「くそっ、逃がすなよ!」

武装隊の1人が怒声を上げながら、砲撃する。相手はディメンションリンクを盗んだ青年。ディメンションリンクはポケットにしまわれている。青年は武装隊に背を向けて転送ポートに向かって走っていた。可能な限り武装隊の砲撃は避け、当たってしまうものはシールドを張って防ぐ。青年は後ろを振り向かずに前にとにかく進む。青年は武装隊の砲撃の雨を避けながら転送ポートに飛び込んだ。それを確認した武装隊の隊長は念話を繋ぐ。

〈こちら第16部隊、目標を第2転送ポートへ追い込みました。目標は転送をして逃亡。どうしますか?〉
〈こちら艦船アースラ。協力を感謝します。後はこちらでなんとかします〉




青年は転送を終えたところでうろたえていた。情報と違う場所に飛ばされたのだ。本来なら転送先は彼の仲間の元だったのだが、ここは明らかに違う。壊れた家屋が立ち並ぶ廃墟だった。とりあえず転送をし直そうと自分で転送魔法を始めたところに桜色の砲撃が飛んできた。青年は飛行魔法を行使して、飛び上がり近くのビルの屋上に飛び降りた。背後に人が降り立つ音がしたので振り返ると、数人の少年少女が立っていた。中には青年の知っている顔がいた。

「…城島ユウ」
「どこの誰かは分からないけど、それを返してもらうよ」

言うと同時に悪魔の羽のような剣を出し、バリアジャケットを着る。他の少年少女も既に戦闘体勢を整えている。青年はそれを見ると、目を瞑りバリアジャケットを生成する。右手に槍を作り出し、両手で持ち構えた。そしてユウ達と青年は睨み合い、どちらからか飛び出し刃を交えた――




魔法少女リリカルなのはLOC
第10話「回りだす歯車」




こんな状況になったのは約30分前にあったユーノからの念話が原因だった。ユーノが言うにはディメンションリンクの調査中に研究員の1人が持ち出し、逃走。武装隊が捕らえようとするが、あっさりかわされたのでユーノがユウ達を呼んだということだった。ユウは盗難の報告を受けるとなのはとフェイト、はやてを連れて、ユーノからアースラに向かってくれと言われたのでアースラに向かった。アースラでは既にユーノとクロノが待っていた。

「クロノ、ユーノ!」
「話は後だ、僕達はこれから47管理世界の『ルイン』に向かう」
「どうして?」
「盗んだ張本人をここに誘導させる、そこで僕らが迎え撃つということだ」
「誘導は武装隊の人達にお願いするから、皆急いでね」

コンソールを忙しく打ちながら、エイミィが呼びかけた。ユウ達は頷くと急いで転送ポートに向かって走り出した。

「リイン、もうユニゾンしておくよ」
「はいです」
「「ユニゾン、イン!」」

はやてとリインはユニゾンをし、そのまま転送ポートへ向かった。全員の転送が終わり、廃墟に誘導させることをエイミィから聞き、全員はバラバラに隠れた。待っている間クロノから念話が繋がれた。

〈ユウ、今回の事件の相手に心当たりはいるか?〉
〈分からないよ、大体こっちに来たのは初めてだから知り合いもいないし…〉
〈そうか、とにかく相手の情報が少ないから注意をしてくれ〉
〈了解〉

しばらくすると、青年が首を回しながら廃墟に入ってきた。こちらには気づいていないようだ。タイミングを見計らってクロノがなのはに砲撃を指示する。

〈なのは、撃て!〉




そして現在に至る。青年は20歳ぐらいだろう。赤い髪に紫の瞳をしていた。バリアジャケットも一般の魔道師が着ているものとは違い、赤がベースで動きやすい衣服を着ていた。

「エクス、援護をお願い。ゼロ、ユニゾンは後で様子を見てからするからそれまではエクスと一緒に援護して」
「分かった」
「はい、マスターユウ」

ユウがまず切りかかる。青年はそれを受け流しなのはに向かって走り出した。青年がなのはに接近し終わる前にユーノがなのはと青年の間に割り込みシールドを張る。が、

「なっ!?」

目の前から青年の姿が掻き消えた。直後に背後で剣と槍のぶつかり合う音が聞こえた。振り向けばなのはに向かって突き出された槍をユウが弾いていた。ユウは青年の顎目掛けて蹴りを叩き込むが、蹴りが入る直前に青年は身をそらすことでかわし、バク転をしてユウとの距離を開けた。

「気をつけて、こいつ動きがかなり速いよ」
「ちっ、厄介だな」

クロノが舌打ちをしながらS2Uを青年に向ける。

『Blaze Cannon』

S2Uから光の奔流がほとばしる。青年はそれを飛んでかわした。直後にはやてが青年の背後に回る。

「シュヴァルツェ・ヴィルクング!」

後ろからの不意打ちは決まったと思われた。しかし青年はそれを身を低くすることでかわした。後ろを振り向かずにである。

「!?」

完全に決まったと思った攻撃がはずれ、驚愕に動きを止めるはやてのみぞおちに槍の尾の部分が入った。

「かはっ!?」
「はやて!?」
『マイスターはやて!』

一撃を受けたはやてはそのまま空から落ちていく。ユウはそれを見た瞬間はやてのところに飛んでいった。地面と激突する寸前のところでキャッチする。ほっと息を付く前にとっさに横へ飛んだ。ユウ達がさっきまでいた場所に魔力刃が叩き込まれた。上を向くと青年が次の魔法を撃とうと準備している。しかし青年は術を途中で放棄し右手を横に突き出し、シールドを張った。シールドに白銀の槍が突き刺さり爆散した。

「エクス!」
「連続で行くよ、デルタレイ!」

ゼロの掛け声にエクスが周りに9個のスフィアを作り出し、腕を振ることで一斉に青年に向けて発射した。青年はそれを飛行してかわし、当たるものは槍で弾く。その間にユウはフェイトを抱えて皆の元に戻る。

「はやてちゃん、大丈夫!?」
「けほっけほっ、何とか…」
『すみません、マイスターはやて…』
「リインのせいやないよ。私が油断したせいや」
『でも…』
「気にせんでええよ」
「しかしどうする、やつの動きが速くてこちらの攻撃が当たらないぞ」
「僕やフェイトのバインドで止めるとか?」

ユーノの案をユウが即座に却下する。

「いや、攻撃が当たらないんじゃバインドも決まらないよ」
「それじゃあどうしますか?」
「多分向こうの動きを見切れるのは僕だけだよ。僕が接近戦を仕掛けるから皆は牽制をして動きを制限して」
「でもそれじゃあユウ君が危ないやないか」
『現状ではこれしか方法は無い。早くしろ、奴が転送魔法を使い始めたぞ』
「大丈夫だよ、はやて」

ユウはにっこりと微笑み、青年に向かっていった。はやてとゼロはまだ不安がありそうだが、エクスやクロノ達が牽制用の魔法を準備したのを見ると同じように準備を始めた。ユウが青年に向かうと青年は閉じていた目を開き、ユウを見据えた。

「さぁ、さっさとそれを返してください」
「断る」
「何故?」
「君には関係ない」
「そういえばあなたと僕は初対面のはずです、それなのにどうしてさっき僕の名を?」
「君の情報は全て把握している」
「なに?」
「我々は君を必要としている。城島ユウ、いや、混沌の王よ」
「!!。ソウル、こいつを絶対に捕らえるよ!」
『ああ!』
『Accel Shooter』
『Plasma Lancer』
『Stinger Ray』

直後にレイジングハート達の声が聞こえ、青年は転送魔法を中断し回避する。その隙にユウは青年の懐に飛び込み、ソウルを切り上げた。青年はそれを槍の中ほどで受け止めユウの顎目掛けて膝蹴りを入れる。ユウはそれを顔を逸らすことで回避したがすぐに青年はソウルを払い、槍の尾をユウのみぞおちに叩き込んだ。が―――

「甘い!」
「ちっ」

ユウは尾が当たる寸前で青年の前から掻き消え、青年の背後に回った。青年は勢いを殺さずにそのまま地表へ一直線に降下した。地表に降り立つと青年は直ぐ廃墟の建物に身を隠す。そっと影から見ればユウは見失ったらしく、周りをきょろきょろと探していた。青年はそのまま仲間へ念話を繋ごうとした。

「デルタレイ!」
「ブラッディダガー!」
「ムーンブラスト!」

念話を繋ぐ前に青年を幾つものスフィアと短剣が包囲した。青年は動かなければやられると思い咄嗟に上へ飛んだ。周りのスフィアや短剣は青年が動き出すと同時に青年に集中した。立ち込める煙を抜け、上空へ舞い上がる。しかし、目線を向けた先には既にユウがソウルを構えながら待ち構えていた。

「終わりだ!」
「くっ」

ユウが青年に向かってソウルを振り下ろす。しかし―――

『ユウ!』
「!?」

ソウルの呼び声に動きを一瞬止め急いで後退する。ユウがいた場所に雷撃がほとばしった。誰かと思い攻撃が来た方向に振り向くとそこにはオレンジの髪をした女性が札を構えていた。

「ウィル!何やってんのさ」
「セルマか…」
「全く変な所に誘い込まれて…こっちの作業は終了したよ」
「見つかったのか」
「あぁ、それとこの世界にもあったから一応破壊しておいたよ」
「助かる」
「待て!」

ユウがセルマと呼ばれた女性の元へ行く青年を呼び止める。ウィルと呼ばれた青年とセルマはゆっくりとこちらを向く。

「あなた達は何者だ。そして何であれの存在を知っている」
「今は言わぬ。だが、いずれ知るときが来るだろう」
「まだ準備も済んでないしね。とりあえずあんたは今必要ないの、必要なのは後になってから」

ウィルは淡々とセルマは軽く小馬鹿にした感じで答える。ユウはその言葉に声を荒げた。

「この力を使う気か!」
「これ以上話をするつもりは無い」
「それじゃあね〜」

その言葉と同時に転送魔法が発動し、瞬く間に2人は転送された。恐らくセルマが最初から準備していたのだろう。

「くそっ!」
『やつらを逃したのはまずかったな』
「ああ、それにディメンションリンクも持っていったからね」
『とりあえず、ここにいても仕方ない。皆のところへ戻ろう』
「うん」




ユウ達がなのは達のところに戻るとなのは達がユウに背を向けてなにやら、わいわいやっている。クロノとユーノが気づきユウの元へ近づいた。

「やったか?」
「ごめん…仲間が出てきて邪魔された」
「そっか…でもディメンションリンクが取られても、きっと帰れるよ」
「どうして?」
「ディメンションリンクのデータは管理局のデータベースに保存しておいたんだ。データがあれば何とかなると思うよ」
「そうなんだ…でもディメンションリンクを取られたのは結構まずいかも…」
「どうしてだ?」
「それについては後で話すよ。ところでこの騒ぎは?」
「ああそれなら実際に見たほうが良い」

疑問符を頭に浮かべながらはやての後ろから正面に回りこんだ。見ればはやての腕の中に猫が一匹いた。猫は全身真っ黒の毛で覆われていた。

「この猫どうしたの?」
「あ、ユウ君。いやなぁユウ君が戦っている間に見つけたんやけど…」
「はやてに懐いちゃって離れないって訳」

はやての言葉の続きをフェイトが受け持った。ふ〜ん、と猫を見るユウにどこか見たことあるような気がした。猫は鳴き声を上げながら、はやての胸に擦り寄る。その行動を見た瞬間、ユウはこの猫の正体が分かった。正体が分かると怒りがふつふつと沸いてきた。

「あはは、くすぐったいよ〜」
「はやて、ちょっと猫借りるよ」
「え?」

ユウははやての返答を待たずに猫の首を掴むと横に投げた。同時に3個のスフィアを生成し、猫に放つ。

「デルタレイ!」
「ちょ、何すんねん!」
「ユウ!?」
「マスターユウ!?」
「猫さんが可哀想です!」
「エクスちゃんもユウ君を止めて!」

はやてとフェイトとゼロとリインが驚愕の声を上げ、なのはがエクスに呼びかけるがエクスは苦笑しているだけだ。スフィアが猫に迫る。もうだめだと5人が絶望する。ユウがこんな非情な人間だったなんて――
その直後ユウとエクス、ソウルを除く全員が驚愕することが起こった。猫は着地すると迫ってくる1つ目のスフィアを前へ駆け出すことでスフィアの下を通ってかわし、2つ目のスフィアを右に飛んでかわす。最後のスフィアは当たる寸前にバックステップをして避けた。クロノとユーノを含めた7人が呆然としている中、猫がとことことユウの目の前にやってきた。そして―――

「いきなりご挨拶だな、ユウ」

―――猫が喋った。ユウは怒りのオーラを出しながら微笑んでいる。

「そういう君はさぞかし良い気分だっただろうね」
「おう、随分良い思いをさせてもらったぜ」
「幸せな気分のまま消してあげれば良かったよ」
「おー怖い怖い。消される前に元の姿に戻らせてもらうぜ」

猫は目を閉じると光に包まれた。光が収まるとそこには20代半ばの青年が立っていた。髪は黒のセミロングで瞳は青色をしている。水色をベースに動きやすい服装をしており、指にはいくつもの指輪を付けていた。

「ん〜、やっぱこっちの方が楽だわ〜」
「君だけ?」
「ん?いや、エドガーの爺さんも来ているぜ」
「げっ、ジジイが…」
「わしがいて何か嫌なことでも?」

声と一緒に建物の陰から1人の老人が出てきた。老人は白髪に金色の目をしている。全身黒のローブを羽織っており、フードを被れば怪しい人の完成だ。

「だって――」
「ええと、ユウ君。この人達どなたや?」
「……こいつはアル。アル・ランチェスターだよ」
「おう、よろしく頼むぜ」
「そしてこっちがエドガー・レイヴァース」
「よろしくな、お嬢さん方」
「あ、初めまして。八神はやてです」
「フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです」
「高町なのはです」
「クロノ・ハラオウンだ」
「ユーノ・スクライアです」
「祝福の風、リインフォースUです」
「マスターユウのユニゾンデバイス、ゼロです」

ゼロの紹介を聞いた時、エドガーが眉を顰めた。

「ユニゾンデバイス?」
「ユニゾンデバイスってのは(省略)ということ」
「魔力を?ふーむ…」

指を顎に当てて考え込むエドガーにユウ達は首を傾げる。その間にソウルは人間形態になり、エクスも傍に来てアルに挨拶をする。

「アル、久しぶりー」
「久しいな」
「おお、エクスとソウル。その姿で会うのも久しぶりだな」
「ユウの魔力が減ったから自分の魔力を使っているの」
「魔力が減った?どうしたんだ、ユウ?」
「長くなるから後で話す」
「あ、あの…アルさん」

はやてがおずおずとアルに質問する。

「おう、なんだ?」
「えっと…その…猫は一体どこに行ったんですか?」
「ん?ああ俺だよ」
「はい?」
「だから俺があの猫なの」

はやて達の目が点になった。ユーノがはやて達を置いて質問をした。

「変身魔法を使ったんですか?」
「ああ、ここに来たら戦闘中だったからな、巻き込まれないように動物でいたら彼女らに捕まったって訳」
「わしは陰で見ていたのだが、アルが捕まったのを見るとどうも出て行きにくくなってな」

いつの間にかエドガーも話に参加していた。ふとアルがはやてを見るとはやては俯きながらプルプルと震えていた。

「ん?どうしたのはやてちゃん?」
「へ………い…」
「はやて、思いっきり引っ叩いていいよ。僕が許可する」

ユウの言葉を聞いた途端、はやては顔を上げ凄い形相でアルを睨んだ。

「うおっ!」
「変態ーーー!!」

アルの顎にアッパーが綺麗に入った。




アルが吹っ飛ばされて、目を回している間にユウはエドガー達に質問することにした。

「ユウ、彼らが君の知り合いということは…」
「うん、僕の世界の住人だよ」
「君の話では、ディメンションリンクが無ければ並行世界には行けないのではなかったのか?」
「その筈だけど…どういうこと?」
「特別なことは何もしておらんよ、ユウの言うとおりディメンションリンクを使っただけじゃ。もっとも巻き込まれたというのが正確だがのぅ」
「ディメンションリンクって僕が城で調べたあれだけの筈じゃないの?」
「その筈だったんじゃがなぁ、実はお前さんに依頼をした後、宿のベッドの上にディメンションリンクが置いてあったんじゃ」
「んで、それを調べようとしたら巻き込まれたってこと?」
「そうじゃ、たまたま一緒の宿にいたアルも巻き込んでなぁ」

エドガーは少し済まなそうに目を回しているアルを見る。

「彼には本当に済まないと思っているよ。こんなことに巻き込んでしまって…」
「アルなら大丈夫だと思うよ。結構神経図太いし」
「それならいいがのぅ」
「ねぇ、エドガーさん達がディメンションリンクを使ってきたならこの世界にもディメンションリンクがあるんじゃないの?」
「確かにあったが、もう見つけることは無理じゃな」
「何故?」
「わし達が来た直後に1人の女性が来てのぅ。ディメンションリンクがあった遺跡を破壊していったのだ。多分今じゃディメンションリンクは瓦礫の下じゃよ」
「くそっ、あいつか……」
「知っているのか?」
「そのことについても後で話すよ。とりあえず、アースラに戻ろうよ」
「そうだな…」




----後書き----

カークス:「皆様読んでいただきありがとうございます」

ゼロ  :「こういうのも何ですけど、段々グダグダになっていませんか?」

カークス:「正直やばいって感じ始めている…元々この話もまったく設定が決まっていなかった状態から考えたものだからねぇ」

ゼロ  :「何だか分からない部分が多くて感情移入がしにくいです…」

カークス:「本当申し訳ありません。とりあえず、これが投稿された後はまとめの意味で外伝を書きたいです」

ゼロ  :「外伝の内容は何ですか?」

カークス:「エドガーがこっちに飛ばされるまでの経緯とかアルとユウ、マリアの話とか」

ゼロ  :「書くことが多くなると長編になりませんか?」

カークス:「正直なところエドガー飛ばされるまでの話は2、3話で終わりそうだけど、アルとユウ、マリアの話が長くなりそう…」

ゼロ  :「こういうのは1度皆さんに聞いた方がいいですよ」

カークス:「だよねぇ…ということでユウ達の関係やその他もろもろで分からないことがあれば外伝で書こうと思うので何かリクエストがあればどうぞ言ってください」

ゼロ  :「例を挙げるなら「エドガーのここに来るまでの経緯が見たい」とかその他もろもろです」

カークス:「もしこの話のままでも楽しめるならこのままで本編を書き続けます」

ゼロ  :「あと短編のリクエスト等があればやってみたいと思いますのでよろしくお願いします」

カークス:「とりあえず、こんなところかな」

ゼロ  :「それでは、これからも頑張らせますのでよろしくお願いします」

カ&ゼ :「「それでは、失礼します」」





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