その1
その2






†ヴィータ師匠の鬼修行〜番外編〜†


「今日は自習だ! 好きにやれっ!」

「そんな唐突なっ!?」

「あたしは用があるんだよ」

「あ、そうなんですか……」

「そうなんだよ。じゃな」

「はい。行ってらっしゃい」

「おうっ! あ、そうだ」

「はい?」

「……あたしの後は絶対につけるなよ?」

「は、はい」



「……なんて言われたら気になるよね?」

「ん……しょ……」

「ヴィータ副隊長は何をしてるんだろう……?」

「んしょ……ん……んんっ……」

「……………」

「あ……ふわ……んぁっ……っ」

「……いくら揉んでも胸は大きくならないと思いますヴィータ副隊長」







†ヴィータ師匠の鬼修行〜番外編その2〜†


今日はあれを倒せ!

無茶ですよ!

倒せよっ!

東京タワーを倒しちゃだめですよ!

「あんだよー……ひっく……」

「“ひっく”って、もしかして酔ってますか?」

「んなわけねーよ! あらひひゃよっはらっひぇなんふぁ……きゅう」

ヴィータ副隊長ー!?

「くー……すー…………」

「ね、眠っちゃったのか……まったくもう」

「えりおー……ぐぅ……」

「はいはい。強くなれーとかそういう言葉なら耳にタコができるくらい聞きましたよ?」

「あたしのためにまいあさみそしるをつくれー……すぅ……」

「えーっと……うーん」

「つよくなれー……Zzz」

「はい。そうさせてもらいます」





BACK

inserted by FC2 system