†サンプルラジオ† 「アリサ・バニングスです」 「ども」 「誰よアンタっ!?」 「仮面の男で顔アイコンを代用したんですよっ」 「だから誰よっ!?」 「え? あー……か、管理人です」 「……アンタ、切腹しなかったっけ……?」 「それでは、サンプルラジオいってみよー!」 「ちょっと待ちなさいよぉおおおおおっ!?」 ひーざをーかかえてー へーやのーかーたーすーみー♪ 「あ、今回はCM無しでお願いします」 「誰に向けて喋ってんのよ……」 「んなもん、画面の向こうにいる大きなお友達に決まってるじゃないかっ。そんなことも分からないのかいおじょーちゃん? へへん、ばーかばーか」 「…………」 「……え、あ、あのですね。ちょっと調子乗ってみたというか……えっと……す、すいませんっし」 「この番組は、ラジオ風更新のサンプルです」 「ちょ、謝るくらいさせてく」 「実際の更新で使うコーナーのサンプルを置くことで皆様にイメージを掴んでもらえれば幸いです」 「あ、あーりーさーさーんっ!?」 「コーナーは四つ。『普通のお便りコーナー/雑談トーク』『懺悔します。だから愚かな私を罵って○○様!』『お悩み相談室』『フリートーク』です」 「考えた奴、きっとアタマワルイよなぁそのコーナー」 「(無視)それでは最初のコーナー、『普通のお便りコーナー/雑談トーク』を始めまーす」 「ごめんなさい僕が悪かったから無視しないでお願いだからアリサさぁあああああああんっ!? 〜ちゃららちゃーっちゃーっちゃん♪〜 「…………て、手紙、読んでいい……?」 「……勝手にしなさいよ」 「は、はぃぃぃっ。え、えーっと。ラジオネーム“檜山猫仮面”さんからのお便りです」
「……そういえば、何で?」 「あぁっ!? そっちから振ってくれたってことは許してもらえたってことでOK!? OKですかっ!? OKですよねっ!?」 「ええいっ、どうでもいいから早く答えなさーい!」 「っは、そ、そうですね! 答える! 僕、頑張って答えますよ! ええとですね……」 「この組み合わせなら絶対にパーソナリティ投票でトップにならないからなの」 「この組み合わせなら……って、ちょ、なのはさんマジ悪魔ぷぎゃぁっ!?」 「…………」 「軽口は早死の元なの。……くす♪」 「……(バカはいつでも、一番に死ぬのね)」
「ギロリ」 「ちょ、なんで睨むんですかアリサさんっ!?」 「アンタ、仮面被ってるじゃない」 「いや、それだからって僕って断定するのはどうかとっ!?」 「なら、他に誰がいるってゆーのよ! 言ってみなさいよっ」 「うぇええええっ!? え、えーっと……」 「…………」 「は、ハクオロさんとか!」 「誰よ、それ?」 「え? こんな人→」 「何だか好色そうな人ね……」 「そ、そうそう! 何せエロゲーの主人公ですからもうきょにゅーからにんにゅーまで何から何までを食いつくし目がーっ!? 目がーっ!?」 「ええいっ、女の子の前でそういう発言をするのを止めなさい……!」 「だからって爪楊枝で目突きはバイオレンスだと思うんですよっ!? ラジオ内バイオレンス! 医者を呼べ! 弁護士を呼べ! 訴えて勝ってやるっ」 「その前にセクハラでアンタを訴えてやるわ」 「……あ、えーっと」 「何か言い残すことは?」 「…………」 「…………」 「ツンツンしてデレない!」 「もしもし? あ、警察ですか? ええ、不審者が一人。住所は……」 「ちょっとストップストップマジネタなのねぇ止めてよお願いですからぁああああああっ!?」 〜ちゃららちゃーっちゃーんちゃーん♪〜 「……つ、次のコーナーに行きます」 「『懺悔します。だから愚かな私を罵って○○様!』のコーナーね」 「そうそう。その、マゾいコーナー名鳩尾にバールのようなモノが突き込まれているぅっ!?」 「だから女の子の前でそういうことを言うのは……」 「NG!? マゾいもNGですか今度はレバーッ!?」 「ええいっ、コーナーに入るわよ、コーナーに!」 「は……はい……イエス、マム……」 「このコーナーは“懺悔”のお便りにゲストがコメントをするコーナー……って台本に書いてあるけど、ゲストって誰よ?」 「レバーがー……鳩尾がー……痛ぇよぅ……」 「あたしの質問に答えなさい、今、すぐよ!」 「今回はアリシア・テスタロッサ殿であります、マム!」 「よろしい。……って、アリシアって誰?」 「わたしだよ」 「わ、わひゃぁっ!? び、びっくりしたぁ……って、フェイト……?」 「ううん、わたしはフェイトのお姉さんなんだ」 「え? でも……ううん、そっか。分かったわ。よろしくね、アリシア」 「うん。よろしくね、アリサ」 「(本来存在しない“アリシア”という少女への深い突っ込みはしない。流石アリサさん、空気が読める子だ)」 「おーい、空気の読めないコンー。お便りを早く渡しなさいよ」 「……そ、そりゃ、僕は空気読めませんがねっ!? その言い方は無いんじゃないかとっ!?」 「ちょうだい……おにいさん。わたし……はやくほしいの……」 「そ、そこも何か危ない発言はしないっ!? 今出すから、今出すからっ!?」 「ありがとぉ……おにーさん♪ くすくすくす♪」 「(……呼ぶゲスト、間違えたかな……。面白がってる、面白がってるよこのロリ姉さん……orz)
「お、追い詰められてるわね……」 「生真面目とゆーか、実はアホなんちゃう? とゆーか」 「けど、優しい人だよ、きっと」 「その意は如何に?」 「男の子はこれだから……。フェイトも苦労してるんだろうなぁ」 「あのですねっ!? どうしてそうなるのですかっ!?」 「まぁ……悪い人じゃないのは確かね」 「あぁあああっ!? ハブられてる気がするっ!? ハブられてる気がするっ!?」 「気のせいよ」 「気のせいじゃなぁああいっ!?」 「っというわけで、次のお便りお願い、おにーさん」 「ちょ、罵ってよアリシアさんっ!?」 「やだよ。だって私、猫派だもん」 「個人的な趣味ですかっ!?」 「まー……罵る気にもなれないわね」 「家主に猫飼ってること伝えろーな旨のことを言うくらいはさぁっ!?」 「細かいことに一々煩いわね、アンタ」 「だって誰も突っ込まないじゃないかぁっ!?」 「じゃあ、私が罵るわよ」 「ちょ、話飛びすぎっ!?」 「人のスリーサイズを聞くような男は留置所で過ごしてなさーいっ!」 「しかも前のコーナーのはがきに対してっ!?」 「楽しいね、2人とも。くすくす♪」 「僕は突っ込み疲れが…………」 「じゃあアンタ降板ね」 「ちょ、それも待っ!?」 〜ちゃららちゃーっちゃーっちゃー♪〜 「あの……どうして僕はここにいるのでしょう?」 「……まさか、本当に降板になるだなんて思わなかった」 「あ、あのー?」 「うるさいうるさいうるさい!」 「ちょっ!?」 「ラジオをやってるのよっ」 「あ、そうなんだ」 「っというわけで、手伝いなさい」 「それは構わないけど……何をすればいいの?」 「“悩み相談室”だって。お便りを読むから答えていけばいいよ〜」 「うわぁっ!? ど、どちら様っ!?」 「アリシアだよ。よろしくね」 「あ、うん。よろしく……」 「じゃ、お便りを読むわよー!」 「って、なんでアリシアがいるのぉおおおおおおっ!?」
「見なかったことにして次行きましょ」 「ちょ、いいのそれっ!?」 「アイツなら……ま、まぁ、その内帰ってくるわよ、きっと! ……た、多分」 「そんな夢を見ていた頃もあった……」 「それ、もう帰ってこないみたいじゃないかアリシアッ!?」 「?」 「帰ってこないのが当たり前って顔しないでーっ!?」 「って、それ僕のセリフッ!?」 「あ…………」 「くすくす」 「あ……ぅ……」 「…………」 「あたし…………」 「うん?」 「あたしだって……責任感じることくらいあるわよ」 「わたしも、本当に降ろされちゃうなんて思わなかったなぁ。……ディレクターさん、誰なんだろう?」 「くすっ」 「…………」 「…………」 「ちょ…………ッ!?」 〜ちゃららちゃーっちゃーっちゃー〜 「では、最後のコーナーでぇっす」 「なんであんたがいるのよっ!?」 「んぁ?」 「なんでそんな不思議そうな顔してるのよ……っ!」 「そりゃあ、ギャグキャラは不滅は世界の定理でしょうっ!?」 「不条理よそんな定理ッ!」 「不条理も通せば一本の理とな」 「るわけないわよこのアホーぉおおおおおっ!」 「あだっ!? いだぁっ!? ちょ、アリサさんそこは潰れると色々とマズイから止め―――」 「チェストォオオオオオッ!」 「ぎっ……やぁああああああああああああああっ!?」 「パーソナリティの2人が仲良く取り込み中なので」 「……仲、良いように見えないんだけど……」 「ユーノくん、スポンサーさんの紹介行くよ?」 「あ、う、うん」 「この番組は、FC2(サーバー)と」 「“ExpensiveNoise”(アイコン)」 「“けもの堂”(アイコン)の提供で、お送りしましたー」 「うるさいうるさいうるさぁあああい! 「ひぎゅぁあああああああああああああっ!? 〜追記〜 「しまったぁああああっ!?」 「ど、どうしたのよ?」 「いや、男性としての機能がアリサにずたぼろにされ」 「捻りつぶすわよこの野郎ッ!」 「ごめんなさい冗談です本題入まーすっ!?」 「……で、どうしたの?」 「えとですね。……コーナー1つ入れ忘れましたorz」 「…………」 「何か足りないなーって思ってたんだよなー……」 「はぁ……呆れた」 「わ、忘れてたもんは仕方ないだろうぅっ!?」 「それで、どうするの?」 「あ、今から追加収録です」 「はいはい……付き合ってあげるから、早めに終わらせましょ」 「おおう、協力的……?」 「代わりにギャラ3倍ね」 「ここに悪魔がいますよっ!?」 〜しばらくおまちください〜 「っとゆーわけで、取り出したるは一枚の葉書!」 「これは何のコーナーなの?」 「えーっと。命名“あの時、中の人的にどーだったん?”さっ」 「……なに、それ?」 「アニメ収録後の中の人ぶっちゃけ話みたいに、キャラクターを俳優とみなして小説の裏話をしてもらうコーナーさ!」 「……しょ、正気?」 「正気正気」 「でもそれって、あたし達じゃ収録できないわよね……?」 「…………」 「…………」 「こんなこともあろうかとっ!」 「うん……?」 「ユーノとなのはの楽屋を盗撮しておいた!」 「お、おまわりさーんっ!?」 「ちょ、ま、本気であぁ警官が来てぐぉおおおおおっ!?」 〜以下、カメラ内に残されてた映像/模擬しよ第一カード後〜 「は……恥ずかしかったね、ユーノ君……」 「あ……う、うん…………そうだね、なのは」 「えっと……その……あのね、ユーノ君」 「ど、どうしたのなのは……?」 「私、男の人と一緒の布団に入ったのって……お父さんとお兄ちゃんを除くとユーノ君が初めてだったの」 「う……ぁ……えーっと」 「ま……まだドキドキしてるよぅ……」 「あ……あは……あははは……。実は、僕もなんだ……」 「ユーノ君も?」 「うん……あ、あはは」 「は、恥ずかしいね……」 「う、うん……」 「で、でもね」 「う、うん?」 「私……この恥ずかしさ、嫌じゃないよ……?」 「映像はここまでぇっ!」 「アンタ、逮捕されたんじゃなかったのっ!?」 「コーナー、もう1つあったの忘れてたんだよっ!?」 「まだあるのっ!?」 「時間もないから駆け足で行くけどっ」 「う、うんっ」 「“演じて! パーソナリティ!”」 「それは一体、どんなコーナーなの……?」 「実際に見てもらった方が早いっ」 「え……?」 〜しばらくおまちください〜
「ちょ、いきなりそれっ!?」 「が、頑張ろうかユーノ君!」 「あぅ……そ、そうだね」 「でも」 「いざやろうとするとどうすればいいか分からないね」 「にゃはは……そ、そうなんだよね」 「……そ、そうだなぁ」 「あ、ユーノ君」 「な、何……?」 「あのね、えっとね」 「う、うん」 「キス……してみる……?」 「え…………?」 「映像はここまでぇっ!」 「さっきとオチが同じっ!?」 「つまり、“お便りで来た要望とゆーかシチュをパーソナリティが演じますよ”ってコーナーさ!」 「それはわかったけど……」 「何か不安そうな顔してるねアリサさん、どうしたの?」 「とんでもないのが来たらどうするのよ……?」 「そこは一応検閲通しますからっ」 「あ、そうなんだ」 「なんだよー、いつでも無修正ってわけじゃないぞぅ僕はー」 「たまには規制もかけるのね」 「んだんだ。でも、やっぱり見るなら無修正牙突とか喉に打ち込まれたら普通は死ぬのですがっ!?」 「ううううるさいうるさいうるさいうるさぁああああいっ!」 「ひ、ひぃいいいっ!?」 「その下にぶらさがってるもの、切り落としてやるーっ!」 「ちょ、ま、マジで待って謝るからごめんなさいアリサさんアリサお嬢様美しいアリサお嬢様ぁああああああっ!?」 「……ほんと?」 「う、うん……?」 「あたし、綺麗……?」 「嘘に決まってるでしょーが」 「…………」 「…………」 「…………へぇ」 「…………し、しまったっ!?」 「……殺す」 「いやアレはですね綺麗じゃなくて可愛いという意味でそれ以外の悪意ある意味は」 「問答無用死に晒せぇえええええええっ!」 「ひっでっぶぅううううううううっ!? |