魔法少女リリカルなのはTHE FUTURE 1話が長すぎたから半分くらい切り取って第2話にするらしいよ

()内はその時点での人物視点だって


これは、StrikerSから4年後の世界
魔法少年、旅立ちます

(アストラ)
   つーわけで午後の訓練
   ティアナがシミュレーションフィールドを展開してくれた
ティア「じゃ、午後の訓練はスバルに教えてもらうことになるから」
 アス「りょーかい」
スバル「と、言うわけで頑張ろう、アストラ!!」
   後ろから肩を叩かれた
ティア「スバル、うっさい」
   頑張ろう


スバル「午後の訓練は近接戦闘だよ。五つ数えたら私が接近するからしっかり対応すること」
 アス「任せとけ」
スバル「5!」
 アス「シャインアロー、ブライトナックル、クロス!!」
   自作デバイスを待機状態から戦闘形態へ
スバル「4!」
 アス「シューティングモード!!」
   んで、合体
スバル「3!」
 アス「チャージスタート!」
スバル「2!」
 アス「スコープ……」
スバル「1!」
 アス「シュート……」

スバル「0!!」
 アス「F!!!」
  高速接近してくるスバルのスピードもあってか完全命中した
スバル「うわっと!!」
   スバルさんが思いっきり後ず去ったあと俺は全速力で接近した
 アス「ブライトナックル、セイバーモード!!」
   振り下ろす
   が、避けられる
 アス「なっ!」
スバル「甘いよ!」
   振り向いたとき目の前に拳があった
 アス「くっ!」
   辛うじて防ぐ
   瞬間、魔力カートリッジを投げる
スバル「魔力カートリッジ!?」
   途端、その拳から力が抜けた
 アス「隙あり!!」
   拳を斬り払う
 アス「物理変換、白夜刀!!」
スバル「カートリッジが刀に!?」


(ティアナ)
   シミュレーションフィールド外
ティア「え!魔力を物理変換できるの!?」
   目を疑った
なのは「すごいねぇ、アストラ君。」
ティア「なのはさん」
   なのはさんも驚いてるみたい
なのは「あの能力は極めて稀。凍結の変換物質より少ないんだよ」
ティア「そうなんですか」
   初めて知りました。ってかそんな能力実在したんだ
なのは「私も実際に見るのは初めてなんだ。ユーノ君から聞いたことあるだけ。ティアナもよく見ておきな」
???「結構いいデータ取れそうですね、なのはさん」
ティア「シャーリーさん」
なのは「このデータをもとにアストラ君のデバイス、作るの?」
シャリ「はい。興味ありますから」
   カメラ映像で何かが動いた
ティア「あ、またカートリッジ投げましたよ!」


(アストラ)
   同時刻、シミュレーションフィールド内
スバル「二刀流とはすごいねぇ」
 アス「あんまり甘く見ないで下さいよ」
   拳と刀で競り合う
スバル「じゃあ、これはどうかな!」
   ナックルスピナーが唸りをあげた
 アス「げっ!」
   再びカートリッジを投げる
スバル「また!?」
   しかし、拳は怯まない
 アス「マッハキャリバー!!」
スバル「え!?カートリッジがマッハキャリバーに!?」
 アス「これで有効に使える、制御できる自信はないけどっ!!」
   拳を弾き間合いを取る
 アス「ウィングロード!!」
スバル「ええええええぇぇぇぇ!?」
   一気に上昇、間隔を取る
スバル「でもそれじゃあ、近接戦闘には向かないよ!」
 アス「何言ってんだよ、俺の主力武器は弓だって!!」
スバル「え?」
 アス「ソニックモード!」
   シャインアローが小型の弓になる
スバル「で、でも片手じゃ射れないはず…」
 アス「よっと。」
   弓を一回転
スバル「え、遠心力で射れるの!?」
 アス「喋ってると全部当たるよ?」
   光の矢が降り注ぐ
スバル「うわわわっ!」
   的確に避けられる
スバル「こっちも、ウィングロード!」
マッハ《WingRoad.》
   舞い上がって来た
 アス(速い!)
スバル「うおおおおおおお!!!!!」
 アス「一騎打ちかい、白夜刀!!」
スバル「ディバイィィィィン……バスタアアァァァァ!!!!!」
 アス「げっ!?」
   初心者に手加減無しで最強技かああああああぁぁぁぁぁ!!!!!?????
   直撃を喰らった


 アス「はぁ、はぁ、はぁぁぁぁぁ、疲れた」
スバル「お疲れ、今日の訓練はこれでおしまい。ゆっくり休んで明日に備えて」
 アス「うい」


なのは「お疲れ、アストラ君」
ティア「見せてもらったよ、物理変換」
 アス「やっぱり見てましたか」
   少し恥ずかしい
なのは「で、この人はシャーリー。君のデバイスを作ってくれる人だよ」
シャリ「デバイスマスターのシャリオ・フィニーノ、シャーリーさんでいいよ」
 アス「アストラ・レコルトです、よろしくお願いします」
   懐っこそうな人だ
シャリ「で、早速なんだけど、君のデバイスの完成予定が明日なんだったんだけど、
    今回の君の物理変換のデータを入れるのに結構時間がかかるから明後日ぐらいになるのよ」
 アス「それは残念です」
シャリ「うん、そうだねぇ」
   すごい嬉しそうだ、この人
シャリ「と、いうわけで早速解析しなきゃいけないんで私は戻りまーす!」

   ・・・・・・

 アス「シャーリーさんて何者?」
スバル「ん?仕事好きなだけ。私達も戻ろう?」
 アス「そうだな」
スバル「んでさぁ、アストラ」
 アス「なに?」
スバル「それ」
   背中を指差される
スバル「その刀、いつまで持ってるの?」
 アス「あ、消すの忘れてた」
   音を立てて消える
 アス「長時間の戦闘に慣れちゃったから、消すのがもったいないんだよ」
ティア「ということは、もう戻せないの?」
 アス「そうだね、カートリッジをもう1個消費しないと生み出せないってこと」
ティア「燃費が悪いのね」
   あれ、ちょっと勘違いしてる
 アス「そうでもないんだなー、一度生成すれば魔力リンク無しで使えるし」
ティア「あっ、そうなんだ。」
???「君もなのはと同じだね」
   うお、あれに見えるは
 アス「フェイト・T・ハラオウン執務官。」
フェイ「なんかむず痒いなぁ、フルネームじゃなくて、フェイトさんでいいよ」
 アス「じゃあそれで」
ティア「それで、さっきの『なのはさんと同じ』って、どういう意味ですか?」
   おお、そうだった
フェイ「クロノが昔ね、なのはは『感覚で魔法を作る子だ』って言ってたの。
    それでアストラもそうだなぁって」
 アス「俺がなのはさんと同じ?そんなわけないじゃないですか。むしろスバルさん似ですよ」
スバル「へ?あたし?」
   まあ、これは1話を参照していただきたい
 アス「ウィングロード、先天魔法ですよね。俺もスバルさんと同じなんですよ」
???「それで家出してきたってことやな」
   うお、その口調は
 アス「流れからして呼び方ははやてさん」
はやて「正解や」
フェイ「はやて、なんでここに?」
   そういえばなぜ?
はやて「アストラ君の同僚が到着したんよ。その子の紹介をしにきたってことや」
 アス「え、同僚?」
はやて「みんなよく知ってるかわええ子、連れて来たで」
   はやてさんの後ろからその子が出てきた

 アス「ヴィヴィオ!!?」


フェイ「え?なんでアストラが知ってるの?」
   あ、何も話してなかったから突っ込まれた
 アス「実は学校で知り合って仲良くなってるモンで」
なのは「ああ、ヴィヴィオが前から話してたお兄ちゃんってアストラ君のことだったんだ!」
   うお、ヴィヴィオ俺のことなのはさんに話してたのか
フェイ「あれ?学年も違うのにいつ知り合ったの?」
   さっきから突っ込みが鋭いぜフェイトさん
 アス「えっとあれは確か半年くらい前だっけか……」


   俺は苦手な授業があったから始めて授業をサボったんです
   学校の屋上…いや、屋根に寝っころがってたとき
 ヴィ「うわぁ〜、遅刻遅刻〜!!!」
   って校門を駆け抜ける女の子がいたんです
 アス「おいおい、もう1限目終わってる時間だろ」
   あれ、あいつオッドアイじゃん
 アス「えっと、ウィングロード!」
   さっと地上に降り立つ
 ヴィ「ふぇ!?」
 アス「どうした、もう2時間目が始まってる時間だろ。何で今ごろ学校に?」
 ヴィ「えっと、猫のケンカを止めてたらこんな時間になっちゃって、それで…」
 アス「今頃登校ってわけか」
 ヴィ「うん」
   こいつぁどうしようもねぇなぁ
 アス「いま、教室行っても気まずいだけだろ。俺が担任に上手く言っとくから今日は一緒にサボろうぜ」
 ヴィ「え、授業出ないの!?そんなことしたらママに怒られちゃうよ!」
 アス「大丈夫、俺が上手く言って誤魔化すから。1日くらい授業サボったって罰はあたらねぇよ」
 ヴィ「いいのかなぁ」
   心底真面目な子だなぁ
 アス「そうだ、お前、名前は?俺はアストラ・レコルト。呼ぶときはアストラでもレコルトでも構わない」
 ヴィ「わたし、高町ヴィヴィオ」
 アス「ヴィヴィオか、よろしくな」
 ヴィ「うん、よろしく、お兄ちゃん」
   なっ
 アス「おいおい、さすがにお兄ちゃんはないだろ」
 ヴィ「いいの、私がそう呼びたいからそう呼ぶの」
   強引だなぁ、おい
 アス「それじゃあ、えっと、担任の先生の名前教えてくれる?」
 ヴィ「えっと、ルノー・ヴェルサティス先生だよ」
   おっと、これは以外
 アス「なんだルノー先生か。なら会いに行く必要ないな」
 ヴィ「え?ルノー先生知ってるの?」
 アス「ああ、俺もヴィヴィオくらいのときに世話になったからな」
   携帯を取り出し履歴からかける
 携帯《PLLLLL.PLLLLL.PLLL》
 アス「もしもし?ルノー先生?俺ですよ、アストラ」
ルノー『ああ、アストラ君?久しぶりねぇ。何か用事?』
 アス「ええまあ、先生のクラスに高町ヴィヴィオって子いますよね」
ルノー『ええ、いるわ。』
 アス「そのヴィヴィオが校門前で熱に浮かされて息も絶え絶えだったんで家まで送ってきます」
ルノー『え!?じゃあ早く保護者に連絡しなくちゃ!』
 アス「ああ、俺がもう連絡してあるんでその必要はないですよ。先生の手を煩わせるまでもないです」
ルノー『そう、どうもありがとう。恩に着るわ』
 アス「じゃ、そういうことで」
   プツッ
 アス「つーことだから明日学校に来たらいろいろ聞かれるだろうしちゃんと対応すること」
 ヴィ「うん、わかった」
 アス「んじゃ、商店街でも行こうか」


(フェイト)
 アス「それから学校が終わるくらいまでの間俺達は遊びまわったというわけです」
フェイ「へぇ……」
 アス「その翌日からヴィヴィオは俺と一緒に帰ったり部活を見に来てたりしたんですよ」
   アストラ君、目の前に立ってる黒いなのはが見えないのかなぁ。一応フォロー入れとこ
フェイ「そ、そうなんだー。だからヴィヴィオのこと知ってたんだねー……」
 アス「それと、今俺ものすごい身の危険を感じるんで……」
   ん?
 アス「早々に帰らせていただきまあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………〈Fade-out〉」
   気付いてたんだ、流石はアストラ君
なのは「アストラ君…ちょっと、あたま冷やそうか……」
   あ、大変だ
レイハ《Divine Buster, Extension.》【ディバインバスターエクステンション】
 アス「うっぎゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
   すごい、なのはの全力全開を喰らっても生きていられるなんて。非殺傷設定だから死なないけど
はやて「みんな仲ええなぁ」
   はやてには仲良く見えたんだ


(アストラ)
   食堂
   今日はみんなで夕食をとることにした
   って言ってもはやてさんが強引に決めたんだけど
なのは「にしても酷いよはやてちゃん。私だってヴィヴィオが入隊すること聞かされてなかったんだよ」
   ほう、これは以外
はやて「なのはちゃんもびっくりさせようと思ったんやから堪忍や」
フェイ「それはいいとしてさぁなのはもはやても見てよ、あの3人」
   ん、俺らのことか?
フェイ「スバル、エリオ、アストラ。3人ともすごい食欲だよね」
 アス「え?そんなことないですよ。いつもどおりです」
   いつもどおり10人前です
スバル「そうですよフェイトさん。私達にはこれが普通なんです」
エリオ「アストラさんも僕達と同じだとは驚きですよ」
 アス「人は見かけに寄らないもんだよ、エリオ。」
スバル「ああっ、ちょっとアストラ!そこは私のテリトリー…って肉を、肉を取るなぁ!」
 アス「はっはっは、テリトリーなぞ関係ないのだ。もぐもぐ、うま」
スバル「このやろー!!って、エリオもどさくさに紛れて取るなぁぁぁ!!」

ティア「キャロ、ヴィヴィオ、わたし達あんなじゃなくてよかったね」
 ヴィ「ティア姉もそう思う?わたしも。」
キャロ「わたしはいいと思うけどなあ、エリオ君が嬉しそうにしてるの好きだし」
リイン「リインもこっちの外野組に入るのですよー」
   そして今日も1日が終わった


   しかし事件は何時の間にか始まっていたのだ
   今のとこ誰もそれに気付いてる気配はなかったけど
   俺はこのとき足首の高さくらいまでその事件に浸かっていたような気がする


つづいてくれ




あとがき

キボウ「どーせ1話のあとがきのすぐ後に書いてますよーだ」
スバル「さ、作者さん自虐しないで下さい」
なのは「そーだよ、わたし達あとがきの進め方なんて知らないよ」
キボウ「いや、まあ事実を言ったまでなんだけどね。まあ、後書きっぽいこと言おうか」
スバル「そーいえばなのはさん、よかったですね!黒くなくて!!」
キボウ「ちょっとだけ黒くしたけどやっぱしっくり来ないからもうやらな〜い」
なのは「いろんなとこで黒い黒いって言われてたからねぇ〜その辺は感謝してるよ作者さん」
キボウ「まあ、僕も黒いなのはがあんま好きくないだけだよ」
スバル「アストラがマッハキャリバーコピーしたときはホント驚きました」
キボウ「なんか、アストラ最強キャラに向かってるけど安心しな、なのは」
なのは「え?どういうこと?」
キボウ「なのはのSLBには勝てないから」
なのは&スバル「なるほど」
なのは「まさかヴィヴィオを出すとは思ってなかったよ」
キボウ「聖王で年下でなのはと互角って設定を無駄にしたくなかったからね」
スバル「ところでなのはさん、ユーノさんとはうまくいってますか?」
なのは「えっ?あ、そ、それはまあ、ね」
キボウ「それも安心しとけ。そのうち書くから」
なのは「お、お願いします……」
キボウ「じゃ、そろそろお開きにしよけ」
スバル「次回はフェイトさん、はやてさんが来るそうですよ」
キボウ&なのは&スバル「それじゃ、また次回お会いしましょー」



スバル「そーいえば作者さんがネタバレ資料を今回公開するらしーよ。見たい人だけ見てね」





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