FF4プレイメモ 〜 ゲームは1日1時間! 〜act0 act1 act2 act3 act4 act5 act6 act7 act8はじめにプレイメモという性質上、ネタバレ全開ですのでそれが嫌な方は回れ右をしてくださいませ。 また、このプレイメモには所々に妄想と妄言が投下されるのでお気をつけくださいませ。 それが嫌な方も回れ右してくださいませっ。 あーゆーおっけー? それでは、『FF4プレイメモ 〜 ゲームは1日1時間! 〜』開始しますっ。 act0〜プレイ前の印象〜さて。今回のゲームFF4は1991年に発売されたスーパーファミコン用ソフトです。実際にプレイするのは1997年に発売されたプレイステーション版ですが、内容及びグラフィック面での変更点はほとんど存在していないのでほぼ同一の物と扱っていいでしょう。 FF4は、シリーズ初のスーパーファミコン用ソフトであり、またシリーズの特徴となっているアクティブタイムバトルシステムを初搭載したソフトでもあります。 ハードの変更と新システム搭載という2つの要素が絡み、開発元のスクェアがどこまで挑戦してきたかが非常に楽しみだったりするわけですが。 正直な所、“今”プレイして面白いのか不安ではあります(滅) 今は2000年問題も遠い過去となった2008年。スーパーファミコンがナンバー1ハードだった時代も通り過ぎ、今や任天堂Wiiにプレイステーション3にXbox360と次世代ハードがひしめく時代です。 グラフィック面では比べることすらできませんし、ハードの性能の違いもあって、組めるシステムや演出効果だって段違いでしょう。 確かに、発売された当時は大作として受け入れられたでしょう。 しかし、発売から17年が過ぎたこのゲーム。現在のド派手な演出と美麗なグラフィックで描かれるゲームに慣れた人間には、果たして、心から楽しめるものなのでしょうか……? そういう不安が、無いと言えば嘘になります(死滅) じゃあ、どーしてプレイするんだ! と問われればっ。 それは、光野さんのFF4プレイ日記を読んでいて、光野さんがとても楽しそうだったからで(ry ひ、人が楽しそうにしているのを見ると気になるじゃないですかっ! そんなこんなな動機で購入したこのゲーム。微量の不安を抱えつつ、説明書を読んでみます。 すると、まず今回予告(注※1)が目に飛び込んできました。 天高く舞い上がり 闇と光をかかげ 眠りの地にさらなる約束をもたらさん 月は果てしなき光に包まれ 母なる大地に大いなる恵みと慈悲を与えん されど、つかの間の休息なり その月は自らの光を求めて さらなる旅に導かれん 同じ血を引く者 ひとりは月に ひとりは母なる星に 時の流れがその者たちを引き離さん うん。とても意味深ですねっ! 現時点では何がどうなるかはほとんど考えられないのですが、キーワードとして、 ・『竜の口』 ・『眠りの地』 ・『約束』 ・『月』 ・『同じ血を引く者』 ・『時の流れがその者たちを引き離さん』 これらを覚えておくことにしましょう。 きっと大事な伏線に絡んでくるはずなので、今は意味が分からなくとも後々意味を持ってくるはずです。 ただ、この今回予告(注※1)から察するにどこかで『兄弟の別れ』か何かが出てくるのでしょうね。 それが作中に起こることか、既に起こっていることかは不明ですが。 もしかしたら身内戦争となりうる可能性だって無きにしもあらずで(ry さて。説明書をめくります。 戦闘システムの解説や装備、ステータス変化などなどRPGではお決まりの説明がなされた後。 世界の天野画伯(注※2)によって描かれたキャラクターたちのイラストと固有コマンドの紹介ページがありました。 折角なので、天野絵におけるキャラクターの所感などをば。いくつか抜粋ですー。 【暗黒騎士セシル】 何かエロイ。身に纏っている黒い鎧が柔軟性を持っているように見えて、身体のラインにぴったりとくっついていて……何かエロイ。 それと、どう見ても悪者にしか見えない。四天王最後の1人とか! 【パラディンセシル】 暗黒騎士から足を洗い(?)パラディンとなったセシル。暗黒騎士の時は顔面までもを鎧兜で被い肌の露出が全くなかったのですが、パラディンでは兜を外して顔を見せています。 暗黒騎士セシルと対比させると白黒の転換が激しく、僕は暗黒から抜け出したんだっ! という主張を激しく行っております。 【フースーヤ】 獣。真っ白い体毛に覆われた獣。小さくて黒いお鼻がチャームポイント。 猛獣注意であります。 ……なんだか、酷いことばっかり言ってる気がするのは気のせいです(死滅) さてはって。説明書もあらかた読みつくしたので、とうとうゲームを起動します。 プレイステーションにディスクをセットし、いざ起動。すると、突然ムービーが始まりました。 プロペラがイカシテルぜっ! いや。プロペラしか見えなかったんですが、全貌を現せばそれは飛空艇(注※3)。飛空艇には黒い騎士の姿があり、そのまま飛び立ってしまいました。 カメラが地上に移り、出立した飛空艇を不安そうな顔で見つめる女性の姿が映し出されますが……こ、これはどーゆーことなのでしょうか? 恐らく、黒い騎士は主人公であり暗黒騎士であるセシルです。彼は飛空艇の搭乗できる立場の人間なのでしょう。もしかしたら飛空艇1隻、あるいは飛空艇団を任されている存在なのかもしれません。 暗黒がつくとは言え“騎士”ですから、仕えるべき主が所有する飛空艇団の団員もしくは団長という所が妥当でしょうか? 彼は全身を漆黒の鎧で被ってしまっているため、その表情を窺い知ることはできません。しかし、彼を見送る女性――天野絵との対比から、恐らくローザ――の表情から察するに、危険な戦地か余り気持ちの良いものではない任務へ赴く所なのでしょう。 セシル(推定)を見送るローザ(推定)の心境が、 「気をつけてねセシル……」 なのか。 「任務であの人の心は押し潰されてしまわないかしら……?」 なのかは分かりませんが、それは追々分かってくるでしょう。 ムービーは短く、飛空艇出立のシーンで終わり。タイトルが出現してクリスタルのテーマが流れます。うん、相変わらず良い曲だっ! って言うか、スーパーファミコンの音源でよくここまで作れたなぁ……。 なんて関心しつつ、PS版に搭載されているセーブ機能『メモ(注※4)』についての説明をチョコボから受け。 カーソルは『ニューゲーム』を選択。FF4が始まります。 act1へ・脚注リスト。 【今回予告】 今回繰り広げられる物語がどういったものか、その雰囲気や大まかな流れを伝えるもの。 商用小説についている「あらすじ」のようなものだと思っていただいてOK。 【世界の天野画伯】 “天野喜孝”さん。FFシリーズや、宇宙の騎士テッカンブレード。タイムボカンシリーズに科学忍者隊ガッチャマンなどなどのキャラクターデザインやイメージイラストなどを手がける。また、世界を股に掛けて個展を開かれていたりも。 繊細で妖艶・幻想的と形容される独特の絵柄は1度目にすれば忘れられなくなりそうなインパクトを持っていたり持っていなかったり。 天野絵と言えば病的な肌の白さだっ! というのは偏見でしょうか(死) 【飛空艇】 その名の通り、空を飛ぶ艦艇です。FFシリーズで中盤〜終盤に手に入り、それ以降は行動範囲が飛躍的に拡大する夢のようなアイテムです。 往々にして「世界に1隻しか存在しない」などといった特殊設定を持つアイテムであり、ゲーム中でそう頻繁に見かけられる代物ではないのですが。今回のFFでは御多分に漏れてみたようです。 飛空艇を、主人公セシルの所属国のみが保持しているのか、それともほぼ全ての国家が保持しているのか。それは不明ですが。 軍隊レベルででも飛空艇が実用化されているのなら、FF4の世界は高度な技術力を有しているということになります。 それがどうした? と言われればそれまでですが、こういう細かい考察をするのが僕は楽しいんだよっ!(死) 【メモ】 プレイステーション版のFF4、FF5、FF6に搭載された簡易セーブ機能。PS版のFF4〜6はメモリーカードへのデータ書き込みに少々時間が掛かるため、ゲームデータを一時的にPS本体にセーブするというもの。 非常に素早くセーブを行えるため快適なプレイには欠かせない機能だが、PSの電源を落すとデータが消失してしまうという欠点を持つ。 そのため、電源を落す前には少々長い書き込み時間を我慢してメモリーカードへのセーブが必要。 ゲーム進行時のストレスを緩和するための補助機能である。 |