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"Fate/ tester rossa haraoun"

ある晴れた日のこと、フェイトは海鳴市のとあるレンタルショップに来ていた。

「なにか面白そうなものあるかな?」

今日フェイトは休日なのだが恋人のクロノ、親友であるなのは達とも予定が会わなかったので
仕方が無く一日中DVDを見て過ごすことにした。

「アルフはどっか行くって言っていたからゆっくり見たいものが見られるかな」

フェイトはしばらくしてから数本のDVDを選び出しレジに行こうとしたが
ある作品が目に留まったので立ち止まりそれを手に取ってみた。

「これって原作がすごい有名なアニメだって何かでやってたっけ。
ゲームのほうもお店で見たことがあるし。借りてみようかな?」

フェイトはしばらくのその場で考え込んだ後

「まあ、いいか。少し興味沸いたし一巻だけ借りてみよう」

それを借りることを決めた。

『ありがとうございました』

店員の言葉を背にフェイトはレンタルショップを後にした

その後とある任務にて

「フェイト!敵が行ったよ」

相手は伝説上の生き物をロストロギアによって使役し光の矢となってフェイトに襲い掛かった。

「魔法ランクに置き換えると・・・A+!!フェイトちゃん気をつけて」

「大丈夫だよエイミィ。ここなら地上を焼き払う心配も無い!!」

バルディシュのフルドライブの封は解かれ幾重もの変形を行いバルディシュ??ぢアサルトザンバーフォームはその姿を現した。

「"約束された―――――プラズマザンバー"」

「"勝利の剣――――ブレイカー"」

雷のエネルギーを刀身に蓄積させ放たれた砲撃は触れるものを容赦なく破壊する。

敵を一撃のもとに撃退し、空を駆け、雲を断ち切って消えていった。

「クロノ。この後どうする?」

「ん?ああ、とりあえず敵の拘束とロストロギアの回収は他の局員に任せてフェイトは帰還して報告書を書いてくれ」

「わかった、アルフはここに残って手伝ってあげて」

「了解」

「ねえねえクロノ君」

「なんだエイミィ」

「フェイトちゃんのことだけさ、何か最近変わったよね」

「たとえば?」

「さっきの攻撃の時の掛け声とか、あと会話する時文章が時々一線を画した形になってたり、クロノくん何か知らない?」

「すまない。ボクも詳しくは知らない。ただ最近フェイトは部屋に篭って何かをやってるようだからそれと何か関係があるのかもしれないな、あくまで推論だが」

「そうなんだ。なにやってるんだろうねフェイトちゃん」

その日の夜。フェイトの部屋で何かが動いていた。それは箱型のようであり静かに、しかし聞こえるような起動音を鳴らしながら動いていた。
人々の願いや理想が詰まったそれは過去の人々の想像、しかし現実。人々はその画面が綺麗だから憧れた。
だがそれでもまだ満足はしていない。更なる高みへ行くために人々は走る続けてる。人間の技術の進歩は留まることを知らない。
フェイトはそれに魅入られていた。否。それとあるソフトに魅入られていたのだ。

「あっまた死んだ。ちょっと今回のいつもより理不尽すぎるよ?もう、また道場行かなきゃ」

「フェイト〜〜いい加減寝たらどうだい。明日も仕事があるんだし」

「うるさいアルフ、殴っ血KILLよ」

「ひぃ、ゴ、ゴメンナサイ」



フェイト・T・ハラオウン現在徹夜六日目継続中




元ネタはもはや言う必要なし。初めて書いたなのは小説がこれって自分。orz
色々な紆余曲折はありましたが一応作品として出せました。
ちなみにフェイトがやっているのは移植版ですので年齢制限引っかかりません。
なんかもう構成力のかけらも無い文章ですが楽しんでいただけたら幸いです。
しかしヤマもオチもないなぁこれ。






"Fate/ tester rossa haraoun" UBW


「シグナム。ちょっとええかな」

「主、何でしょうか」

「たしか明日フェイトちゃんと模擬戦の予定やったよな」

「はいそうですが」

「そん時フェイトちゃんにちょっと聞いてもらいたい事があるんや」

「聞いて欲しいことですか?」

「最近フェイトちゃんの様子が変わったの知ってるやろ」

「ええまあ」

「それでな心配やからフェイトちゃんに何があったのか聞いてきて欲しいんや」

「変わった理由ですか・・・・判りました。聞くことができるか分かりませんが」

「ほんまか、頼んだでシグナム」

そして翌日

「はぁぁぁ」

フェイトはハーケンフォームのバルディッシュをシグナムへと振り下ろす、だが

「甘い」

シグナムはその攻撃を受け流すとそのままフェイトへと当て身を放った

「くっ」

「どうしたテスタロッサ。遠慮することは無いぞ全力でこい」

「なら・・・本気で行きます」

フェイトはシグナムとキッと睨むとバルディッシュをザンバーフォームへと変形させ

「―――――"約束された勝利の剣プラズマザンバーブレイカー"」

己の最強の一撃を放った




「ふぅ、ありがとうございましたシグナム」

「こちらも久しぶりだったからな、ためになった」

「お互い昔みたいに時間があるわけじゃないですから」

「そうだな。ところでテスタロッサ、一つお前に質問がある」

「質問?何ですか?」

「最近お前の様子が少し変わったと主が心配していてな、その理由を教えて欲しいのだが」

「様子が変わった?えっと私の様子が変わったように見えたのって何時ぐらいからですか?」

フェイトは分からないという表情で尋ねた

「たしか一週間ぐらい前だったと私は聞いたが」

「一週間前・・・・あっ」

考え込んでいたフェイトははっとした様子で顔を上げる

「どうした。何か思い出したのか」

「その、実はゲームなんです」

すこし恥ずかしがり手をモジモジさせながら話すその姿は非常にかわいらしい姿だった。

「ゲームだと」

「はい。少し前に買ったゲームがあるんですけどそれにちょっと影響されちゃって」

「技名まで変えてしまうのはちょっととは言わない気がするが。しかしゲームか、主とヴィータがやっているのを見たことはあったがお前がそこまで影響を受けるとは、私も少しそのゲームに興味が沸いたな」

その瞬間フェイトの目がキラーンと光り電光石火のごとくシグナムに詰め寄った

「ど、どうしたテスタロッサ」

「シグナム!!それならゲーム貸しましょうか」

「何・・・・だが私にゲームは」

「大丈夫。このゲームビジュアルノベルだからコマンド入力とかいらないよ」

「ビ、ビジュアルノベルとは何だ?」

「簡単に言うと音と絵がある小説かな」

「なるほど」

「それに私アニメのDVDも全部持っているんでそれも貸しますから」

「アニメ化もしているのか、それは」

「うん、本当におもしろいからシグナムもやってみてください」

このときシグナムは思った。今のフェイトは仲間が欲しいのだ、これほどまで強く勧めるのは面白いだけじゃなく
この作品について語り合う仲間が欲しいのだろうと。シグナムにはフェイトの純粋な願いを拒否することはできなかった。

「わかった。お言葉に甘えて貸してもらおう」

「本当!それじゃあちょっと待っててください。いま持ってきます」

そう言いながらフェイトは部屋を出て行った

「あ、おいテスタロッサ待て・・・・行ってしまったか。しかしあの様子だと本当に誰かにやってもらいたかったんだろうな。
だがテスタロッサの家に取りに行ったとなると結構待つことになるな。別に今日ではなくて良かったのだが、まあしょうがあるまい。」
 
とりあえずシグナムは一息入れるため自販機でコーヒーを買いそれを口に含んだ。

「シグナム、お待たせ」

「ぐふ、かは、ごほっごほっごほっ」

あまりにも早いフェイトの帰還にシグナムはコーヒーを気管に入れて盛大にムセテしまった。

「シ、シグナム大丈夫」

「ああ、ごほっ問題ない。しかしずいぶんと早かったな」

「だって私いつも持ち歩いてますから」

「そうなのか。まあなんにせよありがたく貸してもらうぞ」

「はい。頑張ってくださいシグナム」




「主、ただいま帰りました」

「あっお帰りシグナム。どうやったフェイトちゃんに聞けたか」

「ええ、どうやら最近買ったゲームがありそれに影響を受けたようです。一時的な物なので大丈夫だと思いますが」

「そうかゲームか。フェイトちゃんがそないな物にハマるなんてな。でもまあ変なことがなくて安心したわ。ありがとなシグナム、助かったで」

「いえ、お気遣いなさらずに」

「夕飯もうすぐやから居間で待っといてな」

「了解しました」

その夜皆が寝静まったころシグナムはフェイトに借りたゲームを起動していた

「ヴォルケンリッターの将たる私がゲームなどをやっているなどとばれたら大変だからな。特にヴィータにばれたら何を言われるか分かったものではない」

シグナムは説明書を見ながらゲームを進めていく。

「なるほど、このようなゲームか」

一時間後

「ふむ」

二時間後

「どちらを選ぶか」

三時間後

「何だと!」

そして十日後

「テスタロッサ」

「あっシグナム」

「前に借りたゲームとDVDだが返すぞ」

「そうか終わったんだ。でどうでした?」

「ああ、不覚にもあの世界観にのめり込んでしまった。お前があそこまで入れ込む理由も分かった気がする」

「よかった楽しんでもらえて」

フェイトはホッとした様子で胸をなでおろした

「それでと言ってはなんだが少し訓練室まで付き合ってもらえないかテスタロッサ」

「えっ模擬戦でもするんですか?」

「いや違う。少々魔法を改良したくなったのでなお前に手伝ってもらいたいのだが」

「魔法の改良ですか良いですよ、私に手伝えることがあるなら」

「すまない。恩にきる」

その日彼女らが使用した訓練室はいつもより三割増しで破壊されていたと言う。そして

「あかん、この結界硬すぎるでほんま」

「主。私が結界を破壊するのでその後他の局員と共に突入してください」

「わかった。頼んだでシグナム」

シグナムは武装局員、はやてと共に出撃していた。前方に張られている結界の中には任務の目標がある。

「我らを進入させぬための結界か。だがそのようなもの私にとって意味など成さん」

そう言いながらレヴァンティンの鞘を取り出す

「炎の魔剣レヴァンティン、刃、連結刃に続くもう一つの姿見せてやろう」
 
シグナムは鞘と剣を連結させレヴァンティンをボーゲンフォルムへと変形させた

そして刀身の一部を流用して作られた矢が出現する。だが何かが少し違っていた。生み出された矢は螺旋を描いておりねじれ狂うと言う表現が一番似合う形状になっていた。

「――――I am the bone of my sword.我が骨子は捻じれ狂う。

弓を結界へと構えながらそんな言葉をシグナムはつぶやいていた

「翔けよ、隼!」

「―――"偽・螺旋矢シュツルムファルケン"」

放たれた矢は大気を根こそぎ狂い曲げ、その跡を見せ付けながら結界を破壊した。

「主!」

その言葉を合図にはやてと局員が進行し目標を制圧した。




「シグナム大丈夫か?」

「何がですか?」

「いや、別に大丈夫ならええねん、それより今回ご苦労やったな、さすがヴォルケンリッターの将だけあるな」

「何をおっしゃいます。私は主の守護騎士です。それがこれほどのことできぬはずがありません。ところで主、私が剣の騎士であることはご存知ですよね。
 それを弓の騎士に変えるのはどう思いますか。いえ、別に剣を捨てるわけではありません、あの男のように主武装が剣でありながら弓の騎士と言うその矛盾が」

「・・・・・あかん、シグナムまでおかしくなってしもうた。フェイトちゃんに続いてシグナムまで。いったい何がどうなってるんやーーー」






オマケ

"極死・七夜"

"や〜ら〜れ〜た〜"

「くそ。なかなかやるなテスタロッサ」

「ええ、簡単には負けませんよ」

「よし、次は真祖の姫君を選ばしてもらおう」

「なら私はこのツンデレ白猫で行きます」

「「ん?」」

「どうしたん?シャマル」

「どうしたのユーノ君」

「「いや(いえ)何か呼ばれたような気がして」」



第二段です。オマケも型月です。今回はシグナムが染まってしまいました。
ちなみにシグナムを弓にしたらはやてと赤主従になったのに
気づいたのは描き終わってからでした。
この後第三弾でHYがあると思いきや無いと思います。






クリスマスSS詰め合わせ


1 根本的な問題
  

「「「「「「「「「クリスマスって何?」」」」」」」」」

「そらまあ、そうやね」

「ミッドやベルカにクリスマスなんて無いだろうしね」


2 ニアミス?


「クリスマスってのはそもそもあるキリスト教の聖職者が処刑された日で」

「アリサちゃんそれバレンタインデーだよ」

「しかもバレンタインの説明としても微妙やでそれは」


3 ズラうさって言うネーミングセンスはすごいと思う


(クリスマスの説明はちゃんとしました)

「わあ、フェイトちゃん家のクリスマスツリー綺麗だね」

「うん、家の人みんなで飾ったんだ」

「僕は無理やり付き合わされたがな」

「もう別にいいでしょクロノ」

「はは、あれこの紙は何?」

『執務官になれますように フェイト』
『肉をいっぱい食べたい  アルフ』

「これじゃあ七夕だよフェイトちゃん」

「え、でもこうやるって私聞いたんだけど」

「誰がそんなこと・・・・いや居たね。そんなこと言いそうな悪戯心わくわくしてるカップルが」


4 信じるのは自由ですから


「でもサンタってすげーな、たった一晩で世界中の子供にプレゼント配っちまうんだから。なあはやて家にも来てくれるかな?」

「そやねーヴィータがええ子にしてればサンタさん来てくれるかもな」

「本当か、やったー」

「主、いいのですか」

「別にええよ。ヴィータの欲しいもん買ってきてくつ下の中入れとけばヴィータも喜ぶやろうし」

「ですがいつかは真実を伝えねばならないでしょう」

「私たちが言わんでもヴィータ自身で気づくかもな、サンタさんは本当はいないって」

「え、サンタさんっていないんですか!」

「「・・・・・・・・・・」」


5 このメンバーを呼んだのが運のツキ


「クリスマスパーティーにアースラの人も呼ぶには広い家が必要だから必然的に私の家かすずかの家で」

「私の家には猫が居るからアリサちゃんの家になったんだけど」

『肉!どこだ肉!』

『へへ、いただき』

『ヴィータ貴様。それは私のだぞ』

『これこれ二人ともケンカはあかんで。って誰や、今私のローストビーフ取ったんは』

『ユーノ君、はいこれ』

『あ、ありがとうなのは』

『クロノ君〜、フェイトちゃ〜ん、楽しんでるかい』

『エイミィ酒を飲んだな』

『え〜飲んでないよシャンパンを飲んだだけだよ』

『同じだ!』

『それよりどうだいこの料理。めがっさおいしいから食べてみなよ』

『しかもエイミィキャラ変わってるよ』

「なんなのよこの状況は!」

「皆あばれてるね」

「まったく私の家だって言うのにこの後誰が片付けると思ってるの」

「アリサちゃん家の使用人の人達じゃない?」

「そんなあっさりと言わないでよ」


6 さらに混沌は広がる


『フェイト・T・ハラオウン。場を盛り上げるために一曲歌いま〜す』

『だれだーフェイトにも酒を飲ましたのは!』

『まあまあ、クロノ君もぐいっと行こうよ』

『ちょっ、まてやめろエイミ、うぐぅ』

『見てユーノ君雪だよ。ホワイトクリスマスだね』

『本当だ綺麗だね』

『ヴィータ!先ほどからの貴様の暴虐無人な振る舞いもう許さん!』

『んだぁ、やんのかよこのおっぱい魔人』

『上等だ。たたっきってやる』

『やってみろ』

「何かさらに酷くなってるじゃない」

「そうだね、アースラのオペレーターの人達なんかあそこで服脱いで寝ちゃってるみたい」

『いやーみんな楽しそうね』

『士朗さんはい、あーん』

「保護者たちはのんきにしてるし」

「放任主義なんだね」

「いや、やりすぎでしょ。去年はなのは達の戦いに巻き込まれて、今年はこんな状況だし、私のクリスマスはどうなってるのよーーーーー」

「あきらめようアリサちゃん」

「うるさいうるさいうるさい」


7 実際居たらかなり怪しい


クリスマス・イブ深夜八神家前

「そこの君たちこんな真夜中に人の家の前でなにやってるの」

「いや、格好を見てもらえば分かるだろう。プレゼントを置きにきたのだ」

「居るんだよねクリスマスにサンタの格好をして家に忍び込む人がさ」

「お父様はそんなことしないよ!」

「はいはい詳しい話は署で聞かせてもらうからちょっと付いてきてね」


8 ある意味遺伝子情報

「はやて、はやて。起きたらプレゼントが置いてあった」

「ほんまか、よかったなヴィータ。ええ子にしとったおかげやね」

「うん」

「あの無邪気な喜びよう、プレゼントを置いて正解だったようですね」

「せやな」

「はやてちゃん、シグナムちょっと」

「どうしたシャマル」

「げ、玄関の前にプレゼントが置いてあった」

「何だと」

「しかもご丁寧にネームカードまでつけて全員分」

「全員分やて。シャマルそれちょっと持ってきて」

「一応持ってきてますけど」

「うわほんまや、ほんまに全員分あるで」

「どうしますか主」

「とりあえず皆自分の分の箱を開けてみよか」

「わかりましたまず私から開けてみます・・・・・こ、これは極上な生徒会がある学校の制服」

「私のには核金が入ってました」

「あたしのはネコミミに大きな鈴とメイド服だ」

「俺のは他国を侵略せず・他国からの侵略を許さず・他国の争いに介入しない、が理念の軍の軍服だ」

「そして私のんにはロザリオ・・・・か」

「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」

「別に必要のない物なのに」

「心の奥底ではこれを欲している」

「何でだ。こんなもん別にいらねえのに」

「それよりもこのプレゼントを置いていったんは誰何や?」





「いやーまさか連行されるとは思わなかったね」

「でもまあプレゼント置いてこれたし、喜んでくれますかね彼女たち」

「大丈夫だ。彼女たちに合うものを私が選んだのだ。きっと喜んでくれるだろう」


9 恋人たちの聖なる夜


(ココからはA'sエピローグ後の時間軸です)

「クロノー準備できたよ」

「よしそれじゃ出かけるか」

「最初ご飯食べに行くんだよね?」

「きれいな夜景を見ながら豪華な夕食・・・は無理だからな。まあ、期待しないでくれ」

「別にいいよ。大事なのはクロノと一緒に過ごすことだもん」

「そうかありがとうなフェイト」

「あっクロノ」

「どうした、手をつなぐのはいやだったか?」

「ううんそんなこと無いよ。・・・・・あったかいねクロノの手」

「君の手は冷たいな」

「だからしっかり暖めてね」

「了解した」





「こうやってユーノ君と歩くのも久しぶりだね」

「寂しかった?」

「全然って言いたいところだけどね」

「言われたら落ち込むよ僕」

「言わないよ。私だって寂しかったんだもん」

「でも今日はずっと一緒にいられるよ。ところでなのは、その手に持ってる紙袋は何?」

「あっこれ。これにユーノ君へのクリスマスプレゼントが入ってるんだけど」

「けど?」

「ちょっと失敗しちゃって」

「失敗って?」

「うん、マフラーを編んだんだけどとりあえず着けてみて」






「なのはこれ」

「やっぱり長すぎた?」

「そうだね。両端地面に付いちゃってるし」

「ううぅ、ごめんねユーノくん」

「な、なのはが謝る必要なんて全然無いよ。せっかく作ってくれたんだし」

「だって失敗したんだよ」

「なのは・・・あっそれならさこんなのはどうかな」

「え、ユーノ君これ」

「長すぎるんなら僕となのは二人で使えばいいんだよ」

「ユーノ君。こんなの恥ずかしいよ」

「なんで?」

「なんでってその」

「僕はなのはからもらったマフラーの長さから考えて一番良い使用法で使ってるだけだよ。それにさ僕達恋人同士でしょ」

「・・・・ユーノ君、反則だよ」


10 独り身って悲しいよね


「ほら見てみいシャマル、雪やで。ホワイトクリスマスや」

「はやてちゃん」

「帰ったら家族みんなで豪華な料理食べような」

「主はやて」

「デザートにちゃんと翠屋のケーキ買ってあるで」

「はやてちゃん気持ちは分かるかるけど」

「現実から目を逸らすのはやめてください」

「?ゥゥゥ今日は楽しい楽しいクリスマス・イブやってのに何で私たちはこないな所におるんや!」

「それは任務だからですね」

「私だって働く身や。クリスマス??ぢイブでも働かなあかんことは理解してる。けどな場所が問題なんや。なんでここはこんな猛吹雪やねん、ホワイトクリスマス言うてもこんなにいらないわ」

「この星は四季がなくて一年中冬みたいですね」

「そして猛吹雪のため現在位置不明か」

「へたに動くと危険ですね」

「遭難ちゅうことか。はは、ははは、はははははお笑いやんけクリスマス??ぢイブに遭難なんて」

「主、どうなさいました」

「知っとるか、なのはちゃんとフェイトちゃん。今日ユーノ君、クロノ君とそれぞれデートやで。去年までは皆で集まって
パーティー開いてたのに恋人ができたらポイやで。やっぱりあれか女友達より男のほうが大事なんか!」

「あのはやてちゃん」

「おかしいやろ!恋人できたからって毎年やってたことをやめるか普通?一応今年もクリスマスパーティーやって途中で『パーティー抜け出さない?』とか言ってデートに行けばええのに!」

「主それ以上大声を出すのは」

「私かて今日働きたくなんか無かったんや。本音を言えばイルミネーションが綺麗な町を恋人と一緒に歩きたかった。それなのに今それをやってるのはなのはちゃんとフェイトちゃんやで。
なんでや!なんでなんや!私となのはちゃん達と何が違うって言うんや!私かて、私かて、本当は

恋人が欲しいんやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はあ、はあ、はあ」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ


「ん、何やこのジョジョっぽい擬音は?」

「どうやら起きちゃったみたいですね」

「なにがや?」

「雪崩です。主の心の叫びによって起きたようですね」

「うそやろ、そんな漫画みたいな話」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


「ほんまや、音大きなっとる!」

「どうしましょうかシグナム」

「空に飛んで逃げようにもこの雪と風では危険すぎる。ここは全方位にバリアを張って耐えるしかないだろう」

「それしかないですね」







ゴゴゴゴゴゴゴゴ


「任務で出撃したら」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ


「吹雪のせいで遭難して」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ


「そしてさらに雪崩に巻き込まれる」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


「こんなクリスマスなんて最悪やーーーーーーーーーーーーーーー」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



一応クリスマスSSのつもりです。今回は短い話を詰め合わせて作ってみました。まあ長さはまちまちですが。
シグナムたちのクリスマスプレゼントは比較的分かりやすいものにしておきました。
最後のはやてはとても書きやすく勝手に言葉が浮かんできてくれましたよ。
ちなみにFate/ tester rossaとは別系列です。いわゆる一つの平行世界というやつですかね。






魔法少女大戦 〜LYRICAL GENERATIONS〜  店頭告知用PV






超人的な頭脳と人並みはずれた決断力を持った一人の提督が居た

彼はその比類なき頭脳によって人類に危機が迫っているのを感じていた

それはロストロギアの使用による次元犯罪であり今の管理局にはそれに対応する力はないと彼は考えた

彼はその持てる力のすべてを振り絞り防衛用のひとつのデバイスを作り上げた

そのデバイスの名はヴァルシオン

卓越した思考回路を持つインテンリジェントデバイスでありながら世界最速の処理速度を誇る究極のデバイスである

そうここまでは比較的よくある話だった

だが彼ギル・グレアムは不安を感じていた

まずは管理局を統一し戦力を結集させなくては犯罪者とロストロギアの力を防げないと考えたのだ

そして彼はその考えを実行に移した

秘密結社ディバイン・クルセイダーズ通称D.Cを結成し時空管理局の制圧に乗り出したのだ

D.Cの行動は迅速であった

不意を突かれた管理局は内部からの反乱などもあり混乱を極めていた

さらにすべてのデバイスを超えるべくして作られたヴァルシオンとグレアム提督のコンビにの力は強大であり

管理局は三日と経たずしてその戦力の八割をD.Cへと吸収された

だがこのような状況下においても抵抗する人々は存在した

そしてなのは、フェイト、はやての三人を中心に彼女らは立ち上がった

今ここにD.C戦争の幕が上がったのである





高町なのは  「お話聞かせてもらうからね」



「カートリッジフルロード」

「マスター、トリガーを預けます」

「行くよ全力全開!スターライトブレイカァァァァァァァァァァァー!!!」




フェイト・T・ハラオウン   「・・・・・友達だ」



「私はアリシア・テスタロッサ!母さんの剣だよ」

「はあああああああ!」

「バルディッシュ・アサルト!一文字斬り!私に断てないものは無い!」



「くっ、違う。あなたはアリシアじゃない。アリシアはもういない!アリシアの名前を語るな!」

「私はフェイト・T・ハラオウン!クロノの剣だ!!」

「私の一刀は雷の煌き!!!」

「推して参るっ!!」

「バルディッシュ・アサルト!雷光斬りッッ!!」

「私とバルデッシュに断てないものなんか無いッ!!!」


「嘘っ・・・・負け・・・たの・・・・」

「もう戦うことなんか無いんだよ。だから・・・・・・ゆっくり休んでアリシア」
 


八神はやて    「夜天の主の名において汝に新たな名を贈る」



「行くでリインフォース」

「ハイです」

「夜天の書の666ページ目にあるこの魔法。危険すぎて今まで使えへんかったけどあなたが相手なら使うしかあらへん」

「夜天の書よ,その力解放せよ」

「ユニゾンイン!」

「さあ、時の流れを見てみるんやな」

「アイン・ソフ・オウル!デット・エンド・シュート!!」



ヴィータ     「睨んでねーです」



「行くぞアイゼン!」

『Jawohl』

「出力リミッター解除承認や」

『Gigantform!』

「はああああああ」

「轟天爆砕!ゴルディオンハンマー!!!!」

「光になれぇぇぇぇぇぇ!!!」



シグナム    「ああ・・・・・・・そうですね、悩みます」



「炎の魔剣レヴァンティン、刃、連結刃に続くもう一つの姿見せてやろう」

「出力リミッター解除」

「駆けよ不死鳥!ファントムフェニックス!!」



スバル    「出来るのは全力で走るのとクロスレンジの一発だけ」



「この一撃で決める!」

「マッハキャリバー!ウイングロードお願い」

『Wing Road』

「行っくぞおおおおおおおおおおおおお!!!」

「コード麒麟!でぃぃぃぃぃぃぃぃぃやっ!」




ティア    「執務官は私の夢なんだから」



「クロスミラージュ、その力私に示しなさい!」

「私の前に現れた時点で、あなたの運命は決まってる・・・」

「呪いなさい、自分の不幸を」

「はっ、てい、やっ」

「私にであった不幸を呪うのね・・・・」




エリオ      「一緒に降りようか」




「くっそおおお!やれっていうのなら、やってやるさ!」

「直撃させるっ!一閃必中!テンペストストラーダ!!」




キャロ      「自分の力で、守りたい」



「蒼穹を奔る白き竜よ閃光。我が翼となり、天を翔けよ。来よ。我が竜フリードリヒ。竜魂召喚!」

「炎の息吹よ、敵を焼け!」

「マグマ・ヴァサール!!」




恭也


「御神流の奥の手を見せてやる!!」

「これが!御神流・秘剣!小太刀二刀流乱舞の太刀!!」







「・・・・・・・なあシャマル」

「なんですかはやてちゃん?」

「この映像は何なん?」

「あっこれですか。これはシグナムとフェイトちゃんが作ったものですよ」

「シグナムとファイトちゃんが!?」

「正確に言うと二人がはまっているゲームを元にしてシャーリーに協力して作ってもらったそうですよ」

「こないな物つくってどうするつもりなんやろうなあの二人」

「確かコミケで売るって言ってましたよ」

「・・・・・・・・・・・・・・」




オマケ

なのは「アクセルシューターフルパワー、シュート!」

エリート局員「踏み込みが足りん!!」切り払い

なのは「えええええええええええええええ」





受験生でテスト一週間前なのにこんなの書いてるなんてなにやってるんだろ自分orz。

前はFateで今回はスパロボ。もうまともなネタは書けないようです。

今回のネタ、プロローグから最後まですべて分かったらあなたはりっぱなスパロボファンです。

いろいろと言い訳をしたいですがあまりにも長くなりそうなのでこれだけを

はやては髪の色が変わるから!ティアは二丁拳銃だから!以上!!














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