魔法少女リリカルなのはBLADE

第1話
懐かしき再開はデンジャラスへ!?

舞台は砂煙りを上げながら逃げている謎の人物を追っている赤いゴスロリ服を身に纏う少女から始まる。

?「いいかげん観念して止まりやがれーー!」

少女は先ほどから止まるよう言っているが謎の人物は一向に止まる気配はない。

?「いい度胸だ。アイゼン!!」

ア「Ja!!」

?「シュワルベフリーゲン!!」

放たれた鉄球は一直線に逃げている人物に降り注ぐ。

?「うぉぉぉ!!」

謎の人物は背中に背負った大剣で鉄球を打ち落とす。
?「チッ死とめ損ねたか・・・」

おもいっきり命を狙われる謎の人物。しかし、ある意味自業自得なのだったりする。

数分前・・・


謎の人物がホバーボードの調子が悪く点検していると後ろから声をかけられる。

?「そこのアンタに聞きたい事があるんだけど?」

謎の人物が後ろを振り向くと赤いゴスロリ服を着た少女が立っていた。しかし、謎の人物もとい主人公は思った事を言ってしまったのが運の尽きだった。

主「何でこんな砂漠地帯に子供がいるんだ?」

それは間違いなく禁句だった。

?「今なんつった?」

主「いや、何でこんな砂漠地帯に子供がいるかな?と思って。」

?「潰れろ!」

問答無用でハンマーが振り下ろされる、とっさに主人公は避けてしまい・・・

?「この至近距離を避けるって事はお前・・・」

少女が言わんする前にその場を逃げ出したのだった。

主「さすがにあの距離で避けたのはまずかったな・・・おかげで怪しまれる事になったし、ホバーボードも調子が悪いから逃げきれない。何でのっけからピンチ何だぁ〜!!」

自分の不運を呪うのだった。

?「やっぱ並の攻撃じゃ無理か・・・」

カートリッジ音が鳴ると少女が手にしたハンマーは1周りりどころか2周り以上大きくなっていた。

?「あたしを子供扱いしたこと絶対後悔させてやる・・・」

その瞳には殺意しかなかったりする。

?「ギガント・・・」

今まさに最強の一撃が打ち下ろされようとした。

?「あかんよヴィータ、気持ちは分からんでもないけど。容疑者の疑いがあるっちゅうだけやし、なるべく無傷で捕まえてーな。」

通信から聞こえたのは大好きな主はやて。

ヴィ「分かった。はやてがそう言うならなるべく無傷で捕まえるよ。」

ヴィータはそう言うとギガントフォームを解除する。

ヴィ「でも普通の方法じゃ捕まえるの無理ぽそうなんだけど・・・」

は「逃げとる容疑者はそこそこ腕がたつやろうけど逃走手段に使っとる物はどうやろ?」

ヴィ「!!そうか、ありがとはやて。」

ヴィータは再び鉄球を取り出し。

ヴィ「シュワルベフリーゲン!!」

を打ち放つ。

主「くっ!!」

主人公は再び打ち落とそうとしたが・・・

主「しま・・・」

自分ではなく乗っていたホバーボードを迎撃され砂漠へ投げ出される。

主「仕方ないこうなったら・・・」

主人公が体制をて立て直そうとしたその瞬間。見えたのは翠色の転移魔法と眼前に迫る紫色の魔力を載せた拳だった。

出会いはデンジャラスで始まり、気付くと貴方を追っていて・・・
何時の間にか君の近くにいることが多く・・・
今側にいる貴方(君)を好きになるなんて思いもしなかった。
魔法少女リリカルなのはBLADE始まります。


「ここは・・・」

ハキッリしない意識を頭を振って覚醒させる。

?「まさか君が主犯だとは思わなかったなよ・・・」

懐かしい声に応える。

「これはこれはわざわざ本局からお来しになったのですか?ユーノ・スクライア司書長殿?」

ユ「まさかこんな形で再開するとは思わなかったよ、コウ・タツミヤ。」

コ「出来ればこんな形で再開はしたくなかったがな。」

ユ「そうだね。わざわざ僕が来る必要ない事だったらどれだけ嬉しいか・・・」

コ「そうだな、少なくともわざわざ特性バインドで拘束する必要もなかったろうな。」

ユ「一つ聞いておきたい、発掘を主体にするガロウの君が何故遺跡を破壊したんだ!!」

コ「仕方なかったとしか言えんな。」

ユ「あくまで黙秘をするつもり?」

コ「この件に関してはお前を巻き込みたくないんでね。」

ユ「シクスマテリアルについて僕が知らないと思ってる?」

コ「いや・・・だが言っておく。これ以上シクスマテリアルは追うな、あれはお前が思っている以上に危険だ。例えエースやストライカーが出たとしてもどうこうできる物じゃい。」

ユ「君が危険視するのは分かる、だけどそういった物を管理するのが時空管理局だからね。」

コ「ふっ、相変わらず真面目だな。」

ユ「君が協力してくれば早く片付くだけど?」

コ「悪いな、どうしても自分でけりはつけたいでね。」

ユ「だろうね・・・」

コ「で、俺はどうなる?」

ユ「危険ロストロギアの使用と遺跡破壊の罪に問われる。ただシクスについては君が一番詳しい。だからわざと泳がせる可能性も高い。」

コ「管理局としても無駄な人員と労力を使わなくって済むだろから間違いなく俺を泳がせるだろうな。」

ユ「そして君を・・・」

コ「犯罪者として捕らえ管理局の株を上げるってわけか。」

ユ「ああ・・・」

コ「妥当な判断だな。」

静かな沈黙が流れる。

ユ「今の所機動6課がシクス捜査を押し進めてる、君の今後ははやてとフェイトが民間協力者として説得するって方向で進んでる。遺跡破壊も遺跡内部のトラップの暴走として処理してくれるようなのは達に頼んでおいたいた。だから君にはおとなしく捕まっていてほしい。」

コ「ふっ相変わらず甘いな・・・」

ユ「僕は君を犯罪者として本局に送りたくないだけだよ。」

コ「そうか・・・で、誰が本命?」

ユ「何の話し?」

コ「さっき出した女の子の名前、あの時以上に嬉しそうな表情してたからな。」

ユ「そ、そんなこと・・・」

コ「隠すな隠すな。お前だって普通に男なんだから気になる女の子がいても可笑しくないって。」

ユ「君には関係ないだろ!!」

コ「・・・俺の心配しすぎだったか・・・」

ユ「え?」

コ「いや、お前もすみにおけないな。(ニヤニヤ)」

ユ「・・・だから君の変に鋭い感は嫌いだよ。」

コ「それでも友の葛藤には気付かなかったけどな・・・」

ユ「コウ・・・」

コ「所で皇龍は?」

ユ「あの大剣なら今はシャリーが解析中だよ。」

コ「近くにあるなら問題ないか・・・」

ユ「君の気が変わる事を期待するよ。」

そう言ってユーノは部屋を出る。


な「どうだった?」

部屋を出るとなのはがユーノを待っていた。

ユ「・・・」

ユーノは首を横に振る。

な「駄目だったんだ。こっちの方は上手く誤魔化したから・・・」

ユ「ゴメンねなのは無理な事頼んで・・・」

な「ユーノ君の頼み事じゃなかったらそんな事しないよ。」

フェ「本来なら本局で取調をしないといけないだけどね・・・」

は「うちとしてはわざわざ無限書庫から転移してまでユーノ君が肩を持とうとする容疑者との関係を知りたいやけど?」

ユーノが振り向くと少し困った表情のフェイトと興味信心のはやてが立っていた。

ユ「その・・・ゴメンねフェイト、はやて変な無理言って。」

フェ「お義兄ちゃんが[大きな貸しにしておくって]言ってたよ。」

ユ「それも覚悟うちだったから仕方ないか・・・」

な「だからって無理したらだめだよ?」

ユ「分かってるよ。」

は「なーなのはちゃんフェイトちゃん、2人だけで独特の雰囲気を形成しんでほしいんやけど?」

な:フェ「「あ、ゴメンはやて(ちゃん)」」

は「分かればよろし、でユーノ君とあの人はどんな仲なんや?」

3人はじっとユーノを見つめる。

ユ「・・・僕と彼は親友だよなのはに会う前の・・・」

は「だだの親友ちゃうやろ、ユーノ君がめったに使わん権限使こうて現場に来るなんてよっぽどの事や。」

ユ「・・・はやてには勝てないな・・・コウは僕にとって兄弟って言ってもいい関係だから・・・」

ユーノの表情には何か深い思いがだだよっていた。

な「ユーノ君・・・」

なのははユーノをそっと抱きしめる。

ユ「な、なのは!?」

な「こんな形で再会したくなかったよね。」

ユ「なのは・・・」

は「ちょい、なのはちゃんだけずるいて。」

フェ「わ、私達も!!」

フェイトとはやてもユーノに抱きつく。

ユ「!!だ、駄目だってこんな所で・・・ひ、人に見られ・・・」

会話は全て部屋に筒ぬだったりする。

(;-_-)=3 フゥ

呆れ顔でコウがもの凄くグッタリしていた。

コ「ユーノ、頼むからいちゃつくなら他の所でしてくれ全部丸聞こえなんだよ!」

もう甘い物はいらないってくらいピンク色のオーラが流れこんでいた。

ユ「でもこれはこれで逃げやすくなったか・・・」

バリアジャケットの袖から小型のナイフが現れバイトを破壊する。。

コ「ユーノは本当に甘いな、俺が脱出手段を持ってないかボディーチェックするべきだ。それに・・・」

コウが手を上げると魔法陣が現れ皇龍がコウの手元に降りた。

コ「召喚式を使えば皇龍は何時でも手元に戻る。そしてシクスは元々魔力反応が無いから皇龍の中に入れておけば見つからない。」

皇龍を背負い深く腰を落とし拳を構える。

コ「本局でないなら脱出も可能、悪いが逃げさせてもらう。」

コウの右手に炎がやどる。

コ「打ち抜く!ソル・ストライク!!」

爆音と共に壁が吹き飛ぶ。

コ「さて・・・」

その行きよいで逃げようとしたが・・・

ス:ギ「「え!?」」

訓練中の職員に見つかる。

コ「ちっ、逃げ出た途端見つかるあたり今日は厄日だ。」

愚痴をいいながらコウは逃走する。

ギ「スバル!」

ス「分かってる。」

スバルは念話を使いなのはに状況を説明すると・・・

な《ちょうどいいきかいだから逃げ出した容疑者を捕まえる訓練に変更だよ。》

伝わってきた念話は何時もどうりだが、何故かスバルは背筋が寒くなる思いだった。

ス「ギン姉は先に追いかけて私はティアナ達と合流してから行くから。」

ギ「早めに追い付いてね。」

ギンガはコウの後を直ぐ追った。


数分もしない内にギンガはコウに 追い付く、疑問を抱きながらもウィングロードを展開し真横に付く。

ギ「悪いけど逃がしません。」

ギンガは速攻で片が付くと思ったが・・・

コ「いい腕だ。でも俺を捕らえるにはまだまだだな。」

繰り出した攻撃は軽く流され・・・

コ「応援が来たようだから上手く捕らえられるといいな。」

と笑顔で言われ逃げられる。

ス「ギン姉お待たせ・・・」

今姉に声をかけたのがこれほど気まずいと思う事はたぶんないだろう。スバルの前にはゆっくりと燃え上がる姉の姿。

ギ「スバル・・・絶対逃がしちゃ駄目だからね。」

ス「はい・・・」

合流したティアナ達も脅えるくらい今のギンガは怖かった。

ティ「それでどう捕らえますか?」

ギ「そうね、私とスバルで撹乱してティアナが牽制、周りこんだエリオとキャロが容疑者を捕らえるのが一番ベストね。」

ス「出来るだけ早く捕まえよう。ギン姉も怖いけど待ってるなのはさんが一番怖いから・・・」

ガタガタと震えるスバル。

ティ「そうね、頭冷やされないうちに捕まえよう。」

魔王の逆鱗に触れた容疑者を恨む一同。

コ「・・・何故か寒気が・・・」

そして死亡フラグを立ててしまった主人公。

コ「なるべくあの子達を引き離さないとな・・・」

コウは不安を抱きながら逃走を続けた。





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