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注!リリカルなのはの設定をこれでもかと言うほど無視しています。

瀬戸内海より広くマリアナ海溝より深い心の人はお読みください。









"リリカル学園記〜設定とかいろいろ〜"



「おはよー、フェイトちゃん」

「なのはおはよう」

「おーなのはちゃん、フェイトちゃんおはよーさん!」


このお話は獅堂アルカンシェル学園に通う少女少年、あとは色々なお茶目な人達が織り成す物語である!



〜主な登場人物紹介〜



高町なのは  高等部1−A

*高町家の次女。家族構成は父・士郎、母・桃子、兄・恭也、姉・美由希の五人家族。

髪型は片側ポニーにしている元気で優しい少女。学校ではフェイト、はやて、アリサ、すずかの四人と楽しく過ごしている。

成績は理系が得意。だが体育だけは壊滅的にダメ(笑)

実はなかなかの頑固者だが普段は素直で朗らか。実は怒ると恐い一面も。

最近同じクラスのユーノの事が気になっている・・・・・ような気がしている。



フェイト・T・ハラオウン   高等部1−A

*ある事情によりハラオウン家の養子となっている少女。義母・リンディと義兄クロノそしてアルフと共に住んでいる。

髪は長い金髪で普段は降ろしているがたまにツインテールになったりする。なのはとは大の仲良し。

成績は総じて高いが国語関係だけは壊滅的。

控えめで恥ずかしがりやだが芯はしっかりとしている少女。

実は義兄であるクロノに想いを寄せているのだが気付いて貰えないでいる。それと凄いやきもち焼き(笑)



八神はやて  高等部1−A

*通称八神ファミリーの中心的存在。というかお母さん(笑)

髪は深い茶色のショート。なのはやフェイトの親友。

成績は可も無く不可も無く。

関西弁まじりの話し方をする元気少女。昔は難病を抱えて病弱だったが今ではそんな雰囲気は一切無い。

クロノに淡い想いを抱いている。なにげにフェイトとは恋のライバル関係・・・・・になるはず。



八神シグナム  高等部2−B

*八神ファミリーのまとめ役。でもはやてには頭が上がらない。

桜色の髪をポニーテールにしている。クラスではある二人組みと仲が良い。

成績は総じて優秀。だが家庭科は・・・・・・・

抜群のプロポーションとその凛とした雰囲気により男子のみならず女子からも人気が高かったりする。

実は密かに可愛いもの好き。特に猫(笑)あとなにげにいじられキャラである。



八神シャマル  高等部3−D

*八神ファミリーの年長者。だがそんな威厳は微塵も無い。

淡い金髪をうなじあたりでそろえている。

成績はいいのだが凡ミスが目立ち結構浮き沈みが激しい。

シグナムに劣らないスタイルの持ち主でその温和な性格により男子からの人気は高い。

かなりのうっかり癖があるのだが周知の事実(笑)自覚していないのは本人だけである。



八神ヴィータ  高等部1−C

*八神ファミリーの暴れん坊。及び食いしん坊。

赤毛を二つのおさげにしている。(毎朝はやてに結ってもらっている)

成績は・・・・・・・言わぬが華である(爆)

どう見ても小○生なのだが本人は高等部だと言い張っている。

今日も元気一杯に暴れ回っている。



クロノ・ハラオウン  高等部3−A

*ハラオウン家長男。学園では生徒会に属している。

成績は総じて優秀。だが決して天才などではなく日々の努力の賜物である。

フェイトとはやての両名からアプローチを受けているがそれに全く気付かないハイパー朴念仁。

その性格上常に気苦労が絶えない。胃薬が友達になる日も近いかもしれない。



ユーノ・スクライア  高等部1−A

*なのはの親友。図書委員。

成績は可も無く不可も無くだがキャラクター上歴史と国語が得意。

最近なのはのことを異性として意識し始めている。

目下の悩みはよく女の子と間違われるようなその童顔である。



アリサ・バニングス  高等部1−A

*仲良し五人組のリーダー的存在。

超がつく程のお嬢様だがそれを感じさせない性格の持ち主。

かなりの負けず嫌いだが根はいい子。犬好き。



月村すずか  高等部1−A

*月村家次女。皆のフォロー役。

おっとりのほほんとした性格。がそれとは裏腹に運動神経抜群。

同じ読書好きとしてはやてとは特に仲が良い。猫好き。



エイミィ・リミエッタ  高等部3−A

*自称皆(クロノ)のお姉さん。よくクロノをからかっている。

ノリのいい性格をしているが細かな心配りも忘れない。

頭の上に聳え立つアホ毛がチャームポイント(笑)



アルフ・テスタロッサ  高等部2−B

*故あってフェイトと一緒にハラオウン家に住んでいる。一応フェイトととの関係は従姉妹同士。

はきはきとした性格で口よりも先に手が出るタイプ。フェイトのことをとても大事に思っている。

ちなみに頭から獣耳が生えていたりするが誰もつっこまない(笑)



八神リインフォース  高等部1−C

*八神ファミリーの末っ子。皆のマスコット。愛称はリイン。

性格は正に純真無垢。しかしそれが逆に騒ぎを起こす原因になることも。

ヴィータと同じで見た目○学生だが何故か高等部在籍(笑)



八神ザフィーラ  高等部3−D

*八神ファミリーの白一点。

寡黙な性格でクロノと仲は良さげな感じである。

アルフと同じく獣耳が生えているが誰も気にしていない。



リンディ・ハラオウン  家庭科教師

*フェイトとクロノの母親。ちなみになのは達のクラスの担任でもある。

基本はおっとりお母さん。大の甘党。

母として教師として子供達を見守っている。



獅堂瑠璃  高等部2−B

*どこかで見たことのあるシグナムのクラスメイト。

苗字を見ると分かるが実は学園理事長の孫娘。正真正銘のお嬢様。

がしかしそのフランクすぎる性格と下ネタ大好きなオヤジキャラのせいで生徒のみならず教師陣からもその事実を忘れ去られている(爆)本人はいたって気にしていない。

最近の楽しみはシグナムの胸を揉むことだったりする(核爆)





他にも多数の人物が出演予定!

これらの人物が繰り広げるラブあり、笑いあり、エロスあり!汗と血涙の学園ラブコメドタバタハートフルストーリー!!シリアス展開と感動の涙だけは一切無し!


新シリーズ"リリカル学園記"ただ今鋭意廃棄中!



「それではなのは。君にこの作品の意気込みを言ってもらおう」

「うん。わかったよ。じゃあせ〜の〜・・・・・」



「私達の旅はまだ始まったばかりなの!!」


「ちょっ!?なのはっ!それ打ち切り作品の常套文句だよっ!?」

「え?終わりなんっ!?こんな投げっぱなしで終わってまうんか!?」










えー、まず最初に一言・・・・・・・・・


「書きませんよ?」(核爆)


ならこんなもん書くなと言われそうですが(汗)今のところ書く予定はまったく無いです。だって本当に今日思いついたんだもん。

えーおそらくいないと思われますが万が一、億が一にでもほんの少し期待しちゃった人ごめんなさいね。

ほら学園モノは文明さんやコンさんとかに期待しましょう(笑)






"学園アルカンシェル〜一時間目〜"




「すぴー・・・・・・」


ダダダダダダダダダッ!(廊下を駆け抜け〜♪)


「すこー・・・・・・」


ガチャッ!(扉を開け放ち〜♪)


「むにゃむにゃ・・・・・えへへー・・・・」


ダンッ!(目標補足!跳べ♪)


「なのはおねーちゃん!朝だよーーー!!」


ドゴフッ!!


「ふにゃごっ!?」


健やかに寝ていた少女・・・・・・高町なのはは物語ののっけから何者かの襲撃を受けメインキャラ及び年頃の少女らしからぬ声を上げた。

腹部に走る痛烈な衝撃で一撃必殺で目が覚めたなのはは自分の上に伸しかかりにぱーっと邪気0パーセントの笑顔を向ける小さな女の子を見やる。


「お、おはよー雫ちゃん・・・・・・・・それで今日は一体何をしたのかな?」

「えーっとね、急降下式きりもみダイビングヘッド〜♪」


なのはの上でわーっと手を挙げはしゃぐ雫。

ああ、もう可愛いなぁ、大抵の事はあの笑顔を見ると許せちゃうから反則だよねとかなんとか思いながら身を起こすなのは。


「起こしてくれてありがと雫ちゃん。でも今度起こしに来てくれる時はもうちょっとおとなしめにね」

「わかった〜」


とは言っても過去に落下式ドロップキックやら天空×字拳やらを繰り出してきた彼女のことだ今後も注意は必要だろう。

そんな若干4歳にして父親からその戦闘力をいかんなく受け継いでいる少女を抱きかかえ下に降ろす。


「うん、じゃあすぐに支度して下に降りるから雫ちゃん先行ってて」

「うん!」


来た時と同じ様に元気一杯で走っていく雫を見やりながらなのははクローゼットから真新しい制服を取り出した。


「よし!」


高町なのは・・・・今日から獅堂アルカンシェル学園の高等部入りである。





「・・・・・う・・・・ん・・・・」


フェイト・T・ハラオウンは寝ぼけ眼をさすりつつ起床する。

時間は六時半。いつも通りだ。そのまま洗面所に行き歯を磨き、顔を洗い、髪を梳かし身だしなみを一通り整えてからリビングに向かった。そこには既に母であるリンディと兄であるクロノの姿があった。


「おはようございます。母さん」


まずはキッチンで朝食の用意をしているリンディに挨拶をする。


「おはようフェイト。ちょっと待っててね。もうすぐ朝御飯が出来るから」

「はい」


リンディに挨拶を終えると椅子に座って新聞を読んでいるクロノの方へ行く。


「クロノおはよう」

「ああ、フェイトおはよう」


新聞から顔を上げ挨拶を返すクロノ。


「相変わらず早いな。もう少し寝てても大丈夫だろうに」

「早いってクロノや母さんには負けるよ。・・・・それに今日寝過ごすわけにはいかないし」

「ふむ、そうだな・・・」


何気ない朝の会話。だがそんな中にもフェイトは少しばかりの嬉しさを感じていた。


「そういえばアルフはどうした?」

「まだ寝てる。あと少ししたら起こしにいくよ」

「はぁ・・・・どっちが年上かわからないな」

「あははっ」


高町家とは違い和やかに過ぎていくハラオウン家の朝だった。





八神はやての朝は早い。六時少し前には起きて家族の朝食の準備を始める。

年長者がいるにはいるがもうずっと前からこれははやての役割だ。嫌だと思ったことは一度も無いし誰かにこの仕事を譲る気もない。


「今日の朝食はどないしよかな・・・・・・・・・よし!久しぶりに洋風でいってみよか」


気合一発。腕まくりをして準備に取り掛かる。程なくして起きてきたシグナム、シャマル、ザフィーラが手伝いに加わり朝食は滞りなく出来上がっていった。


「ヴィータとリインはまだ寝てるんか?」

「はい。そろそろ起こしにいこうと思っていたところですが」

「ほなあたしがちょっと行ってくるわ」

「いえ、それくらいは私がやります」

「ええからええから、先に御飯食べててや」

「はぁ・・・・・」


納得しきれていないシグナムを他所にはやてはヴィータとリインの部屋へと向かう。


「すかー・・・・」

「すぴー・・・・」


ベッドの上で寄り添うように寝ているヴィータとリイン。その寝顔はとっても愛らしいものだった。

はやては微笑み一つ投げかけ二人を起こしにかかる。


「ほらヴィータ、リイン。そろそろ起きなあかんよ」


ユサユサ


「くこー・・・・」

「くぴー・・・・」

「はよ起きな遅刻してまうで」


ユサユサ


「う〜ん・・・あと五分〜・・・ムニャムニャ・・・」

「ですー・・・・」


なかなか起きない二人。

そんな二人にはやては少々攻め手を変えてみることにした。


「今日の朝ごはんはヴィータとリインの大好きなオムレツやで〜。早よ起きんと無くなってまうで〜」

「オムレツッ!」

「なのですっ!」


途端に目を覚ますヴィータとリイン。なんとも現金なものである。

その様子を笑いながら見るはやて。


「おし。起きたね二人とも。もう御飯出来とるからいこか」


今日も今日とて朝を取り仕切る八神家のお母さんはやてなのであった。





「わ〜〜なのは高等部の制服も良くにあってる!」

「えへへ、そうかな?」


朝から歓声を上げる母桃子にはにかんだ顔を向けるなのは。


「ね、雫ちゃんも似合ってると思うわよね?」

「うん!なのはおねーちゃんかわいい〜」

「あはは。ありがとう雫ちゃん」


そう言って雫の頭を撫でるなのは。撫でられた雫はくすぐったそうに目を細めた。


「なのは、そろそろ時間なんじゃない?」

「あ、そうだね。ありがとお姉ちゃん」


姉美由希に指摘され玄関へ向かうなのは。


「それじゃあ、いってきまーす!」

「気を付けていってらっしゃい」

「いってらっしゃ〜〜い」


桃子と雫に見送られなのはは学校へと歩きだした。





「うんうん、制服良く似合ってるよフェイト」

「うん。ありがとうアルフ」


そう言ってクロノの方をじっと見つめるフェイト。


「・・・・・・・・・・?」


怪訝な表情を浮かべるクロノにリンディが小声で話しかける。


(ほらクロノなにか言う事あるでしょ?)

(なにかって?)

(もう・・・お兄ちゃんとしてなにか言うことは?)


そこまで言われてようやくリンディが言わんとしていることに気付くクロノ。

そしてフェイトを正面に見据えつつ頬を掻きながら言った。


「その・・・・似合ってるぞフェイト・・・」

「・・・・・うんっ!」


クロノに言われた瞬間弾けるように笑うフェイト。

クロノは恥ずかしいのかそっぽを向いていたりする。


「フェイトそろそろだよ」


アルフの言葉に時間を見合うクロノとフェイト。


「ああ、もうこんな時間か・・・・・それじゃあ行ってきます母さん」

「母さん行ってきます」

「行ってくるよ〜」

「ええ、いってらっしゃい三人とも。私もあと少ししたら学園に向かいますから」


リンディに見送られフェイト、クロノ、アルフの三人は学園へ向け出発した。





「はやてちゃん良く似合ってますよ〜・・・ヴィータちゃんとリインちゃんも」


胸の前で手を合わせて感激したように三人を褒めるシャマル。


「あはは。ありがとなシャマル」


横を見るとヴィータは恥かしいのか顔を赤くして横を向き、リインは嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねている。


「ふむ、はやてとリインに関しては確かに可愛らしい・・・・だがヴィータは孫にも衣装といった感じだな」

「ああんっ!?」


少し意地の悪い顔をして茶々を入れるシグナム。

それを聞いたヴィータは横に向けていた顔をグリンとシグナムの方に回しヤーさんよろしくねめつけた。


「はっ!シグナムこそこの前までみてーに胸のボタンを弾き飛ばしてあたふたすんなよ」

「・・・・・・ほう、朝から元気がいいみたいだな・・・・」


その言葉に次はシグナムが額に青筋を立てる。あまり思い出したくない話題らしい。


「丁度いい・・・・・今この場で上級生に対する礼儀というものを叩き込んでおこうか・・・・」

「やれるもんならやってみろ・・・・!」


一触即発な二人。既にバックにはドドドドドッ!やらゴゴゴゴゴッ!やらの擬音が見え隠れしている。


「コラッ!二人とも!朝からケンカはあかんでー!」


そこに割って入ったのはやはりはやてだった。腰に手をあてメッ!とシグナムとヴィータを叱る。


「す、すいません・・・・」

「ご、ごめんはやて・・・・」


ヴィータはともかくシグナムをしてもはやての前では形無しである。


「よっしゃ。ほな行こか」


そして五人揃って八神家の玄関を出ていった。





なのはは学園への道すがら見知った後姿を見つけ声をかける。


「フェイトちゃーん!おはよー!」


呼ばれたフェイトは振り返りなのはを見つけると微笑みながら挨拶を返した。


「なのはおはよう」

「うん、おはようフェイトちゃん。クロノ君とアルフさんもおはようございます」

「ああ、おはようなのは」

「はよーなのは」


そうやってハラオウン家の面々と歩いていくと先の突き当たりから八神家ご一行が姿を現した。


「おーなのはちゃん、フェイトちゃんおはようさん」

「おはようはやてちゃん」

「はやておはよう。・・・・・シグナム達もおはようございます」


各々で挨拶を交わす。


「今日から高等部やね」

「うん。楽しみだねなのは」

「うん!どんな学園生活になるのかぁ」


三人は肩を並べて歩いていく。


今日から通うことになる獅堂アルカンシェル学園はもうすぐそこだった。







「やっちまったぜ!」(爆)

ノリと勢いだけで始めちゃった新シリーズ。正直スムーズに書いていけるかは超微妙(ぇー)まぁ、まったりといきますよ。

それと書き始めるにあたって前回書いた設定と少し違うところが出て来ます。まぁ主にクラス割についてなんですがね。シリアス展開と感動シーンは"ほぼ皆無"になるであろうお話ですが楽しんで頂ければ幸いです。さてさて次はいつになることやら。


あと読者様に質問というかアンケートというか・・・・・実はシグナムのはやてに対する呼び方をちょっと悩んでいます。一応今回は"はやて"と呼ばせましたがやっぱり違和感が(汗)従来通りの"主はやて"でいくかそれとも他のにするか・・・・・「しょうがねえなぁ、このアホは」という方なにかご意見お願いいたします。


では最後に冒頭から出演しちゃった雫ちゃんのプロフィールでも・・・・・


「月村雫


月村(旧姓高町)恭也と月村忍の愛の結晶(笑)現在リリカル幼稚園に通っている(!?)

忍からはその容姿を、恭也からはその戦闘力を受け継いだ未来のエース(笑)

パパ、ママ大好きはデフォルトだが実は美由希とノエルにも相当懐いている。

誰かを呼ぶ際はパパ、ママを除き「○○おねーちゃん(おにーちゃん)」と呼ぶ。

高町・月村両家の人たちに愛され今日も明るく健やかに暮らしている。」





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