ストライカーズ小ネタ・2



・仮にクライドが闇の書事件で死ななかった場合

リンディ「クライドさんのこと?」
エリオ「はい」
キャロ「フェイトさんに聞いて、クロノさんの目標だった人ってどんな人なのかなって思いまして」
リンディ「そうね。良くも悪くも任務に忠実な人だったわ(お茶に大量の砂糖をぶち込みつつ)」
エリオ「(そのすさまじいまでの入れっぷりに愕然としてる)」
キャロ「それから?」
リンディ「そして、家族に対する愛情もけして欠かさない、そういう人だったわ(今度はミルクをボトル単位で注ぎ込む)」
エリオ「(なんであの急須にアレだけの量の砂糖とミルクが入るのかわからない)」
キャロ「優しい、いいお父さんだったんですね………」
リンディ「ええ。クロノが五歳の頃になくなってしまったけど、あの人が父親だったから今のクロノがあるの。それだけは確かにいえるわ(もはや砂糖とミルクだけのお茶を飲んで満足そうに)うん。おいしいわ〜」
エリオ「ええっ!?」
キャロ「エリオくん、どうしたの?」
エリオ「う、ううん。別に………」
クロノ「(物陰から三人の様子を観察しつつ)………まあ、あんな殺人的な激甘な味付けを毎日喰らってたら、早死にもするよな」

 クライド・ハラオウン。死因・超々高濃度糖分の過剰摂取による、異常糖尿病。



・前に自分も通った道

シャマル「待ちなさい! エリオ君、コレを着て〜!」
エリオ「イヤァアアアアアア!? なんでそんなフリフリのメイド服着なくちゃいけないんですかぁあああああ!?」
はやて「きまっとる! 絶対似合うからや!」
エリオ「似合ってもいやです! 断固拒否します!」
シャマル「そうはいかないわ! 旅の鏡!」
エリオ「(足をつかまれた)うわっ!?」
はやて「お次はコレや! リングバインド!」
エリオ「(四肢の動きを封じられた)キャー!」
シャマル「う〜ん。いいわよ〜。そういう女の子っぽいかわいい悲鳴〜」
はやて「なんかこう、そそられるもんがあるな〜」
エリオ「二人してメイド服片手にジリジリにじり寄らないでください! 余計に怖いです! あ、ユーノさん! お願いします! 助けてください!」
ユーノ「(無言で目をそらす)」
エリオ「ユーノさん!?」
ユーノ「ごめん、エリオ。僕じゃ無理」
シャマル「あ、ユーノさん」
はやて「おお、ちょうどええところに。どうせやからエリオ君と一緒にメイド服着いへんか?」
エリオ「え………?」
ユーノ「(無言で逃げ出す)」
エリオ「ユーノさぁああああん!!」
ユーノ「いやだぁああああああああ!! もうメイド服はもちろん、ありとあらゆる女装コスプレをさせられるのは真っ平ごめんだぁああああああ!!!」

 かつての自分を見せ付けられ、トラウマ復活。



・結局着せられた

エリオ「うぅぅぅ………。なんで僕がこんな目に………。しかも二人とも写真だけとって『今日一日その格好でいなさい! 指揮官命令や!』とかいって、僕の制服もってどこか行っちゃうし………」
ストラーダ《バリアジャケットを着ますか?》
エリオ「ううん。下手にそんなことしたら次はどんな目にあうか………。とにかく誰にも会わないように部屋に戻って、今日一日はおとなしくしてよう………」
キャロ「エリオくん?」
エリオ「うわぁあああああああ!? なんでよりにもよってキャロォォオオオオオオ!?」
キャロ「え、エリオくん………?」
エリオ「違うんだキャロコレには深い理由というか腐女子の陰謀というかとにかく生まれてきてごめんなさいぃいいいいいい!!」
キャロ「かわいい………」
エリオ「へっ?」
キャロ「エリオくんかわぃいいいいいいい!!(むぎゅぅうっ)」
エリオ「うわわわわっ!? キャロっ!?」
キャロ「すごくかわいい! なんでそんなにかわいいの!? エリオくんがなんでメイド服着てるのか、そもそもなんでメイド服なのか、ひょっとしたら局の女性用制服も似合うんじゃないかとか色々どうでもよくなるくらいかわいいー!!」
エリオ「今明らかに一個だけ無視できないセリフが!! っていうかキャロはなれてー!! こ、こんなとこ誰かに見られたら………」
フェイト「もう見られてるよ」
エリオ「フェイトさぁああああん!?」
なのは「私もいるよー」
エリオ「なのはさんも!? チクショウなんだよ今日は羞恥プレイの日なのかー!」
フェイト「まあ、安心して。私は言いふらしたりはしないから。………ところでなのは。ずいぶんと懐かしそうだね。どうしたの?」
なのは「あ、ううん。昔、ユーノくんに色々着てもらったの思い出しちゃってさ」
フェイト「………………」
なのは「また着てもらおうかなぁ………メイド服」
ユーノ「(無限書庫にて仕事中)ハッ!?(キュピーン) 今背中を何か冷たいものが駆け抜けた!?(ガタガタガタガタガタガタッ))」

 かわいい男の子がいじられ役。もはやこれは不文律。



・こういう連中のかわいさは永遠

リインU「今日は何して遊びましょうか?」
フリードリッヒ「フム。人生ゲームよいかも知れんな(CV若本)」
イージス「それじゃあ、ボードを出しましょう!」
はやて「はー、なんやあの子ら見てるとなごむわー」
キャロ「そうですねー。みんな仲良くやれてるみたいだし」
ユーノ「友達ができるのはいいことだけど、少しさびしい気がするね」
スバル「いや、私的にはあの渋声フリードリッヒをかわいいに分類するのはちょっと………」
ティアナ「……………」
スバル「ティアナ?」
ティアナ「………か、かあいいよ〜〜〜!! おもちかえ」
スバル「リボルビング・ステークッ!!(ズガビショーン!)」
ティアナ「はうっ!?」
は・ユ・キャ「「「………………」」」
スバル「はーっ……はーっ……はーっ……」
ティアナ「(ぷるぷるっ……ぷるぷるっ……)」

 G―WINGさん、ごめんなさい。



・再び人様のキャラ拝借

スバル「へ〜、イージスはユーノさんのデバイスなんだ。インテリジェント? あ、実体化できるからユニゾンかな?」
イージス「いいえ。私はインテリジェントデバイスです。ちょっと色々あって実体化できるようになったんですよ〜」
スバル「へ〜そうなんだ」
???《それは実にうらやましいですな》
イージス「っ!? い、今スバルさんの足がしゃべりました!?」
スバル「え? あ、そうか。いきなりだったもんね」
マッハキャリバー《始めまして。私はマスター・スバルのインテリジェントデバイス、マッハキャリバーです》
イージス「ふええっ。こちらこそはじめましてっ」
マッハキャリバー(右足)《ちなみにあなたから向かって左のほうが『マッハ』》
マッハキャリバー(左足)《そして右のほうが『キャリバー』ですのでお間違いなきよう》
イージス「そ、そうなんですかっ!?」
マッハキャリバー《ウソです》
イージス「…………」
スバル「あははは………。ごめんね、こんな奴で………。まったくなんでこんな性格なんだろ?」
(局内某所)局員「ぎ、ギンガ陸曹! ゲンヤ陸佐が“炎の魔導師”と呼ばれていたのって本当ですか!?」
ギンガ「え? ああ、それウソよ」
局員「…………」
ギンガ「父さんったら、新人局員にまたウソ吹き込んで………。今度きついお灸をすえてやろうかしら?」

 マッハキャリバー。人格AIにはゲンヤ・ナカジマ氏の性格パターンを模倣したとかしないとか。





 リリカルなのはTOK。今回も「うそ・おおげさ・まぎらわしい」をモットウに突っ走っておりますー。





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