それは下校時に起こった出来事。

「じゃあ、明日には出て来れられのね? うん。うん。わかった。じゃあ明日ね」

 アリサが携帯電話をしまうと、すずかが声をかけてきた。

「なのはちゃん、なんだって?」
「任務は今日終わったから、明日には出てこられるって。フェイトとはやてはもう少しかかるみたいだけど」
「そっか」

 なのはたちが時空管理局に入ってから一年。彼女たちは頻繁に学校を休むようになった。
 一応何らかの情報操作がなされているのか、学校側からは公欠扱いになってるらしく先生がなのはたちを言及することはない。

「それにしても大変ね。毎日じゃないとはいえ、こう何日も働かされるんじゃ」

 アリサは空を仰ぎ見てそうつぶやく。
 なのはたちは大丈夫だと笑うが、アリサは大丈夫だとは思えなかった。
 何しろ場合によっては拳銃より恐ろしい兵器を持った悪人と戦わなければいけないのだ。
 一体どこのヒーローだ。

「でも、なのはちゃんたち楽しそうだよ?」
「まーねー。それが数少ない救いのひとつかしら」

 アリサはつまらなさそうにそういった。
 そんなアリサの様子に、すずかは首をかしげた。

「どうしたのアリサちゃん?」
「だってー。あの子達がいないんじゃあたしたちがひまじゃない」

 アリサはふくれっ面でそういった。
 要するになのはたちと遊べなくてさびしいのだろう。

「それもそうだけど」
「あーつまんないー。どうせならクリスマスの時みたいなことが起こらないかなー」

 物騒なことを言い出すアリサに、すずかが苦笑すると。

「失礼」

 目の前に誰かが立っているのに気がついた。

「なによアンタ?」
「一緒に来てもらおうか。君たちが嫌でも、な」



 その日、アリサ・バニングスと月村すずかは何者かに誘拐された。





「誘拐だって?」
『ああ』

 ユーノはいきなり通信してきた友人の執務官に、すわまた新たな資料請求か!? と身構えたが、内容はそれよりも物騒なものだった。

『今日未明、アリサとすずかの二人がいきなり行方不明になったそうだ』
「そんな………。あれ? でも何でクロノがそんなことを?」
『ごく僅かだが、海鳴市周辺で魔力残滓の反応があった』

 それはつまり海鳴市で魔法が使われたということだ。

『局の監視衛星で確認したところ、ごく小さな結界展開後、その中身ごとどこかへ転移しているんだ』

 クロノの顔は深刻そのものだ。
 何しろ魔法が使えない一般人が魔導師に誘拐されたのだ。
 目的もそうだが、まずは何より彼女たちの安否が心配だろう。
 よからぬ実験目的で誘拐される人間はそれこそごまんと存在するのだから。

「………じゃあ、僕に連絡したのはなんで?」

 ユーノは次の疑問を発することにした。
 そもそもユーノは非戦闘員。無限書庫に勤める前は前線に出ていたとはいえ、戦闘力はあまり高くない。

『………はやてとフェイトはまだ任務から帰ってきてないんだ』
「だったらなのはは? もう帰ってきて事後処理も終わって、今日はうちにいるはずだよ?」

 さっきまで書庫の仕事を手伝ってくれていた彼女の姿を思い浮かべながらいうと、クロノは神妙な顔つきになった。

『確かに彼女に頼んでもいいが、彼女単独だと人質ごと犯人たちをふっ飛ばしかねない』
「まさか、いくらなのはでもそんな」

 ユーノは笑ったが、クロノは笑わなかった。
 ………まさかやったことがあるのか。

『以前に一度だけな』
「なのは………」
『ともあれ、そんなわけで君になのはのサポートを依頼したい。今回の事件は管理外世界。しかも犯人たちはまだその世界にいるらしく、管理局も部隊を派遣するわけには行かない』

 なのはの所業にがっくり肩を落としていると、クロノがさっさと話を進める。

『僕もできれば行きたいが、仕事のせいでいけない。となると残るはひましてるだろう、無限書庫の司書というわけだ』
「忙しいのは大概君のせいだけどね………。ところで、僕となのはだけなの?」
『すまない。武装隊は基本的に部隊行動だから、今回の件では動かせないんだ。もし君に知り合いがいたら個人的に連れて行く分にはかまわない。僕が後で根回ししておく』

 小規模事件に、一個師団相当の武装隊を動かすわけにも行かないということだろう。
 確かにこの一件は規模的に見れば捜査課内で解決すべき事件だ。
 まあ、なのはがいれば大抵の荒事は砲撃ひとつで解決しそうだが。
 それでも不安だったユーノは、相手に対し申し訳ないと思いつつクロノに確認した。

「…………個人的な知り合いならいいんだね?」
『ああ』

 クロノの言質は取った。なら後は本人の承諾を得るだけだろう。

『だが君に武装隊の知り合いがいるのか?』
「武装隊じゃないけどね。荒事向きの知り合いならいるよ」

 たとえば、クラナガン名物のミッドチルダ饅頭なるものを探しに行ってる一族の兄とか。





「なんでいきなり誘拐されなきゃなんないのよー!」

 アリサが怒鳴ると、隣にいるすずかが控えめに諌めた。

「あ、アリサちゃん落ち着いて」
「落ち着け!? どう落ち着けっていうのよ! いきなり分けわかんない連中に誘拐されて、さらに蓑虫にされて転がされてるのに!」

 アリサが現状を訴えると、扉が開いて男が怒鳴り込んできた。

「うるせえよっ! 静かにしてろ!」
「なによ! 誘拐されてるからって、黙ってる道理はないのよ」

 ぎゃあぎゃあと言い合う誘拐犯とアリサの横から、すずかが訊ねた。

「あ、あのー」
「なんだっ!」
「なんで私たちを誘拐したんですか?」

 すずかの疑問に、男はフンと鼻を鳴らして答える。

「お前ら、っつーか正確にはお前なんだけどな」
「え、私?」
「ちょっと! あたしは無関係ってこと!?」

 アリサが叫ぶと、男はめんどくさそうに耳をほじる。

「ああ」
「じゃなんで誘拐したのよ!」
「目撃者を残しておくわけにゃいかねえからな。ま、これも運命と思って諦めな」
「できるかー!!」

 アリサの絶叫をよそに、男は部屋を出て行った。
 ゼーゼーと荒い息を吐くアリサに、すずかは本当にすまなさそうに謝った。

「ごめんね、アリサちゃん。私のせいで……」
「へ? ああ、いいのよ別に。もしすずかがあたしの関係ないところで誘拐されても、それはそれで腹立つし」

 すずかは、自らの身の上を告白していた。無論アリサにだけだが。
 正直、自分が人間でないと告白するのには勇気がいったが、それでも話しておかないとなんだか卑怯な気がしたのだ。
 夜の一族のことを告白した後のアリサの第一声は、

「ふーん」

 というひどく味気ないものだった。
 が、その直後に「これで私だけ本当に仲間はずれね……」と少しだけ沈んでいたところからすると、そこそこショックは受けたらしいが。
 とにかく、この誘拐がすずか単独を狙ったものということはその夜の一族に関係のあることなのだろう。

「でも何でかしらね。夜の一族って、なんか秘密があったりするの?」
「う、ううん。私が知る限りじゃあ、何か誘拐することにメリットがあるとは思えないけど………」

 身体能力、思考能力、生存能力。特に傑出しているのはこの三つだが、これならわざわざ誘拐する必要もない。
 後ありえそうなのはドゥンケル・ヘイトだが、これは発生条件がわかってないので条件からははずしてもいいだろう。

「それに、あの人たち魔導師みたいだしね」
「わざわざすずかにこだわる理由はない、か………」

 そう。誘拐犯は魔導師なのだ。
 何が悲しくて管理局の手の入ってない世界の、言い換えれば魔法が発達していない世界の住人をさらう必要があるのか。

「なんでだろうね?」
「なんでかしらね?」

 二人で一緒に首を傾げる。
 なんでまたこんなにこの二人は落ち着いていられるのか。
 それはさっきから聞こえ始めた、破壊的な音が関係あるかもしれない。





「いっけー!」
《Accel Shooter》

 なのはの合図と同時、十二個のアクセルスフィアが縦横無尽に室内を駆け回り、相手の魔導師を蹴散らしていく。

「まったく! これで俺より年下だってんだから、洒落にならんぜ!」

 ユーノに乞われ、アリサ・すずか奪還作戦に参加することとなったハルス・ライ・スクライアは、なのはの遠慮仮借ない砲撃を見て冷や汗を流していた。

「この連中、今回のことでトラウマができるんじゃねえの?」
《かも知れませんね》

 ハルスのつぶやきに、彼の相棒たる槍斧ハルベルト型アームドデバイス“ゲシュペンスト”が答える。

「こんなことなら、わざわざ参加するんじゃなかったぜ」
《主の防御力では流れ弾すら即死攻撃ですしね》

 ゲシュペンストがさらりとひどいことを言うが、これは事実だ。
 ハルスの魔導師ランクはC−。砲撃はおろか、防御のための障壁すらろくに張れない有様だ。
 行えるのは簡単な身体強化と、たった二つの攻撃術式のみ。
 その術式にしたってゲシュペンストの補佐があって初めて行使できるものだ。
 普通であれば、戦闘に参加できるような魔導師ではない。

「ずぁあっ!」

 魔導師ではない、が。

「よっ」

 ハルスはいきなり真後ろから殴りかかってきた魔導師の攻撃をかわし、そのままゲシュペンストの斧部分で殴りつける。

「ガッ!」
「はいお帰りはあちらー」

 そのままひっかけて、こちらに向かって砲撃を撃ち込もうとした魔導師のほうに投げつける。
 魔導師の砲撃はそのまま発射され、投げられたほうを飲み込んでハルスに向かう。
 だが。

「何かにぶつかるってことは、一瞬だけど速度が鈍るってことだからねー」

 真後ろからの一撃を受け、そのまま昏倒する魔導師。
 ハルスは殴ったゲシュペンストをくるりと回し、そのまま脇に抱え込むように構える。

「これで何人目だったか?」
《主が五人。高町氏が六人だったと記憶します》
「よっしゃ次々といこーか」

 軽く言って、次の相手に立ち向かう。

「速い……っ!?」
「お宅らが遅いんだよ」

 ハルスは言う間にゲシュペンストを一閃。
 魔導師は後方に飛び退るが、そこをなのはの射撃に撃たれて気絶。

「これでなのはちゃん七人目だね」
「大丈夫ですか、ハルスさん!」

 ひとまずは制圧戦が終わり、なのはがハルスに近づいてきた。

「へーきへーき。これなら向こうの砂漠虫のほうがおっかないよ」
「よかった………。でも、ハルスさん本当に強かったんですね」
「なに? 信じてくれてなかったの? ヒデー」

 ハルスは笑って、ゲシュペンストを肩に担ぐ。
 ハルス・ライ・スクライア。アームドデバイスを使って闘う、ベルカ式の騎士である。
 魔導師としては落第点だが、戦闘に特化した騎士としてなら十分に一流で通用する腕前であった。

「さて、お次の部屋に行こうか」
「はい。これに釣られてユーノくんがうまくいくといいんですけど………」

 なのはが不安そうにつぶやいた。
 転移反応をユーノが詳しく追って、誘拐犯たちのアジトに着いたなのはたちが立てた作戦は、単純な囮だった。
 なのはとハルスが正面から突入。敵戦力を引きずり出してその間にユーノがアリサたちを助ける、というものだ。
 比較してみた場合、どうしても戦闘力が低いユーノ。そこで無理に戦わせるよりも人質奪還に動いたほうが効率的だと、ユーノ自身が提案したのだ。
 この作戦は最悪ユーノが一緒に人質になる可能性もあったが、それこそこちらの思う壺だ。結界術の得意なユーノに人質にだけ障壁を張ってもらい、後はなのはに吹き飛ばしてもらえばよい。
 どちらに転ぼうが誘拐犯に未来はない。

《犯人グループのランクは高く見積もってもBが最上級のようです》
「うん。でも油断しないで行こう」

 レイジングハートの報告を受け、さらに気を引き締めるなのは。

「聞いた? Bだってさ。犯人たちかわいそー」
《主に憐憫を覚えられるとは、余計に悲惨ですな》

 漫才みたいなやり取りを交わすハルスとゲシュペンスト。
 対照的な二人と二機だが、その立ち振る舞いに隙はない。

「じゃあ、次は二階ですね」

 なのはが言って、階段に目を向ける。
 三階建ての廃ビルを根城にしていた犯人グループは、今は嫌に静かだ。

「妙だな? てっきりもっと抵抗があるもんだと思ったんだが」
《………どうやら、抵抗していたようです。上を》
「上?」

 ゲシュペンストに言われ、ハルスが上を向く。
 途端に、天井の一部が盛大に崩れだした。

「どわっ!?」
「ハルスさん!?」

 瓦礫の山に生き埋めにされるハルス。
 助けようとしたなのはには、崩れた部分から盛大に砲撃魔法が降り注ぐ。

「わっ」

 慌てて障壁を張る。
 威力自体はたいしたことがないが、殺傷設定らしく手首にしびれるような痛みが走る。
 さらには一人撃ってまた一人、という風に休みなく砲撃を撃ち込まれるせいで動けない。

「ど、どうしよう………」
「そこで俺の出番さー」

 なのはが驚いて後ろを向くと、無傷のハルスがにこやかな笑みで立っていた。

「は、ハルスさん!? 無事だったんですか?」
「あったりまえよー。あれくらいへでもないって」
《実際にはブーストをかけて一気に離脱したのです》
「あっ。お前そんな本当のことをあっさりと」

 どうやら身体強化を使って瓦礫の山をよけたらしい。

「す、すごいですね」

 なのははしきりに感心した。
 何しろ、降り注ぐ瓦礫はそれこそ一瞬しか間を与えてくれなかった。
 もしこれがなのはだったら、レイジングハートの自動防御に頼るしかないところだ。

「ナハハハ。まあねー」
《主、そろそろ》
「おう。いくぜ、ゲシュペンスト!」

 ハルスがゲシュペンストを担ぎなおすと、一瞬彼の体が紅く染まる。

《Einfach wunder》
「どりゃぁあ!」

 叫んでハルスは二階へと跳ぶ。
 跳躍は一瞬。その間に三人いた魔導師のうち一人を叩く。

「まずは一人!」

 慌てて杖を向けようとした次の相手を蹴りで階下に叩き落す。
 そこになのはの魔法が雨あられと降り注ぐ。

「二人っと。でもやりすぎじゃない、なのはちゃん」
《主!》

 ゲシュペンストの注意より早く、至近距離からの砲撃を紙一重でかわす。

「残念。次があれば、もうワンテンポ処理の早いデバイスを使うといいぜ」
「ちっ!」

 魔導師は舌打ちと同時に障壁を展開する。こちらの攻撃に備えてだろう。

「無駄無駄ァアア!」

 だがハルスは勢いよく強化した拳を障壁に叩き込む。

「ぶち抜けぇええ!」
《Zweit stos》

 ゲシュペンストのコマンドと同時に、とんでもない衝撃が走り魔導師を障壁ごと吹き飛ばす。

「ぐはぁっ!?」

 壁に叩きつけられ、そのまま気絶する魔導師。

「もっと頑丈に鍛えな。次があれば、だけどな」

 不敵に言うと、階下から上がってくるなのはに声をかける。

「さて、もう一働きだぞなのはちゃん」
「はいっ!」

 二人の掛け声に呼応するように、隠れていた魔導師たちの砲撃が二人に襲い掛かった。





「ちっ! なんなんだあの二人は!」

 男はそうつぶやくと、アリサとすずかを乱暴に奥のほうにある部屋に叩き込んだ。

「キャッ!」
「いたっ! ちょっと、何すんのよ!」
「やかましい! こっちにはもう時間がないんだ!」

 アリサの悲鳴を無視し、男はどこかへと連絡を取り始めた。

「すずか、大丈夫?」
「うん」

 アリサが心配そうに覗き込むと、すずかは笑ってそう答えた。

「それにしても、なのはたちすごいわね」
「うん。まるで地震が来たみたいだね」

 アリサとすずかはしみじみとつぶやいて、今もゆれている足元を見た。
 音から察するに砲撃魔法とやらを行使しているのだろう。

「ホントに人間かしら」
「あ、アリサちゃん………」

 アリサの物言いにさすがにすずかが呆れると、男がいきなりすずかの髪の毛をつかんだ。

「来いっ!」
「きゃっ!」
「ちょっと、アンタ!」

 アリサが慌てて体当たりをすると、男が少しだけひるむ。

「チッ! 邪魔すんな! こっちにはもう時間がねえってんだよ!」
「残念ね! あたしたちが欲しいのはその時間なのよ!」

 アリサは気丈にそう言って、すずかの髪の毛をつかんでいる男の手に噛み付いた。

「いてっ!」

 思わず手を離す男。
 すずかは慌てて男から距離をとる。

「こ……の……クソガキがぁ!」

 男が大きく手をふるってアリサをすずかとは反対のほうに振り飛ばす。

「アリサちゃん!」
「ちょっと! レディになんてことすんのよ!」
「うるせえ、知るかっ! テメエなんざ生かしとくんじゃなかったぜ………!」

 男は吐き捨てるようにそういうと、懐から拳銃を取り出した。

「なっ!?」
「てめえにゃこれで十分だろ!」

 その一言と共に吐き出された弾丸は。
 狙い違わずアリサの額に当たった。



「あ………」

 ドラマなどに出てくる拳銃とは思えないほど軽い音がして、アリサから血が噴き出す。
 一瞬、アリサの身体が赤く染まったように見えた。

「あ、あ………」

 そのまま横倒しに倒れる親友の顔は、まるで眠るようで。

「ああ、あ………」

 額から流れる一筋の血は、けして多くなく。

「い………」

 だが、確かに彼女の顔から流れ出る。





        血が   
               アリサ
          
          流れ 
                  黒い
            真っ赤な
                        死






「いやぁああああああああ!!」

 すずかの叫びがこだまする。



 そして、闇を呼び込む者ドゥンケル・ヘイトが今目覚める。










―あとがき―
作者「裏切りっ!? オゥイエ!! 裏切りっ!? オウイエー!!!」
ルナ「はい、テンション高くて楽しそうなとこ悪いけど、まずやることがあるでしょ?」
作者「無差別格闘早乙女流奥義っ! 猛虎落地勢ッ!! そして土下座最中アターック!!!」
ルナ「最中が飛び散るからやめて。それじゃ、ハイ。弁解タイムスタート」
作者「コン君を始め、期待していただいてもらっている皆さんには非常に申し分けないですが、今回のリーベ・エアツェールングシリーズは基本的にユーノを中心とした、なのは・アリサ・すずかの四角関係を主眼に置いたお話なので、今回はこういうお話になりました!」
ルナ「時系列的に言うと?」
作者「このお話は、短編・ピザ屋の一年前になります。アリすずコンビがまだ魔法少女じゃないのがその証拠」
ルナ「じゃあ、フェイトやはやてではやらないんだ?」
作者「ちゅーか作者の頭にはなかったな。はじめに言っとかなかったのも悪いけど、皆さんに「次はどの子かなー」って言われて、初めて「しまったぁあああああ!?」って叫んじゃったし」
ルナ「じゃあ、外伝的お話にしちゃえば?」
作者「そうさせていただきます」
ルナ「それで今後の予定は?」
作者「えー、とりあえず戦闘系のお話が次で終結するとして、大体四話くらいかな?」
ルナ「フーン」
作者「外伝っぽい話も書いてみたいし、このシリーズタイトルも気に入ってるからなー。予定は未定ってことで!」
ルナ「そうなんだ。がんばってね」
作者「それではっ!」
ルナ「また次回ー」










ルナ「………ところでさ。ボクって何キャラ?」
作者「ハルスの○○」
ルナ「えー!?」





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