!

シャ「何事もなかったように生き返ったくせに。」

なんだかとても冷たくて黒い視線が向けられる。

シルエット突き破り、

これでもまだそんなことが言えるのか〜!!

そこにいたのは人間でなく、首の方向がおかしいゾンビだった(グロ)

パシュッパシュッ

うぉ、サイレンサーつけて銃をどこからともなく取り出して、しかもそれで撃たないで!!

昌「黙れ、正真正銘の怪物にかける情けはない。しかも普通に話すな、気持ち悪さが倍増する。」

会話に関しては翻訳●ンニャク(お味噌味)のおかげさ、ブラザー。ってところでシャマルさん、何でロザリオ持ちながらお祈りしているんですか?

シャ「怪物退治といったらロザリオじゃないんですか?」

………

昌「………」

シャ「あ、あれどうして二人とも黙っちゃうんですか?」

あ、あの〜シャマルさん、ゾンビって言うのはね。十字架通じないから。

シャ「へっ?」

昌「そもそも、ゾンビはブードゥー教から生まれたものだぞ。それを怪物に生まれ変わらせたのがアメリカの映画だ。キリスト教でもないものに十字架が効くか。」

シャ「そ、そうなんですか〜!?」

うっかり発動ですか。

昌「というかそろそろ本題に行くぞ。」



昌とユーノとシャマルの愉快な(所により恐怖の)解説講座

2時間目



ユーノ「相変わらず、僕の出番はオープニングではないんだな………」

昌「………あってもいいことはまったくないと思うがな。」

ユ「うわ、ってまたですか………いい加減にしてくださいよ、気配をたちながらの登場。」

昌「………すまんな。」

シャ「しかも昌さんの場合、表情の変化もないから余計に怖いですよね(苦笑)。」

昌「………これも癖というかトラウマというか、とにかくそれ関係だ。」

ユ・シャ((一体この人どんな人生送ってきたんだろうか))

昌「それはまた今度話していく。(遠い目)」

ユ「………また読まれてるし、心。」

シャ「え、え〜っと、ほ、ほら、そろそろ始めませんか。」

昌「そうだな、今回は気の使い方とその種類についてだ。」

シャ「使い方って具体的にはどういうことがあるんですか?」

(スパン)ハリセンを(以下省略)

シャ「いった〜い、いきなり何するんですか?」

昌「シャマル、挙手忘れだ。これでリーチだぞ。」

シャ「し、しまった、そのことすっかり忘れてました(汗)」

ユ(僕もついつい聞きそうになってしまった。シャマルさんには悪いけど助かったかな。【汗】)

昌「よく覚えておくことだ。助かってよかったな、ユーノ。」

ユ「あなた絶対心の中読めるでしょ!?というかもう想像とかってレベル超えてませんか!?」

昌「(無視して)ほらほら、話を元に戻すぞ。」 ←あくまで本当に想像しているだけであって、心を読めるわけではありません。

ユ(納得いかない)

シャ(あと1回で………気をつけなきゃ、気をつけなきゃ【以下エンドレス】)

昌「気の使用法は気の流れを読むことから始まる。これが出来なければまず操ることは無理だ。」

ユ「(しっかりと挙手)どうして流れを読めないと操ることが出来ないんですか?」

昌「気を操るということは言い換えれば気の流れを変えることだ。慣れてくれば関係ないんだが、慣れないうちは流れの緩やかなところから出ないと操りづらいんだ。」

ユ「へぇ〜、でも操りづらいって事は操れないことも無いってことなんですね。」

昌「そうだ、しかし大抵の人間は無理だな。何十万人かに一人は出来るという話だ。まあ、洪水の起こった川を逆流させるようなもんだから出来たら化け物レベルって事だな。」

シャ「昌さんはどうだったんですか?」

昌「俺は………そうだな、秘密にしておこう。本編のお楽しみって事にしておいてくれ。………ところでシャマル。アウトだ。」

シャ「え?(顔がどんどん青ざめていく)」

昌「俺が見逃すとでも思ったか?(シャマルの襟首つかんで教室の外に消えていく)。」

シャ「しまった、ペナルティに気をとられてまた忘れちゃった〜。き、キン肉バス●ーはいや〜」

昌「大丈夫だ、女にそんなことはしないさ。これを頭にはめろ。」

ほっと一息つくと、急に彼から妙なものを渡させる。

シャ「何ですか、このアニメとかでバーチャル世界に飛び立つためにつかるサングラスみたいなのは。ていうか無理やりつけないで〜」

問答無用で事を進める昌

昌「スイッチON」



一方こちらは一人残されたユーノ

ユ「結構たつけど、二人とも遅いな………何しているんだろう。」

すると、突然

シャ「いや〜〜〜〜〜」

ガラスが割れんばかりのすさまじい悲鳴が聞こえてくる。何事かと思い、席を立ち、外に出ようとした瞬間、ガラッとドアが開いた。

なんと二人が帰ってきているではないか。しかしなにやら様子がおかしい。シャマルがぶつぶつ何かつぶやいて俯いているのだ。耳を澄まして聞いてみると、

シャ「増える、増える、何もしていないのに増えていく………」

そこまでで聞くのはやめた。こっちまで精神に支障をきたしかねない。

昌「さて、話に戻るぞ。」

何事もなかったかのようなすまし顔の彼に恐怖を抱きつつ、大人しく従った。

昌「次に、魔法の『変化』、『移動』、『幻惑』と同じように気にも基本となる3つのものがある。それぞれ『変化』、『具現化』、『強化』となっている。『変化』とは、気を操りその形態を文字通り変化する事にある。変化といってもただ形を変えるだけじゃない、対象を変化させることも可能だ。例えば地面に気を流し込んで、自分の思い通りに操ることもできる。」

ユ「そんなことも出来るんですか!?」

昌「ただしこれには条件がある。誰にでも出来るわけじゃない。これはもっと先の話になる。」

昌「次に『具現化』だが、これはただのエネルギーで歩きを他人に見せるようにしたり、触れられる状態にすることを言う。本編の2話目でやったあれは、この二つを行ったものになる。ちなみに俺がこっちで突然武器を出したりするのも具現化を使用したものだ。」

ユ(通りでぽんぽんと出てくるわけだ。)

昌「具現化にはいくつかの段階があって、まず第1段階は気の視覚化だ。基本的に気とは見えないものだ。ある程度訓練した人にはそんなことをしなくても見える。第2段階は気の物質化、つまり触れられる様にすることだ。気はそのままだ触れることは出来ない。というかいきなり触れることが今頃大惨事だ。」

ユ「そうですね………あまり想像したくないかも(苦笑)」

昌「最終段階は実際にある武器や道具にすることだ。」

ユ「(挙手)質問なんですが、何でいきなりその段階に持っていかないんですか?」

昌「簡単にいうと彫刻みたいなものだ。」

ユ「彫刻?」

昌「彫刻はまずデザインをして、それからある程度大まかな形を掘るだろ?そして仕上げに当たるのがこの最終段階なんだ。」

ユ「そういうことですか。」

昌「ああ、いきなりそういう風に具現化するのは高等テクニックで、相当の訓練が必要になってくる。それに何よりも、作り上げる物をよく知らなければ、再現するのが難しい。だからある程度の段階に分けるのさ。」

ユ「よく分かりました、ありがとうございます。」

昌「次は『強化』だな。これはいちいち説明する必要はないかと思うが、文字通り、肉体や武器の強度や破壊力を強めるのに使う。ちなみに気における回復もこの強化に当たる。」

ユ「つまり、自分が持っている回復力を気の力によって活性化させるということなんですね。」

昌「その通り。だからあくまで直すことが出来るのは治療可能な部分のみだ。対象が致命傷だったり、腕が無くなったからといって再生させたりすることは出来ない。この辺りは魔法も同じなんじゃないのか?」

ユ「そうですね、魔法も同じようにある程度相手に生命力がないとかけても意味が無いんです。」

昌「無から有を作り出すことはどこの世界でも無理なのかもしれないな。こればかりはどうにもならんだろう………」

キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン

昌「今日の授業はここまでだ。次回は気と自然界の属性について話そう。」

ユ「どうもありがとうございました。」

ユ(ところでシャマルさん平気なんだろうか【汗】)

シャ「ぶつぶつぶつぶつ」



ついに発動したお仕置によって精神が崩壊してしまったうっかり王(王と書いてキングと読む)シャマルさん、次回までに正気に戻っているのか!?そして次にお仕置の餌食になるのは一体誰なのか?あるいはこのまま無事に終わってくれるのか!?それは誰にも分からない(作者にも)

次回、乞うご期待!!







あ・と・が・き

いや〜、一体何があったのかねぇ〜シャマルさん。………まあ、知らないほうが身のためだけど。

昌「ところでそこのゾンビ、お前も一体いつになったら元に戻る?」

知るか!しかもこんなんにしたのお前らじゃ!!責任とってくれるんやろな〜

昌「………どこのやくざだ。まあ、確かに責任は取らなくてはいけないな。」

ん?責任とるのとその手に持った大量の小麦粉に一体何の関係が?

バッと小麦粉を放り投げ、中身が周りに散乱する。

昌「安心しろ、お前のような腐った肉はよく燃えるそうだぞ。」

ちょ、ちょっと待てください。あの、その手に持ったマッチは一体何なんですか、そして、もし僕の考えが間違っていなかったらあなたも危ないのですが。

昌「大丈夫、俺はそれまでに離れられるから。」

貴様ー!!わしは貴様の生みの親じゃぞ、そんなことしてええと思うとんのかい!!!

昌「生まれも育ちも静岡の癖に何故関西弁なのかは知らんが、異臭放ったものをそのまま放置しておくわけにも行くまい。」

あ、ちょっと待って。お願い助けて、言うこと聞くからそれだけは……

無常にも放たれる火花、それと同時にこの場から立ち去る昌。

チュッドーン

昌「粉塵爆発、密閉空間の空気中に燃焼物が舞い上がり、火花が起こると発生する簡単に起こせる爆発だ。ちなみに炭鉱で起こった事故の大半はこれが原因らしい。」





爆破までされてしまった作者。果たして生きて(?)いるのか?そしてどうなる次の話!!

続〜く





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